植物がしおれたり、
葉が黄色く枯れあがってきたりする症状が出ることがあります。
そのような場合、まずは潅水や肥料の過多・過少、
気温や地温が暑過ぎる・寒すぎる、
薬害など、物理的な栽培環境に原因がないかどうかを考えてみます。
それらが当てはまらない場合には
病虫害の可能性を考えます。
土壌病害が発生する原因は、
多くの場合は連作によって
土壌中に病原菌が増えてしまうためと考えられています。
けれども、作付け初年から数年目で発病することがあったり、
気象条件などによって発病の程度が変わったりすることもあります。
発病してしまった株に対しては、
多くの場合どうすることもできません。
生育が望めないような状態になれば抜き取って処分します。
発病した畑には、病原菌が長い間土壌中に残るので、
なるべく同じ作物を作らず、
毎回違う作物を植えていくことが理想です。
やむを得ず連作する場合は、
その病害に抵抗性を持つ品種、
あるいは抵抗性品種を台木とした接ぎ木苗を植えると被害が減ります。
病害の種類によって台木の品種は変わりますので、
普及指導員や営農指導員などに病害を同定してもらうとよいでしょう。
その土壌病害に対する抵抗性品種がない、
あるいは抵抗性を持たない品種を植えたいという場合には、
土壌中の病原菌密度を減らして発病を抑えることを考える必要が出てきます。
以下、いくつかの方法を記しておきます。
1. 病土を取り除く
発病した株を中心にして1メートル四方程度の部分の土を、
深さ1mくらいまで取り除けば、
病原菌の密度を減らすことができるでしょう。
ただし、かなりの労力が必要です。
また、作物によっては根がかなり広範囲にわたり、
深く伸びていくので、
取り除いた土の周りに病原菌が残っている可能性はあります。
2. 土壌中の根を分解させる
栽培が終わり片付けたら、
堆肥をまいて土とよく混ぜた後、
大量に灌水して土の中に残っている作物の根を分解させるようにします。
分解を進めるためには温度と水分が必要ですので、
地温を確保し、次に植えるときまで土を乾かさないようにすることが大切です。
こうすることで病原菌のえさが分解されて減るので、
病原菌の増殖速度が少しは抑えられるでしょう。
3. 土壌消毒をする
薬剤や熱などを使って土壌中の病原菌を減らす方法です。
薬剤を土に混ぜたり、注入したりして殺菌する方法や、
バーナーで土を焼いたり、熱水や蒸気を使う方法、
石灰窒素や太陽熱を利用する方法、
米ぬかなどを使った土壌還元消毒法などがあります。
なお、微生物資材で土壌病害を管理することは、
今のところはできないと考えた方がよいでしょう。
土壌病害は発生すると根絶はかなり難しいです。
被害を抑えるために上述の方法を組み合わせて、
できるだけ病原菌の密度を下げた方が良いのですが、
連作せざるを得ない場合は、
土壌病害と付き合いながら
作物を育てることになると考えた方がよいでしょう。
葉が黄色く枯れあがってきたりする症状が出ることがあります。
そのような場合、まずは潅水や肥料の過多・過少、
気温や地温が暑過ぎる・寒すぎる、
薬害など、物理的な栽培環境に原因がないかどうかを考えてみます。
それらが当てはまらない場合には
病虫害の可能性を考えます。
土壌病害が発生する原因は、
多くの場合は連作によって
土壌中に病原菌が増えてしまうためと考えられています。
けれども、作付け初年から数年目で発病することがあったり、
気象条件などによって発病の程度が変わったりすることもあります。
発病してしまった株に対しては、
多くの場合どうすることもできません。
生育が望めないような状態になれば抜き取って処分します。
発病した畑には、病原菌が長い間土壌中に残るので、
なるべく同じ作物を作らず、
毎回違う作物を植えていくことが理想です。
やむを得ず連作する場合は、
その病害に抵抗性を持つ品種、
あるいは抵抗性品種を台木とした接ぎ木苗を植えると被害が減ります。
病害の種類によって台木の品種は変わりますので、
普及指導員や営農指導員などに病害を同定してもらうとよいでしょう。
その土壌病害に対する抵抗性品種がない、
あるいは抵抗性を持たない品種を植えたいという場合には、
土壌中の病原菌密度を減らして発病を抑えることを考える必要が出てきます。
以下、いくつかの方法を記しておきます。
1. 病土を取り除く
発病した株を中心にして1メートル四方程度の部分の土を、
深さ1mくらいまで取り除けば、
病原菌の密度を減らすことができるでしょう。
ただし、かなりの労力が必要です。
また、作物によっては根がかなり広範囲にわたり、
深く伸びていくので、
取り除いた土の周りに病原菌が残っている可能性はあります。
2. 土壌中の根を分解させる
栽培が終わり片付けたら、
堆肥をまいて土とよく混ぜた後、
大量に灌水して土の中に残っている作物の根を分解させるようにします。
分解を進めるためには温度と水分が必要ですので、
地温を確保し、次に植えるときまで土を乾かさないようにすることが大切です。
こうすることで病原菌のえさが分解されて減るので、
病原菌の増殖速度が少しは抑えられるでしょう。
3. 土壌消毒をする
薬剤や熱などを使って土壌中の病原菌を減らす方法です。
薬剤を土に混ぜたり、注入したりして殺菌する方法や、
バーナーで土を焼いたり、熱水や蒸気を使う方法、
石灰窒素や太陽熱を利用する方法、
米ぬかなどを使った土壌還元消毒法などがあります。
なお、微生物資材で土壌病害を管理することは、
今のところはできないと考えた方がよいでしょう。
土壌病害は発生すると根絶はかなり難しいです。
被害を抑えるために上述の方法を組み合わせて、
できるだけ病原菌の密度を下げた方が良いのですが、
連作せざるを得ない場合は、
土壌病害と付き合いながら
作物を育てることになると考えた方がよいでしょう。