クリアファイルのその中は

何気ない毎日は、何気なく良い。

モデルは黙って微笑む

2013-05-21 17:34:08 | 日記

あーちゃん猫は、何をされても意外と平気。
鹿の角カチューシャを付けられても、しばらくは平然と過ごしてくれる。

飼い主の自己満足に黙って付き合ってくれる。

「きゃー♪可愛い!」と言う親バカにわかカメラマンの気が済む頃を見はかり、自らの手(厳密に言うと足だけど)で外す。

この写真は半年程前に撮ったものだ。
これから何度かあーちゃんに付けて楽しんだが、そのうち飼い主が飽きてきたんだろう。
しばらく角カチューシャの所在が不明だった。

で、ふと気が付くと、持ち主が代わっていた。


まぁ元々の持ち主は次男なんだけどね。
さすがに18歳の男の子はもう付けないか。

と、思ったけど試しに息子に付けたら、結構長い時間黙って付けていた。

あーちゃんといい、ティガーといい、付き合いが良い。

でもカメラを向けたらサッと外された。
残念!

小さい頃なら喜んで撮らせてくれたのに。

まぁだから最近の写真は猫はかりになったんだよね。

かっとばせ~ストレス

2013-05-17 00:00:28 | 日記
来週は火曜日から金曜日まで仕事が入っている。
いつものように今週末を富山DAYにすると、一度戻って月曜日だけ奈良滞在ですぐ富山に行く事になる。

そろそろ疲労も溜まり、子供らも不満を言うようになってきたので、今週はパスするつもりでいた。

ところがこういう時に限って、今週末に2つも会議が入った。
とんぼ返りになりはするが、新体制になって間もないだけに出席しなくてはな、と思っていた。

しかし社長である弟が「今回は良いよ」と言ってくれたので甘えさせてもらうことにした。


と、決めたのもつかの間。
京都の取引先が福井に出張の帰りに富山に寄りたいと連絡があった。

更に以前私の担当だった富山の営業さんから電話があった。
本当は元・夫に電話したつもりだったのに、(姓が一緒なので)つい間違えて私の方に掛けてしまったそうだ。

「間違っちゃいましたが、お話出来て良かったです~」と、しばし話しをしていたら、

「実は今週末、専務(元・夫)と約束してるんです。
むーさんも週末はいらっしゃると聞いていたので、お会いできませんか?」


うーん・・・これは今回は無理してでも行かなきゃいけないってことだろうなぁ。


しかし、気持ちはしっかり「パスモード」だった。
体調が悪く、今週明けからアチコチの病院で検査していた。
幸い何ともなかったとはいえ気持ちは「病人モード」なのだ。


いつもだと今頃電車に乗っている時間。
「行けば良かったかなぁ」と「無理は禁物」という思いが頭の中をグルグル回っている。


長男が今日はたまたま休みになった。
悩んでいる私を察してか、

「母さん、久しぶりにバッティングセンター行かない?」

と誘ってきた。

いいかも。

カキ~ンとボールを打ってストレス解消してこようっと。

ただし、当たらなかった時は加齢を感じ益々ストレスが溜まるかもね。

奇しくも「母の日」の次の日であった

2013-05-14 11:08:45 | 日記
我が家はケーブルテレビに加入しているので、チャンネル数は多い。
なのに、どこをつけても面白く無い番組しかやっていない時間帯がある。

夕べも夕食後、真剣に観ないまでも「流しっぱ」にするものまでも無かった。

長男がディスカバリー番組に合わせると、ゾウの親子がノンビリ歩いているシーンだった。

「これでいっか」

と、歯磨きタイムのお供に彼はその番組を選んだ。

「そうそう、癒されるよ~」

私はそう言いながら皿を洗うために台所へ。


ついつい口ずさんでしまったのが童謡「ぞうさん」

鼻歌と言うヤツは一度歌ってしまうとエンドレスに歌い続けるものだ。

私も機嫌よく(?)「ぞぉ~さん、ぞぉ~さん、お~鼻が長いのね」と繰り返し歌った。


お鼻が長いのは母さんも一緒なんだよ~と嬉しそうに(多分・・・)言う小象。
2番の歌詞には「誰が好きなの?」と問われて
「あのね、母さんが好きなのよ」と、照れ臭そうに(恐らく・・・)答えるのだ。

