サロメのすぎさる日々

ヤマザキのデニッシュレモンがお気に入りです

ジョニーデップ エド・ウッド

2007-06-12 | 映画(DVD)
エド・ウッド
売れないB級映画を撮り続け、史上最低の映画監督と呼ばれた人。

資金難と直感でエドの集めた役者たちは
怪物を地でいく、変な人ばっかり

資金難で大変なんだけど
四苦八苦しながらも明るいので、どことなく上品。
どんなときでも人を裏切らないので、なんとも上品。
そしてなにより 自分が一番自分の作る映画を楽しんでいるところが
とても上品です。

つまらなさ過ぎて暴動がおこっちゃうほどの映画って
どんな映画だったんだろうね。
観たら、私も怒って、ポップコーン撒き散らすかしら。

セントオブウーマン /パッヘルベルのカノン

2007-06-12 | 音楽
セント オブ ウーマン サントラ


それまで無冠の帝王と呼ばれた、
アル・パチーノがやっとアカデミー賞をとった映画・・
と言っても、「賞やるんならゴッドファーザーでやれよ!今更ー!」
って誰もが思ったであろう映画なので、
サントラまで買った人はあんまりいないと思う。

この中のタンゴが好きで買ったんだけど、
何度も聞くうち、とっても好きになってしまって、
私の癒され系CD。

それまでの私の癒されNo.1は
泣く子も黙ってうっとりするパッヘルベルのカノン。

二十歳前、初めてカノンをどこかで聴いて、
頭の中でメロディが鳴り続いて
でもなんていう曲がわからなくて、
ふわふわしていた。

ヨハネスのお友達にこの曲なんていうの、って歌ってみたら、
お友達はちょっと困りながら、
「カノン、パッヘルベルのカノンとちゃうかな」と教えてくれた。

いきなりお友達に歌って聞かせたので、
ヨハネスはごめんな~とお友達に恐縮していたけど、
(ソーユーハズカシイコトハオレダケニシナサイ!)
パッヘルベルとは地名なのか、人の名前なのか、曲の形式なのか、何の名前だろうと、salomeはそれを尋ねるのはさすがに恥ずかしかったので、
またあとで、ヨハネスに聞こうと思って、
一生懸命、忘れないように、
パッヘルベル、パッヘルベルと心の中で唱え続けていた。




その後、アルビノーニのアダージョとパッヘルベルのカノンがはいったLPを
ヨハネスが買ってくれた。

思い出。

オペラ座の怪人 最終章

2007-06-11 | 映画(DVD)
クリスティーヌの選択

クリスティーヌは振り向き振り向き
ラウルと小船にのってゆきます

振り向き振り向き
心を残してゆくので
後々まで子爵に繰り返しファントムの話を聞かせます

クリスティーヌは
幸せだったと思います
でも
ファントムに心を残しています



選択とは、心を決めたあと、
どちらが幸せになるか
ではなくて
どちらが心を残さないか
なのだと思います


陳腐な幻想ロマンスだけどね、
salomeにとってはね
大事な時期の
大事な物語に
なりました。

マランツ Model1122

2007-06-11 | オーディオ・ホームシアター
とっても好きです このプリメインアンプ。
変なところが 無いのです。

癖はどこがどうと 言えないです

上も下も楽々と 
弄られた 後もなく
のびやかに
高らかに
すっきりと

安普請の25畳リビングなんか
軽々 振動させて
おまけに2階もゆさぶって
お風呂のお湯もゆらゆらさせて

まだまだ暴れられるんだけど
この辺にしておいてあげる

とやさしく
遊んでくれて あやしてくれる感じ
今のsalomeの一番のお友達

そんでついでにすんごく見直したのが
JBL LX66

誰かさんの あんぐりな巨大装置みてたら、
とっても 上品でかわいらしい小さなスピーカーだと
思っていたんだけど、

こちらも 楽々とお家を揺さぶって、高らかにうたってくれて、
あー オーケストラも歌声も
本気で聞けて♪こちらもまだまだ余裕ゝゝ


機械がパワフルなのか、この木造の家がよく鳴るのかは
salomeはしらない。
でもいいコンビネーションには違いない


接点復活剤

2007-06-07 | オーディオ・ホームシアター
左のスピーカーがジャリジャリ言ったり、音が出なくなった。
マランツのプリメインアンプ、モデル1122。
ジャンク扱いでお願いしますって、ヤフオクに書いてた・・・

いろいろあって、自分が諸悪の根源のように思えて自分を処分してしまいたかったところへ、子供が体力がないのに、とってもいけない偏食をするので、ものすごくきつく叱ってしまって、自分のヒステリーか子供のためがわからなくなって、このようなことではもう、母親の資格も女性としても、処分しないといといけない人間だと落ち込んでた。それでも毎日をなんとかしのいで生きていかないといけないんだけど、このような自分に餌をやる必要はないと思ったら、ずーっと吐き気がしてて、これでは、また次に過換気がくるのかと、恐々としていた。

マランツの修理にヨハネスが持ってきた接点クリーナーは何を溶かすのか、固めるのか、しらないけれど、機械を開腹して、オペとはいえないくらい、ちょっとした処置で、音がいともかんたんに復活した。

各接点を処置しながら、ヨハネスのいう、「接点の周りは鉛筆の芯のようなカーボンで覆われててそこが、、、」というウンチクに応えたF彦の「鉛筆の芯とダイヤモンドは作ってる物質は一緒やけど、構造がちがうだけで・・・」というウンチクを聞いてて、自分は何も上等なウンチクがでてこないでとりのこされているのが妙にうれしかった。

手術を終えて定位置にもどったマランツは昨日とはまったく違う音を出した。

上品でのびやか。音に色彩がついた。
接点が楽になったら、野獣が王子様に変身した。

ヨハネスは自分が選んだくせに、「あ、いいアンプやな」といって、接点復活剤と一緒に帰っていった。

F彦は「音が丸なったなー全然変わった」といいつつ、母親のかけるCDを、「このCD学校に持っていって、音楽の時間にみんなに聞かせるねん」という。

せめてマイルスデイビスくらいにしてほしいのだけど、F彦が中学校に持って行きたいのは、「世界でもっとも有名なイントロを持つ曲」とウンチクを言いたいのか、私の「オペラ座の怪人」サントラ。母親が気に入っていたら、自分も気に入るところが、いとおしい。
もう大きいのに、あんな叱り方をして、子供は一生くやしく思い出すだろうと思っていたが、あいかわらず母親になついている。

ヨハネスが帰ったあとも、子供たちと遅くまで音をきいた。


マランツ Model1122

2007-06-04 | オーディオ・ホームシアター
ヨハネスさんが、マランツのプリメインアンプ モデル1122を持ってきてくれました。
前のマランツより、ふるーい機種だそうです。

あー 全部の音がすっきりはっきりくっきり~

ノ~ストレス~
何を聞いても
ノ~ストレス~

ちょっと色気はないけど、
とってもいいです。

前のマランツは機械に
「ワタクシはこういう音です」
ってお高く宣言された感じがあったけど、

こんどのは、「高らかに、鳴らしまっせ~!」
って感じで気取りがないのがうれしい。

うん、アメリカン!