活き桜 ~桜のいさぎよさ~   

2020年東京オリンピック!!

文士というものは

2011-12-03 11:38:28 | Weblog
文士、いわゆる小説家、それも純文学作家と呼ばれる人たちは、それこそ身を粉にして命を削って作品を書くという。作品のひとつひとつが自身の人生、生き様なのである。だからこそ全てを出し尽くしたあとは何が残ろうか。死しかないのでは…だからこそ小説家の多くが自らの手で命を絶つケースが多いのでは。川端康成しかり、芥川龍之介しかり、太宰治しかり。数え切れないほどの文豪が自ら命を絶っている。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そして、三島は (夏目鴎外)
2011-12-03 21:45:56
彼の『憂国』という作品ご存知ですか? 舞台は戦時中、2・26事件を背景に 青年将校とその妻が織りなす凄絶なる生き様が描かれている作品である。主人公が割腹するところで幕を閉じるのであるが、明らかに三島は、この作品に心酔していた。なんと彼は自らの監督主演で映画化までしている。その映画は彼の事件後しばらく上映禁止となり封印されたのである。あまりにも 壮絶な割腹シーンが事件と酷似していたからである。しかしながら三島自身は、このシーンを特に気にいっていたと言う。士に憧れ、死に憧れ、死に場所を求めていたのかもしれない。これで三島由紀夫の項は終わりにしたいと思います、ご静聴ありがとうございました。
返信する
命は人生は (ラマン1/2)
2011-12-03 21:47:05
その長さが決まっているんですかね。
つい最近亡くなられたスティーブ・ジョブズ氏しかり、魂をより多く使っているような方がたが早くに逝くような気がします。
返信する

コメントを投稿