ところで、土壌化学分析で表示される単位の(mg/100g)は、
土壌100g中に含まれる分析成分の量(mg)を示しています。
大まかにいえば、
この数値は、面積10aあたりに含まれている成分量kg(kg/10a)
と、そのまま読み替えることができます。
たとえば、硝酸態窒素の分析値が10mg/100gだったとすると、
土壌100g中に10mgの硝酸態窒素があるということです。
それはつまり、
硝酸態窒素が10アール当たり10kg(10kg/10a)
含まれていると考えることができるということです。
もちろん、有効態リン酸や交換性塩基(石灰・苦土・加里)などの場合でも
同じように考えることができます。
なぜそうなるかというのは、少しややこしい話ですが、
次のように考えることができるでしょう。
土壌と分析値をそれぞれ10a当たりの量に換算すると、
面積10aで作土10cmの土の容積は10m×10m×10×0.1m=100立方メートル・・・①
その重さは、土の比重を1とすると、①より、100t・・・②
(水1立方メートルは1tなので、100立方メートルでは100t。
ここでは比重を1としているので、
水と土の容積と重さの関係を同じと考えています。)
②より、土100gを1,000,000倍すると、100t・・・③
1mgを③と同じように1,000,000倍すると、1kg・・・④
そこで、④/③を考えると、mg/100g = kg/100t・・・⑤
また、①②⑤より、mg/100g = kg/100t = kg/100立方メートル = kg/10a 。
土壌100g中に含まれる分析成分の量(mg)を示しています。
大まかにいえば、
この数値は、面積10aあたりに含まれている成分量kg(kg/10a)
と、そのまま読み替えることができます。
たとえば、硝酸態窒素の分析値が10mg/100gだったとすると、
土壌100g中に10mgの硝酸態窒素があるということです。
それはつまり、
硝酸態窒素が10アール当たり10kg(10kg/10a)
含まれていると考えることができるということです。
もちろん、有効態リン酸や交換性塩基(石灰・苦土・加里)などの場合でも
同じように考えることができます。
なぜそうなるかというのは、少しややこしい話ですが、
次のように考えることができるでしょう。
土壌と分析値をそれぞれ10a当たりの量に換算すると、
面積10aで作土10cmの土の容積は10m×10m×10×0.1m=100立方メートル・・・①
その重さは、土の比重を1とすると、①より、100t・・・②
(水1立方メートルは1tなので、100立方メートルでは100t。
ここでは比重を1としているので、
水と土の容積と重さの関係を同じと考えています。)
②より、土100gを1,000,000倍すると、100t・・・③
1mgを③と同じように1,000,000倍すると、1kg・・・④
そこで、④/③を考えると、mg/100g = kg/100t・・・⑤
また、①②⑤より、mg/100g = kg/100t = kg/100立方メートル = kg/10a 。
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