今回はロシアサイドメインの話であり、決着回。結構展開が早く驚きでした。今回も駆け引きシーンにはドキドキでした。皆黒いですね…。
そしていよいよあのキャラが退場に…。最後までGがトラウマものでしたが、ラスト直前の流れがとても切なかったです…。今回もまたDTBらしい話でした。
最初は蘇芳の過去の回想から。ロシアのクラスメイトとプールで泳いでいました。ロシア人で太陽の光が嫌いな人はいない…っぽいセリフになんかヘタリアを思い出しました。ひまわりの話が強烈過ぎて…。
この時はニカと蘇芳が我慢比べをしていました。プール小学校の頃は授業の時によくやりました。これが嫌でプールの授業が嫌いになりかけましたが…。みんな楽しそうなのがまた切ないところですね…。もうこの時間は戻ることはありません…。2回目見返してみるとターニャの視線がなんともいえないところです。
霧原はマダムとプールに。並ぶと葉月と区別しづらくなるかもしれませんが、霧原も髪を下ろした方がいいかもと思ったり。マダムも霧原に利用価値があると考えているんでしょうか。
ここではミタカ文書の話と契約者の関連の話が。どうやらミタカ文書には「未来の記憶」があるようですが…。ここで色々話も出てきましたが、相変わらず分からないことだらけです。
この話も霧原にとっては重要な情報のようです。霧原はこの話をマダムが自分にする理由が分からなかったようですが、これはどうやら霧原から得た情報の対価のようで。マダムは霧原からも得られる情報があると話します…。マダムの目的が気になるばかりです。
前半。蘇芳の回想でモヤモヤしているところで契約者になったターニャの出番…。なんか現実に戻れと言われているような気がしました…。まずはロシアサイドの話からスタートです。どうやら今回の任務で上官のレプニーンは蘇芳を捕らえるため、友達だったターニャを利用しようと考えているらしいです。レプニーンは今の状況を何だか面白がっていますね…。
一方蘇芳。蘇芳はアルバムを見て、小さい頃池袋に行ったことがあったことを思い出します…。これは今後の伏線になりそうですね。その際何があったのか気になります。
食事を取りに行くため、黒が外に出て行きますが、黒はここでレプニーンに脅されます…!レプニーンは黒をスカウトする気のようですが、実力行使っぽいです。いきなりピンチですね…。
またターニャも能力を使い、蘇芳の部屋に侵入しようとします――。相変わらずゴキブリが怖すぎる~。動きがリアルすぎてある意味でホラーすぎます…。これは誰でも恐怖するんじゃないかと…。
そして蘇芳は部屋から出るところを狙われて気絶…。ジュライもターニャにクロロホルムで気絶させられてしまいます…。マオだけは逃れましたが、乗務員に見つかり、ある意味災難…。皆危ない状況に置かれてしまいました…。
食堂車で食事をする黒とレプニーン。黒料理頼みすぎ~!料理が運び込まれてくるシーンが面白かったです~。黒、容赦ないですね…。お酒はやめましたが、変わりに大食いに戻ってしまいました。でもこっちの方が黒が生き生きとしていて良い感じがします。なんか1期の時を思い出しました~。
レプニーンは蘇芳を狙っているらしいですが、レプニーンは蘇芳が紫苑でないことは知っている様子。そしてパブリチェンコ博士のことをたずねてきます…。この時点でまだ黒は博士が発見されたことを知らされていないんですよね…。駆け引きは難しいです。
結局黒は話を受ける気はなく、去ることに。でも席を立った時に、レプニーンは列車に爆弾を仕掛けたと脅しを…。黒はまたもやはめられてしまいました。
捕らわれた蘇芳。ターニャは蘇芳に殺さなかった理由をたずねます。蘇芳が撃たなかったのは黒に止められたから…。でも蘇芳は撃たなかったことを後悔していませんでした。
友達だから撃てなかった。その蘇芳の答えにターニャは最初合理的に考えていましたが、過去のことを思い出すうちに、契約者になる前の自分の気持ちを思い出します…。
「ニカに私のほうを振り向いてほしかった。
そう思っていたことは覚えている。
ただ、その時の気持ちは思いだせない。
覚えてる。私はニカが好きだった。
覚えてる。私はニカを殺した……」
契約者になる前の気持ちをターニャは覚えていました…。なんか切ないですね。契約者にならなければ幸せになれたのかもしれませんが…。ニカはやっぱり死んでしまったんですね…。
表に気持ちを出さないものの、ニカを殺したことを悔やむターニャ…。そんなターニャを蘇芳が抱きしめます…。ここのシーンはちょっと暖かい気持ちになりました。
後半。霧原と鎮目は喫茶店で待ち合わせしていました。霧原も銀=イザナミについては色々複雑なようです…。ジェラシーを感じているのでしょうか?
