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葉が縮れる(1) 栽培管理によるもの

2011年08月10日 | 栽培管理
トマトの葉が急に縮れたようになる原因は、
大きく分けると3つが考えられます。

(1) ホルモン処理によるもの

着果ホルモン剤を花房へかけた時に
新芽にもかかってしまうと、
新しく出てくる葉が細く糸状になったり、
縮れてしまったりすることがあります。
ホルモン剤は果房にだけかかるように
作業を工夫しましょう。
手間はかかりますが、ゴム手袋をはめて、
スプレーしない手で花房の付け根側に壁を作ってから
ホルモン剤をかけると良いでしょう。

新芽にホルモン剤がかからなくなれば、
そのうちに正常な新しい葉が展開してくるでしょう。

(2) 水や肥料のやりすぎ

定植後、初期に水や肥料を与えすぎて
トマトの樹勢が強くなり、
茎が太く、葉が波打って縮れているように見えることもあります。
実は結実しないか、
着果しても小さく、質が悪いことが多いです。

あまり遅くなると手の施しようがなくなってしまいますが、
初期であれば潅水量や追肥量を修正します。
吸収してしまった養水分を消費させるため、
こまめに摘葉してストレスを与えます。
花房にホルモン処理をして結実を促進したり、
空間が赦されれば腋芽を一本伸ばし、何段か結実させたりして
養水分を分散させるのも良いでしょう。
ハウス栽培では、しばらくの間夜温を少し高くし、
消耗させるのも一つの方法です。

(3) 除草剤によるもの

トマト畑周辺に除草剤を散布した場合、
除草剤がドリフト(飛散)して
トマトにかかっていたりすると、
成長点付近が黄色くなり、
葉が縮れてくることがあります。
風向きや風の強さによって違いはありますが、
除草剤を散布した日や場所に心当たりがないか
思い出してみましょう。

除草剤が僅かにかかっていた場合は、
しばらく生育が停滞することもありますが、
そのうちに新しい葉が展開して回復すると思います。

残りの1つは、別で扱います。


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