前出の「五浦温泉 五浦観光ホテル」から車で約10分くらいの場所にある
「湯の網鉱泉 鹿の湯松屋」
こちらは、海から少し離れた静かな山間に建つ旅館です。
どこか懐かしさを感じるような田舎の風景が広がっていて、
旅館というより、親戚宅へ伺っているかのような、心がほっと癒される湯宿です (*´ー`*)
庭には「鹿の湯松屋」の由来が刻まれている碑があります。
創業は古く文明年間。
当時、傷ついた大鹿が湧き出ずる霊泉にひたり傷を治す姿を里人が見て、
この霊泉を「鹿の湯」と名付けたという伝説の湯だそう。
今回は、立ち寄り湯利用。
要予約とのことでしたので、前もって予約をすると、
女将さん自ら玄関の外まで出迎えて下さいました (^^♪
他にお客様はいらっしゃらなかったようで、
大浴室をふたりで利用させていただけることに・・・ (*^^)v
浴室内は、大正ロマンあふれる造り。
壁には鹿のタイル絵。
ステンドグラス風の天窓も素敵です。
浴槽は昔ながらのポリバス。
見てください♪ この色♪
かなりのにごり湯♪ ヽ(´▽`)ノ
泉質は「含鉄(II)‐ナトリウム・カルシウム‐塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉」
入浴に適した状態に保つためとの理由で加水されているようなのですが、
全くそれを感じさせないほどのインパクトのある温泉です。
冷鉱泉ですが、ちょうど良い湯加減に加温されています。
鉄泉だけに体の芯まで温まり、汗がとまりません (^^ゞ
これは確かに、体に効きそうな霊泉です (^^♪
窓の外からは、蜩の鳴く声・・・
ゆったりとした時間が流れ、いつまででも入っていられそうです ヽ(´ ▽`).。o♪♪
湯上がりに女将さんが冷たい麦茶とお茶菓子を用意してくださいました^^
こういった心尽くしがまた嬉しいものです。
今回は立ち寄り湯のみの利用でしたが、
こちら「鹿の湯松屋」は、お食事も素晴らしいようです。
夕食に付いてくるキンキの1匹焼きが名物。
旬の魚料理に定評があり、魚好きをもうならせるほどなのだそう。
是非、宿泊で堪能してみたいものです ヽ(´ ▽`).。o♪♪
(入湯日:2011.8)
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入浴料金 : 立ち寄り入浴 500円 8時~20時 ※要予約
日帰り入浴 2名以上の場合一名 1500円
1名での利用の場合 2000円 10時~16時 ※要予約
駐車場 : あり (無料)
所在地 : 茨城県北茨城市関南町神岡下1435
源泉名 : 湯の網鉱泉(鹿の湯1号泉)
泉質 : 含鉄(II)‐ナトリウム・カルシウム‐塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉 (低張性・中性・冷鉱泉)
泉温 : 13.6℃
湧出量 : 26L/分 (掘削・動力揚湯)
pH値 : 6.4
成分総計 : 1.216g/kg
加水 : あり (入浴に適した状態に保つため)
加温 : あり (入浴に適した温度に保つため)
循環濾過 : なし
公式HP : http://www.jsdi.or.jp/~yunoami/index.html
太平洋を一望する景勝地、五浦海岸の高台に建つ「五浦観光ホテル」
▲ホテル内から望む五浦
今回は「日帰りプラン」を予約して、
お部屋での休憩、お食事、温泉と楽しみました (^^♪
施設・お食事編の記事はこちら
「五浦観光ホテル 別館 大観荘」の一番のおすすめは、
太平洋眺望露天風呂「大観の湯」
もちろん温泉好きの私・・・旅の一番の目的も温泉です♪ ヽ(´▽`)ノ
「大観の湯」までのアプローチ。
和の趣があって素敵♪
おのずと温泉への期待が高まります^^
「大観の湯」入口です。
改装されたのでしょうか・・・どこも真新しく、とてもきれい♪
男湯と女湯の間には広々とした湯上がり処。
こちらでビールなどもいただけますよ (*^^)v
外のテラスへも出られるようになっています。
潮風が心地良い開放的なスペース。
ここは茨城?(笑)
と今までの茨城のイメージをくつがえす絶景が広がっています。
それでは、いよいよ「大観の湯」へと参りましょう♪ ヽ(´▽`)ノ
脱衣所です。
いそいそと着替え・・・
生まれたままの姿となり・・・ (^^ゞ
扉を開けると・・・
この絶景が、まず目に飛び込んできます♪
テンション上がりますね♪
入江に囲まれているので、まるでプライベートビーチのよう^^
