『この点でわたしは、どこかの森の中で道に迷った旅人にならった。
旅人は、あちらに行き、こちらに行きして、ぐるぐるさまよい歩いては
ならないし、まして一ヶ所にとどまっていてもいけない。いつも同じ
方角に向かってできるだけまっすぐ歩き、たとえ最初おそらくただ偶然に
この方角を選ぼうと決めたとしても、たいした理由もなしにその方向を
変えてはならない。というのは、このやり方で、望むところへ正確には
行き着かなくても、とにかく最後にはどこかへ行き着くだろうし、その
ほうが森の中にいるよりはたぶんましだろうからだ。』
デカルト「方法論序説」谷川多佳子訳
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方法序説 (岩波文庫) |
デカルト | |
岩波書店 |
初めは自信と確信をもって歩き出した「道」、そしてやり始めた「仕事」であっても、ちっとうまくいかなくなると、「この道は違うのではないか」、「この仕事は自分には合っていないのではかない」と疑いたくなるものです。
でもその都度道を変えていては、ちょうど「森の中で道に迷った旅人」が「ぐるぐるさまよい歩く」ように、いつまで経っても森から抜け出すことはできません。
道に迷ったらぐるぐるさまよい歩いてもいけないし、まして「一ヶ所にとどまっていてもいけない」のです。森の中で道に迷ったら、「いつも同じ方角に向かってできるだけまっすぐ歩き」続けることが大事です。
自分が決めたことをただひたすら淡々と日々こなすこと。地味ですが、何かを成そうとするのであればこの道しかないような気がします。
さて12月も第二週です。今週も元気にコツコツとやって生きたいと思っています(笑)。
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