黒は脅され中。ここでも契約者の話になりますが、ここでイザナミ=銀の話に。ここで気になったのはまずレプニーンのこの話。
「君は聞いたことがあるか?
ここ数年、自殺したという契約者が
少なからずいたという噂を…。
しかもそれがたった一人のドールによって
引き起こされたということを――」
この事件のことが外伝に関係してくるんでしょうか。そしてイザナミには契約者を自殺させる=天国に送る力があるようで――。黒と霧原2サイドで同時にこの話が。で、それが2年前覚醒した銀の能力なんでしょうか?少しずつイザナミの謎が明かされてきました。三号機関もそのイザナミの力を利用してなにかしようとしているようです。
その話の後、レプニーンは黒に前回死亡したイリヤの話をします。どうやらレプニーンは自分の姪をイリヤに殺され、イリヤを恨んでいたようです。そしてその後任務でイリヤの面倒を見なくてはならず、更に恨みは深く…。黒がイリヤを殺したことに関しては感謝しているようでしたが、黒を咎めるような眼差しを向けたりと、色々複雑なような…。あれ以来、夏の太陽を愛せなくなった…というセリフが印象的でした。
ですが黒はそんなレプニーンを責めるようにこう言い放ちます――。
「それでおまえは何をした?
せめて一矢むくいようとは、思わなかったのか?」
「何を恐れた?返り討ちにあうことか?
それとも保身か?
その男はたしかに畜生だ。
だが契約者だからじゃない。
最低の人間だから、最低の契約者になっただけだ」
「そしてお前も人間のくせに、
合理的な枠の中にしか、自分を収めることができない。
お前に乗客を道連れにする覚悟はない!!」
この瞬間の黒がとてもカッコよかったです~。黒は契約者を差別するような言葉を許せなかったようですね。1期の最終回を思い出すと色々納得かも。
黒はそう言い放ち、起爆装置を破壊しようとしましたが、これでターニャに命令が伝わってしまい…。ターニャは早速列車中にゴキブリを従え、任務を遂行しようとします!ここのゴキブリが列車を覆うシーンはとてもグロかったです…。ゴキブリの恐怖、再び…。日本人にこれはキツいかも…。
ターニャは蘇芳を連れて列車から逃げようとしますが、ここで黒の助けが入り、蘇芳が開放されます。そして蘇芳は指示通り、列車外に逃げようとします。そしてターニャも蘇芳を追います!でもターニャはあくまで合理的…。やっぱり冷徹ですね…。
マオはジュライのところへ。2人も蘇芳を追っていきます。
追われる蘇芳。たどり着いた先はプールでした…。なんかいかにも冒頭シーンからして何か起きそうな雰囲気が…。蘇芳はとりあえずプールに飛び込み避難。ゴキブリも水中には追ってこられないようで…。
そこで蘇芳はロシアでの楽しかった時を思い出します…。そこには契約者になる前のターニャも…。そしてプールにはターニャが待っていました…。ターニャもまた蘇芳に水をかけられたことで、感情が戻りかけますが、我に返ってしまいます。ここのターニャの表情がかわいかっただけに残念でした…。
レプニーンと黒。黒を始末しようとするレプニーンですが、黒に返り討ちにされてしまいます。瀕死状態のレプニーンは最後に黒にあることを聞きます。
「教えてくれ。
イリヤを殺したのは、お前か…?」
それに黒は頷き、そしてそれにレプニーンは満足し、息絶えてしまいます…。前回の話でレプニーンとイリヤの絡みがあれば深みがあったかもしれませんが、なんかいきなりでしたね…。1クールなのが残念です。レプニーンは意外に早く退場してしまった気がします…。
