上野恩賜公園を散策しながら向かった温泉は、
公園すぐ隣にある「水月ホテル鴎外荘」
文豪・森鴎外ゆかりの宿として慕われているホテルです。
その名のとおり、ホテル内には森鴎外が暮らしていた旧邸が大切に保存されていて、
「舞姫」を執筆したお部屋も残されています。
▲「水月ホテル鴎外荘」外観
外観は洋風建築のホテルですが、
中庭は純和風の造りで、森鴎外の旧居が庭園と共に残されています。
▲▼森鴎外旧居
「舞姫」を執筆したお部屋は「舞姫の間」と呼ばれ、
現在はお食事処として京懐石料理を頂くことができます。
日帰り温泉で訪問したホテルでしたが思わぬところで歴史に触れることができました。
森鴎外の旧邸もさることながら、温泉も都内第1号の天然温泉という歴史ある温泉。
▲温泉入口
「檜の湯(古代檜漆浴槽)」と「福の湯(天然大理石浴槽)」のふたつのお風呂があり、
男女日替わりでどちらかの利用となります。
私の訪問した日は「檜の湯」が女湯。
なのに入口の暖簾は「福の湯」が女湯という暖簾になってしまっていますね・・・
▲「檜の湯」
浴槽はとても豪華な造り。
樹齢2千年の古代檜に漆を塗り重ねたもの。
ホテルならではの贅沢なお風呂です。
肌触りがなめらかで湯船に浸かっていると優しく包まれているような気持ち良さ。
いつまでも浸かっていたい心地良さです (*´ー`*)
▲「檜の湯」表示案内
▲脱衣所
脱衣所も綺麗に清掃が行き届き、とても清潔で気持ち良く利用できます。
マッサージ機は無料。
給水機はなんとサントリーの「南アルプスの天然水」
飲み放題です。
湯上がりの一杯は格別でした (*^~^*)
残念ながら男湯となっていてお目にかかることのできなかった「福の湯」
天然大理石浴槽も気になるところです。
湧出量が少なく加水されてしまっている点がひとつだけ惜しいところですが、
それ以上に設備や雰囲気、サービスはホテルの日帰り温泉ということもあって贅沢な気分を味わうことができます。
お風呂上がりに鴎外旧邸庭園を散策するのもほてった体を冷ますのにちょうど良いですね。
只今「ぐるなび」で日帰り温泉1500円のところ1000円に割引されるクーポンが発行されています。
お得ですよ♪ (私もこのクーポン利用です・・・笑)
(入湯日:2010.12)
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入浴料金 : 1500円
日帰り入浴時間 : 15時~23時 (土日祝日は12時~)
定休日 : なし
駐車場 : なし (近隣に有料駐車場あり)
住所 : 東京都台東区池之端3‐3‐21
電話 : 03-3822-4611
アクセス : (車)首都高速1号上野線 入谷出口より約2km
(電車) JR上野駅より 徒歩12分
(その他)JR上野駅から送迎バスあり (無料、予約不要)
泉質 : 重炭酸ソーダ泉
効能 : 神経痛、リウマチ等
公式HP : http://www.ohgai.co.jp/index.html
松尾芭蕉の有名な俳句「花の雲 鐘は上野か浅草か」
この上野の鐘「寛永寺」の「時の鐘」とよばれる鐘楼のすぐお隣にあります。
▲寛永寺「時の鐘」
創業明治8年の老舗。
寛永寺の鐘楼が松に韻くさまを表現し「韻松亭」と名付けられたそうです。
130年の歴史のなかには横山大観がオーナーだったこともある由緒あるお店。
▲外観
明治時代の建物を残し風情ある趣の店内。
用途に応じて様々なお部屋が用意されているようです。
予約などはしていなかったので案内されたのはカウンター形式のお部屋。
正面に大きな窓があり景色を眺めながらお食事を楽しめる造りとなっていました。
今回頂いたお料理は「花つぼ三段弁当」と「花籠膳〈雪〉」
▲「花つぼ三段弁当」
▲「花籠膳〈雪〉」
どちらもお昼のメニューです。
「韻松亭」は豆菜料理中心のお店。
湯葉刺に高野豆腐などお豆腐料理の数々と季節のお野菜。
少量づつではありますが様々なお料理が散りばめられ目でも楽しめるお料理。
お味も素材をいかした上品な味わい (*´∀`*)
お食事の際に出されるお茶も「おから茶」というこだわりよう。
ご飯と赤だしはおかわり自由ですので男性の方でもお腹いっぱい召し上がれます。
カウンター席からの眺めはこのような景色。
紅葉や桜の時期には桜も楽しめます (*´ー`*)
素晴らしいですね♪
今回上野公園を散策中、偶然見つけたお店。
大当たりでした♪
お隣の席には大事なデートと思われる恋人たち。
少し離れた個室にはお祝い事でお集まりの親戚の方々。
大切なシーンにも是非利用したいお店です。
今回ふら~っとランチに立ち寄りましたが、
是非今度は予約して懐石料理も頂いてみたいですね♪
おすすめです♪ 是非大切な人とご一緒にどうぞ (。ゝω・)b
(訪問日:2010.12)