≪お母さん、大好き!≫っていう小象の気持ちが簡潔な歌詞の中から取って読める。

まさに「母さん冥利に尽きる」と言っていいほど嬉しい歌詞だったりする。


そんなhappyな気持ちで口ずさんでいると、居間でテレビを観ていた長男が

「母さん、ノンキに歌っている場合じゃなくなった。事態が変わったし。」と言った。

丁度片付け終わり、私もテレビを観に行く。


干ばつでエサが無く、何日間も続く大移動の末、お母さん象が倒れてしまっていた。
仲間達と小象がグルグルと母親象の周りを歩き続けるのだが、やがてリーダーの象が前に歩き出す。

ここで静かにナレーションが入る。

「仲間を助けるために、リーダー象は母親象を置いていくことに決めたのだ。
それは小象を生かすためでもあるからだ。」

置いて行かれた母親象は、最後の瞬間まで小象の成長を願っていたに違いない。


「母の愛は海よりも深く、空よりも広く、そして自分の命よりも子供の幸せを願うものなのよ~。」

と、息子が感じてくれただろうか?


うーん・・・それよりも息子の様子から察するに、空気を読まずにノンキに象さんを熱唱していた私に呆れていたって感じだったな。

たまにはマジメにお仕事のブログ

2013-05-13 00:51:58 | 日記
仕事用に開設したgooブログ。
いつの間にやら「真面目な方のブログ」に位置づけてしまった。
(ちなみにオモシロブログはアメバで^^;)

今日は初心に戻り仕事の報告。
(というか、一度でも仕事用に使ったことはあるのか?)(ないな)



5月のギャラリーは「チタンガラスアート・きらら」。
大阪在住の80代の素敵な作家さんです。
(60代に一大発起し、イタリアに留学されて技術を取得されました)



神戸の震災の時、復興を願って作り始められたという「フラワーロードシリーズ」。

この写真は今回の展示会のポスターに使用の予定です。


スクエアタイプのペンダントトップ。


そして、作家さん渾身の作品「黄金虫」ペンダント。



バラシリーズも可愛らしく、こちらは指輪タイプもある。




と・・・アップしてみたものの、冒頭に書いた通り、すでにこのブログは業務用ではない。

本当は業者さんや作家さんに紹介しなくてはいけないページなのに、恥ずかしくてお知らせもしていない。

どこか違うところでちゃんとした仕事ブログを作らなくちゃなぁ~。

奈良のお母さん

2013-05-05 10:22:53 | 日記
奈良に越して6年になる。

その頃からお付き合いのある化粧品屋さん。
「奈良のお母さんだと思っているのよ」と言ってくださる店長さんが、いつも私を叱咤激励してくれる。

私は客としては最悪で、このお店ではサンプルを頂戴するだけで、肝心の化粧品はドラッグストアで買っている。
それを知っていて、店長のHさんは「買わなくて良いから顔を見せにおいで」と言ってくださる。

最近の私の状況から友達には「奈良にいてね~」と言われても、Hさんだけが
「冷静に考えたら、富山に帰らなきゃダメだよ」
とアドバイスしてくださる。
本当にありがたい存在なのだ。


Hさんのお店は近所の大型モールの中にある。
資生堂に限って言えば、近畿圏で売り上げはいつもトップクラス。
モールの中でも店舗売り上げは常にトップ3に入っている優良店だ。

そんな好成績のお店なのに、モールを改築するから移動してくれとお達しがあった。
専門店スペースなのに、プライベートブランド専門ブースにするらしい。

移動先はモールの端っこで、契約も1年半。
その後またどこかに移れとのことだそうだ。
勝手な話。

その度に発生する改築費や原状復帰改装費などを考えると、移転より撤退の道を本社は選択された。
奈良県内に数店舗を経営する化粧品店なので、お店の社員たちは彼方此方に移動になるそうだ。
でもHさんはこれを機に隠居し、余生を楽しむことにされた。


明日、とうとう閉店の日を迎える。
買い物のついでに立ち寄って、世間話や相談事をすることが出来なくなる。

Hさんは親でも言いにくい事をキッチリ指摘してくれる。
お店ではもう会えないけれど、これからはお茶飲み友達(?)になるつもり。

6年前、1本の化粧水を買うためにフラっと入ったお店。
まさかこんなに素敵な関係になれるなんてね。(しかも私はほとんどお客とは言えないし^^;)

奈良のお母さん、これからも宜しくお願いします。