一方蘇芳はターニャのゴキブリに追われていました。恐怖としかいいようがありません…。友達にゴキブリで追い詰められる…こんなことできるのもDTBだけかもしれません。そして蘇芳も限界が。
「やめて、ターニャー!!」
ここで蘇芳は能力を使い、ターニャを撃とうとします――が、ここでも蘇芳は撃つのを止める黒の声を思い出します…。それで蘇芳は銃を撃つのを止めるのですが、何故かターニャは撃たれてプールの中へ――。撃ったのは蘇芳でない気がしましたが、こうしてターニャもここで死亡…。ちょっと感情が戻りかけていただけに残念な死でした…。
その直後に黒達も駆けつけてきますが、でも駆けつけた黒は蘇芳が撃ったと思い込み、蘇芳が何か言うのも無視して、
「撃たなければ、お前がやられていた」
「身を守るすべがそれ以外なかったのなら、
それでいい」
と、蘇芳を落ち着かせようとします。なんか黒の言っていることは今回矛盾していますね…。
蘇芳は納得できず、黒が撃つなと言ったのにと反論しますが何故か黒は、
「撃ったことを責めているわけじゃない…」
2期の黒に今までで一番人間味を感じた気がします。もしここで蘇芳が撃っていたら素直にいいセリフだなと思えたかもしれませんが、今回の場合微妙ですね…。
納得できない蘇芳。そこで蘇芳は黒に反発し、蘇芳はここで黒と別れ別方向へ行ってしまいます!ジュライは何故か蘇芳に着いていきます。なんかかわいいかも。
こうしてここで黒・蘇芳達とバラバラに…。よく分からない流れになってきました…。
別れた後、蘇芳はターニャの死に重い気持ちになります…。
『寒くて夏ならよかった?
それとも夏の太陽を
嫌いにならずに済んだから、今の方が?
だけど、どっちにしたって、
僕達はもう、子供のようには楽しめない…』
これでニカに続き、ターニャも退場…。あの1話の明るい学校生活から完全に離れてしまいました…。もうあの時間は本当に戻らないんですね…。OPの皆で遊ぶシーンがもう切ないです…。今回はなんだかやるせない終わり方になってしまいました…。
で、この後ターニャを撃った犯人が明らかに!なんとターニャを撃ったのは…紫苑でした!!撃たなければ蘇芳がやられていたかもと思うと複雑ですが、紫苑だとなんか腹黒くて嫌ですね…。
あと前回は博士が生きてた!と思っていましたが、なんかクローン説もあるようで分からなくなってきました…。今回の紫苑の態度を見ていると確かに何か違和感を感じます。紫苑の能力と関係あったりするのでしょうか…?
霧原。過去の通信データを探っていましたが、その中で霧原はある箇所に違和感を感じますが…?霧原が核心にせまるまでまだかかりそうです…。
EDであの2人のキャスト名を見た時は思わずニヤりとしてしまいました。2期でもあの2人が見られるんですね~。
Cパート。東京を歩く蘇芳達…。東京は寒いようです。いよいよ東京に着いた蘇芳達。2年後の東京はどうなっているんでしょうか。
次回ですが…予告が色々はっちゃけすぎな件~。蘇芳がコスプレしていて笑。まさか探偵2人が出てくるとは予想していませんでした!でも今となってはあの髪型+声がまよいにしか思えなくなってしまったり…。確かに2期の空気的に場違いかも。あと予告に髪を切った黒らしき人物が…?一時停止して見ると微妙なラインですが、これは期待していいんでしょうか。期待半々で見ていこうと思います。色々な意味で次回が楽しみです!
に、してもあと4話で謎がすべて明かされるのか心配になってきました。マダム+双子・三号機関・紫苑・母親・イザナミ=銀のこと…1期は少ない話数でまとめてきましたが、今回は色々な組織が込み入っているので心配ですね…。まとまることを祈ります。
ではまた次回に!