野良坊

  日向ぼっこでのんびりと失礼しています

母に捧ぐ

2011-07-14 17:05:51 | Weblog


おばあちゃん
まだおじいちゃんにはお逢い出来ないでしょうか?
ここへ嫁いできて三人の家族の送り人になってしまいました。
親戚の方を入れると九人・・・実家の両親を入れると十一人!!!・・・・。
おじいちゃんが数えて88歳で逝ってから早10年・・・・・・・。
その間、おばあちゃんも大変だったと思います。おじいちゃんは凄いマメで何でもやってくれましたよね。
洗たく、掃除、アイロンかけなんでも完璧、慣れるまで大変だったと思います。
それでもおばあちゃん、93歳と10か月、健康だったのですね。
歩けるうちは母屋と隠居は続いているので何度も往復して食事も一緒でした。段々歩行が困難になり
食事を運び、ベット生活になれるまでも色々ありましたよね。食べることも困難になり、タンが絡んで来て連れが早めに田畑に出てしまった時は凄い心配でした。人間はどうして死がまじかになるとタンが絡んでくるのか、いつも不思議に思います。あれがなかったら眠るように逝けるのにと。いつ頃からでしたっケ?おばあちゃん眠っている時間が多くなって来たのは、食事中も一口ふた口食べると眠ってしまって、おばあちゃん食べている時は眠っちゃダメよと何度声をかけたか。2年ぐらい前から段々と会話がなくなり、私ひとりでおしゃべりして、時たま声かけにアーとか返事があるとおばあちゃん今日は二言話したよなんて夫に自慢していました。
6月12日(日)朝、いつものように食事の時間、ゆるいおかゆも飲み込もうとしない、水分を口元に入れても自然と口から出て
しまう、食べられなくなってしまったんだ・・・・・妹に電話を入れたら早めに来てくれましたが、いつものように母は眠っていましたので色々話をしてそのまま帰りました。昼食も食べれなくてただ静かに眠りの世界、午後5時ごろも静かに、今夜はそばに寝ようと布団を運んできました。夕飯の時、呼吸がちょっと荒い、母屋に戻って夫に話をして、結局救急車をお願いしてしまいました。
おばあちゃんは眠るように逝けるかなと思っていましたし、祖父の様に自宅で見とれるかなと思っていましたが、おばあちゃんの様子を消防署の方にお伝いえして何かいい方法ありますかと、聞きましたらそれは病院に行った方がいいよと話して下さり、入院となりました。やっぱり病院の方が良かったのですよね。13日間の入院でしたけれど、痰が絡んであれは苦しいし器具で取って下さる看護士さんも難しそうでした。男性の若い看護士さん、器具を口から入れても取れなくて、鼻から入れても駄目で女性の看護士さんは簡単に上手に出来ました。慣れなのでしょうか。どうぞ頑張って下さいね。入院10日過ぎて元気になれそうないいところ見せてくれたのに6月24日午前4時24分帰らぬ人となってしまいました。おばあちゃん、これまで色々と有難うございました。おじいちゃんとまた仲よくできますね。

週2回、デイサービスでお世話になった皆様、ショートステーで2回ほどお世話になったホームの皆様、

社会福祉協議会の is さん 近くの医院の K 先生

その他大勢の皆さまにお世話になり、有難うございました。お陰さまで助かりました。

最初は介護保険を利用をさせて頂く事に凄い抵抗があったのですが、お陰さまで利用させて頂き、本当に良かったです。

母ともども改めて御礼申し上げます。

お世話になった皆様、

どうぞ御身お大切にご活躍くださいませ。