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2014-02-10 19:58:49 | 社会

2/10「NHKを検証する(3)朝の連続テレビ小説への検証②
今日は朝の連続テレビ小説検証②を書きたいと思います。
朝、、が一貫して貫いている事の一つに「女性が主役」と言うコンセプトがあります。
しかし、
私の記憶している中では一回だけ男性が主役、、と言う事がありましたが、
視聴率が悪く、
直ぐに元の「女性中心」路線に戻りました。
それはやはり、視聴者の大部分が女性と言う事から
「身近な存在としての女性」が多くの支持を受けているからではないでしょうか。
そして、第二の特徴としては「女の一代記」がもっとも多くの数を占めている事言う事です。
それは戦前、戦中と多くの辛酸をなめて来た主婦層が専業主婦であり、
共感出来る所があるからだとも言えます。
しかし、最近ではいわゆる「夫婦の絆」を題材にするものが多く観られ、
その代表が「ゲゲゲの女房」と言う
水木しげるさんと奥様をモデルにした番組が高視聴率をあげたと言う事です。
しかし、
その背景には自民党政権が変えようとしている「憲法」が存在しているのではないかと考えています。
自民党の改憲草案には「家族の絆」を協調しているとして、
大変問題になっていますが、
私はこの改憲草案の趣旨の沿った朝ドラ、、の存在には大変危惧をしています。
「昔懐かしい」のはともかく、
ドラマと言う形を取って、
改憲草案を刷り込み、多くの女性達をそれよりもっと重要な「個人の尊厳」から引き離し、

刷り込むと言う番組の意図を私達はもっと監視しなければならないかと思っています。

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2014-02-08 21:05:36 | 社会

2/8「NHKを検証する(2)」 朝の連続テレビ小説を検証する。
きょうはNHKが毎年放映している朝の連続テレビ小説について検証してみたいと思います。
この番組はNHKが白黒テレビの時代からやっていたもので、
過去においてかなり多く制作されているものです。
かつてこの時間帯は専業主婦に取って朝の家事が終了し、
ほっとする時間帯でした。
しかし、テレビを普及させるため、今まで本を読んでいた世代を
テレビに向わせるにはどうしたら良いかと言う思いがあって、
このように「朝の連続レテビ小説」と名付けたのだと思っています。
そのため私などは
学校へ行く時間帯と重なり、
休みの時にしか観られないとても貴重な番組でした。
民放でも
、この時間帯を5分遅らせ同じ様な番組がありました。
しかし、
社会の変化は「専業主婦から共働きへ」と移行し、

また、民放のドラマは同じ様な番組が昼の時間帯に集中した為、
中止を余儀なくされましたがその影響で今度は昼の時間帯にドラマが集中し、
「昼ドラ」と言う新しい時間帯を生む事になりました。
その為か、
「朝の連続テレビ小説」も昼の時間帯に再放送をすることになったのですが、
視聴率調査は朝の時間帯と合算されると言う不思議なものになりました。
また、
「朝ドラ」は新人女優の登竜門となった訳ですが、
NHKが本来果たすべき「公共放送」と言う性格をゆがめてしまい、
「視聴率」と言う
競争原理を持ち込む要因の一つともなりました。
私はこの「朝ドラ」によってHNKは民間企業になってしまったと実感しています。
「視聴率の為なら何でもする」と言う民放と
一線を画さなければならないNHKが視聴率を意識した時、
その時点で国家予算を返上すべきではないでしょうか。
その点で朝のテレビ小説は正にNHKとっての重大なターニングポイントだったと言えると思います

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2014-02-07 19:24:53 | 社会

2/7「NHKを考える(1)
」ーー今日から暫く、「NHKを考える」と題して、このメディアについて書いてみたいと思います。
今日のお題は「戦後のNHK」について。
戦後この放送局は一貫して「中立公平」と言う言葉で経営されました。
しかしながら、今回現会長が政治色を帯びた発言を繰り返したり
局アナの多くが国会議員になったりと、
私が成人になる前から本当にこの局は中立公平なのだろうかと言う疑いが出てきました。
或る局アナは番組で全国を回り、
名司会者で通っていましたが
参議院議員になった時に「彼はあれだけ全国を回った。きっとそれは選挙の為に局のお金で選挙が出来たのだ」
とまで言われました。
私もその局アナが国会議員になった時流石にビックリしましたが、
NHKが選挙で言う所の「地盤、看板、鞄」の全てを与えたとした言いようがありません。
しかし、
選挙は結果が全てですから、
私がそんな事を言ったとしても「ミミズのたわごと」でしかありません。
しかし、
テレビの普及によってそして、NHKが展開した全国放送網と電波塔によって、
素人でも「有名でありさえすれば」そして
「お金さえあれば」誰でも選挙に出る事が可能になった訳です。
そんな事を考えるともっと政治が身近になったはずなのに、
ますます政治が私達から遠くなってしまっている様な気がしてなりません。
それは何でなのでしょうか?
やはり、その一端にはNHKと言う言論が中立公平と言う建前とは裏腹に組織的に官僚に似通った人事を取っているからなのかもしれません。
そして、
庶民が「政治より自分の生活」と考えるようになった事も大きな要因だと思います。
次回は
「NHK 朝の連続テレビ小説を検証する」を書いてみたいと思います。