開放感がありすぎて恥ずかしくなってしまうほど・・・
でも、ここは温泉♪
このような格好でも大丈夫♪
洗い場も、開放感ばっちりの場所に・・・(^^ゞ
ここまでくると、いろいろなしがらみからも解き放たれて
気分爽快です。
源泉は71℃と高温。
でも、貯湯槽でちょうど良い湯温に冷まされてから湯船に投入されているためか、
暑い日でしたが長湯できる良い湯加減でした。
湯に浸かると、温泉と海とがひとつながりになって、
眺めも最高です♪
泉質は、ナトリウム・カルシウム‐塩化物泉。
成分濃度の濃い高張性温泉です。
もちろん、加水なしの源泉掛け流し (*´ー`*)
茨城に、こんな素晴らしい温泉があるのですね♪
はるばる来て良かった~♪ヽ(´ ▽`).。o♪♪
「日帰りプラン」は、11時~14時の利用。
でも、この「大観の湯」は、それ以降でも入浴可能だそうで、
私たちも15時頃まで、延々と湯浴みを楽しませていただきました (*^^)v
ここは、おすすめ♪
是非また再訪したい温泉です (^^♪
(入湯日:2011.8)
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入浴料金 : 入浴のみ 1000円
日帰りプラン 5250円~7350円 (11時~14時)
日帰り入浴時間 : 11時~21時
駐車場 : あり (無料)
所在地 : 茨城県北茨城市大津町722
源泉名 : 五浦観光ホテル1号泉
泉質 : ナトリウム・カルシウム‐塩化物泉 (高張性・弱アルカリ性・高温泉)
泉温 : 71.0℃
湧出量 : 280L/分 (動力揚湯)
pH値 : 7.9
成分総計 : 13.58g/kg
加水 : なし
加温 : なし
循環濾過 : なし
消毒 : なし
公式HP : http://www.izura.net/index.htm
太平洋を一望する五浦海岸の高台に建つ「五浦観光ホテル」
素晴らしい景勝と、雄大な眺めを堪能できる露天風呂が自慢のホテルです。
▲ホテル内からの眺め
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この辺りは東日本大震災による津波の被害を受けた地域・・・
震災前から、こちらの訪問を予定していましたが、
震災後、しばらくの間営業を休止されていたので心配していました。
この度、8月1日より営業再開されると知り、
早々予約をし「日帰りプラン」を利用してきました。
「五浦観光ホテル」は高台にあるため、津波による被害はなかったものの、
お客様に安全、安心なサービスを提供できるよう
施設の点検・修繕に日にちがかかってしまったそうです。
別館「大観の湯」からの太平洋の眺めは最高です。
今まで入った海の眺められる露天風呂の中では、
眺め、泉質とも一番といえます。
関東の茨城も被災地です。
どうぞ被災地支援のためにも多くの方が訪れ、
また活気が戻ってくることをお祈りし、この記事を綴りたいと思います。
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「五浦観光ホテル 別館 大観荘」は、
その名の通り横山大観ゆかりのホテル。
旧別荘を特別室として宿泊利用できるほか、
ホテル内には横山大観の描いた五浦の風景画がいくつも飾られています。
それでは、参りましょう♪ ヽ(´▽`)ノ
▲エントランス
▲▼ロビー
ロビーからは、日本庭園と太平洋を一望できます。
「日帰りプラン」は、入浴料、室料、お食事のパックとなっています。
フロントでチェックインの手続きをし、まずはお部屋へ♪
8畳の和室。
床の間には横山大観の描いた富士山の絵が飾られています。
となりには6畳くらいの洋室。
そしてベッドルーム。
「日帰りプラン」には、もったいない程の広々としたお部屋です (^^ゞ
お食事(ランチ)は、お部屋に用意してくださいます。
ずらりと海の幸のお料理が並びます。
こちらは、かさごの煮魚だそうです^^
お刺身。
白身魚の西京焼き。
そのほか、南蛮漬け、茶碗蒸し、ご飯、お吸い物、香の物、食前酒の和食膳となっています。
焼き物は鮭のホイル焼き。
夢中になってお食事を楽しんでいたら、写真撮るのを忘れてしまいました (^^ゞ
そしてデザートに、マンゴーゼリー。
どれもとても美味しくいただきました (*´ー`*)
ごちそうさまでした♪
そして「五浦観光ホテル」の一番のおすすめ
太平洋眺望露天風呂「大観の湯」へ♪ ヽ(´▽`)ノ
こちらは、次回の記事でご紹介します (*^^)v
(訪問日:2011.8)