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住所 : 東京都台東区上野公園4‐59
電話番号 : 03‐3821‐8126
営業時間 : 昼食 11時~16時
夕食 17時~23時 (日祝日 17時~22時)
定休日 : 無休
駐車場 : なし
公式HP : http://www.innsyoutei.jp/
東京上野にある「上野恩賜公園」
通称「上野公園」
総面積約53万m²の広大な敷地に、動物園や博物館など文化施設も多く芸術文化の中心でもあります。
まずは「上野東照宮」
▲大石鳥居
御祭神は、徳川家康・徳川吉宗・徳川慶喜
▲上野東照宮から見た五重塔
1647年創建。
その後、三代将軍徳川家光が改築したものが現在の社殿。
只今改修中で社殿にはシートがかけられお目にかかることはできませんでした・・・
残念・・・(×_×)
▲石碑
上野東照宮は「冬のぼたん園」「春のぼたん園」も有名。
これからの季節「冬のぼたん園」は1月1日~2月中旬頃開苑されます。
こちらは「上野大仏」
▲上野大仏
珍しいお顔だけの大仏様です ( ̄ロ ̄;)
以前は高さ6mある釈迦如来像だったのですが、関東大震災により頭部が落下してしまったそう・・・
再建計画中、今度は太平洋戦争で金属の強制供出令が出され、お体を喪失・・・
幾多の困難を乗り越え、お顔だけの大仏様となってしまったという経緯。
今では受験生の合格祈願の隠れスポットとなっています (*´∇`*)
(もう落ちることがないから・・・といった理由のようです・・・笑)
同じ敷地内には「パゴダ」という仏塔も建てられています。
▲パゴダ
ミャンマー様式の仏塔で、大仏再建の願いが込められているそうです。
そして「花園稲荷神社」
▲「花園稲荷神社」鳥居
御祭神は倉稲魂命(うがのみたまのみこと)=豊受姫命(とようけひめのみこと)
素戔嗚尊(すさのおのみこと)の御子。
▲参道
赤い鳥居がずら~っと並んでいます。
奥には狛狐に本殿。
稲荷神社独特の風景ですね (*^^*)
▲「花園稲荷神社」本殿
ここは縁結びの神様としても知られています。
お札の「白羽の矢」は古くから、縁談、商談、金談の願かけに用いられているそう。
そしてすぐお隣にある「五條天神社」
▲「五條天神社」鳥居
医・薬祖神として信仰されている神社。
御祭神は大己貴命(おおなむじのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)
相殿に菅原道真をお祀りしています。
▲本殿
大己貴命(おおなむじのみこと)は最初に医療を行ったといわれる神様。
病気平癒、無病健康に御利益があります。
そして上野公園の紅葉 (´▽`)
12月初旬の撮影です。
「上野恩賜公園」内には「恩賜上野動物園」や「不忍池」「西郷隆盛銅像」、「美術館」「博物館」など
見どころがいっぱいです。
十何年ぶりの上野でしたが昭和の香り漂う懐かしい景色に何だかほっとしました。
公園を散策しながらランチ、日帰り温泉、博物館と巡りました。
その模様は次回のブログでご報告です♪ (。・ω・。)ノ~~
(訪問日:2010.12)
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所在地 : 東京都台東区上野公園
アクセス : JR・地下鉄銀座線・日比谷線「上野」駅下車 徒歩2分
大江戸線「上野御徒町」駅下車 徒歩5分
京成線「京成上野」下車 徒歩1分
駐車場 : あり(有料)
東京品川区にある昔ながらの銭湯「清水湯」
銭湯でありながら源泉掛け流しの天然温泉を利用しているというので、
是非行ってみたくなり今回はひとりで平日に訪問 (*^▽^*)
▲「武蔵小山温泉 清水湯」入口
銭湯でありながら温泉であるということだけでもすごいのに、
更にこの「清水湯」のすごいのは、
「黒湯」と「黄金の湯」と呼ばれる2種類の全く違った泉質の天然温泉を味わうことができることです。
▲源泉名の表示案内
「黒湯」は都内でよくある植物性の有機物の含まれた茶褐色の湯。
美肌効果のある温泉です。
「黄金の湯」は銭湯初の療養泉として認められた古代海水温泉。
黄土色の温泉。
ハーブのような香りです。
こちらは高張性温泉・・・長湯は禁物です(苦笑)
露天風呂は屋根つきの半露天風呂。
決して広くはありませんが和風なお庭になっています。
私の訪問した際は秋の装い。
稲穂を束ねたものが竹塀にかけられていたり、毬栗が並べられていたり・・・
都心でありながらも、湯船に浸かりながら季節感を味わうことのできるよう工夫されています。
露天風呂は、「黄金の湯」と「黒湯」のふたつの湯船。
内湯は「黒湯」の大きな湯船に、ジェットバスと電気風呂もついています。
そしてまたすごいのは、水風呂も「黒湯」!
▲施設外観
女性専用の岩盤浴もあり、女性目線で造られている点も嬉しいですね♪
岩盤浴は入湯料と合わせて1300円也(ちょっと高いかな・・・苦笑)
▲一階入口そばのロビー
ロビーには大型TVもあり、和風の箱庭も眺められます。
写真では人が多く一部しか写せませんでしたが、
20人くらいは腰掛けられるスペースはあります。
▲▼2階休憩室
2階には和室の寝ころび処とマッサージ機があります。
そして「武蔵小山温泉 清水湯」名物「温泉玉子」
▲▼温泉玉子
柔らかすぎず固すぎずとろりとした食感がたまりません♪
営業時間前に到着したものの地元の方と思われる方が次々といらっしゃり人だかりに・・・
開店と同時にお目当ての温泉へと皆一目散に走っていく姿が某有名テーマパークのようでした(笑)
みな一番風呂がお好きなようです。
かくいう私も露天風呂に一番乗り♪
一番風呂を愛でることができました♪ (*´▽`*)
平成20年にリニューアルオープンしたばかりの綺麗な施設。
東京の都心なのにも関わらず、銭湯のお値段で、これだけの温泉が楽しめるのは素晴らしいと思います。
また是非行ってみたい温泉です♪
(入湯日:2010.11)
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入浴料金 : 450円
日帰り入浴時間 : 12時~24時 (日曜日は8時~)
定休日 : 月曜日
駐車場 : あり (無料:13台)
湯上がり処 : あり (無料)
住所 : 東京都品川区小山3‐9‐1
電話 : 03-3781-0575
アクセス : (車) 首都高速2号目黒線 荏原出口より約1km
(電車) 東急目黒線 武蔵小山駅より 徒歩5分
泉質 : 黄金の湯 ナトリウム‐塩化物強塩温泉
黒湯 炭酸水素塩泉
効能 : 冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進、切り傷、やけど、
慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病など
公式HP : http://www.shimizuyu.com/index.html
箱根の定番のお土産「湯もち」
箱根湯本にある有名な和菓子店「湯もち本舗 ちもと」の売り切れ必須の人気商品です。
店舗は「箱根湯本」駅より徒歩5分の場所にありますが、
「湯もち」のみ「箱根湯本」駅構内の売店で8個入りが購入できます。
(こちらは売店で購入したもの)
白くてふわふわした白玉のお餅の中に、
柚子の香り漂う角切りの本練り羊羹が散りばめられている至福の逸品♪
丁寧にひとつひとつ竹の皮で包まれています。
口の中に広がる柚子の風味♪
甘さ控えめで口当たりもなめらか♪
くせになってしまいそうな食感です (´▽`)
お土産じゃなく今すぐ食べた~いという方には、
店舗のすぐ隣に喫茶「茶のちもと」もあります。
是非どうぞ♪ (*^▽^*)
(訪問日:2010.10)
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住所 : 神奈川県足柄下郡箱根町湯本690
電話 : 0460‐85‐5632
営業時間 : 9時~17時
定休日 : 不定休
アクセス : (電車)小田急線 箱根湯本駅より徒歩5分
公式HP : http://yumochi.com/