君に届け 第8話「自主練」 感想

　今回は体育祭へ向けて話が進んでいきます。おさげな爽子がかわいかったです。ロングもいいですが、他の髪型も似合いますね～。でも今回もまったりとした流れで癒されました。爽子は風早の想いを気づくことはできるのでしょうか…？

　爽子と千鶴・あやねの友情話も落ち着き、学校の方でも噂は落ち着いてきていました。でもその後にはテストの時のあの貞子ノートが話題になり、それが発展して

「爽子が笑うと福が来る」

　という噂がたちはじめていました。なんでも爽子に笑いかけてもらうと福がくるとか…。なんか座敷童子的存在になってしまったようです。皆幸運を得ようとチャレンジしてきます！が、皆のチャレンジはなかなか成功せず…。変わりに爽子は何故か怖い笑みをかえすのでした…。爽子が自然に笑えるようになれるまではまだ時間かかりそうですね…。とりあえず噂が落ち着いてよかったです～。

　千鶴・あやねも教室に入ってきた後、話題は友達の呼びかたについてに。この呼び方の話で皆盛り上がります！でも確かにニックネームとかって自然とできているんですよね～。この時爽子はクラスメイトの平野・遠藤にも友達だと言われて大喜び！爽子にも着実に友達が増えてきているようでなんか嬉しいです。
　爽子は千鶴・あやねに自分達もニックネームで呼び合おうと提案されるのですが、感動と緊張のあまりなかなか上手くいかず…。そこであやねはまず風早で練習させようとします！ここで爽子が緊張しながらも、

「風早っ！」

　と呼んだ瞬間はちょっとドキドキしました。いつもの爽子とはちょっと印象が違うような。結局その後風早の爽やかな笑顔に負けて「…くん」と付け足して折れてしまいます。風早は今回も爽やかでした～。

　その後は体育祭の話へ。前回にもちょっと話がありましたが、やっぱりやるんですね～。副担任の荒井は体育教師ということもあってやる気満々…。千鶴も体育系ということで燃えているようです。千鶴・あやねは運動神経よさそうですね。そして流れで風早が体育祭実行委員に決定に。仕組まれていた気がしましたが、風早以上に役割をこなせるキャラはいないかも。荒井のニブい奴は当日くんなはちょっとかわいそうなような…。ニブい人の気持ちも分かってください…。実際自分はこっちの人間です。
　梅も女子トイレでその話を聞き、仕組んで体育祭実行委員になることに。梅は爽子とはまた違ったタイプの女の子のようですね。

　皆それぞれ得意分野の競技に配置されやる気のようですが、爽子だけは運動神経が微妙で凹んでしまいます…。この後、昼休みにサッカーをする爽子の姿を見て、切なく感じました…。なんか学生時代のトラウマを激しく思い出します…。ここのおさげ爽子がまたかわいかったです～。ロングもいいですが、こういう髪型も似合っていますね～。
　ちなみに風早は昼休みも爽やかでした…。

「おさげ！」

　ここのシーンの笑顔にまたドキドキしてしまいました。背中もカッコよかったです。　
　が、ここで爽子が風早にドキドキするシーンが――。これまで風早をただ尊敬してきた爽子でしたが、徐々に風早を特別な存在として、意識し出したようです…。ちょっと面白い流れになってきました～。

　放課後。爽子は少しでも皆の役に立てるようにと、千鶴・あやねの誘いを花壇の水やりがあるからと断り、ひっそりとサッカーの練習をしようとします。ここの千鶴・あやねに照れる爽子がまたかわいかったです。ここでも友達想いの爽子でした。
　そしてサッカーボールを借りようとするものの、遊びには貸せないと先生に却下されてしまいます。学校厳しすぎます…。家ならあれですが、学校内でなら普通はもっと融通を利かせてくれると思うのですが…。
　花壇の水やりをする爽子。そんな中爽子は風早と初めて話したことを思い出し、笑みを浮かべます。このシーンで前のシーンの分、ちょっと癒されました。
　
　実行委員の集まりに参加する風早。ここで梅がまた風早にアタックをしますが、ここでも風早が気になるのは爽子のこと…。たまたま窓から爽子が花壇に水やりをしているのを見て、風早は爽子に夢中になってしまいます…。石でサッカーの練習をする爽子を見て、何か妙に微笑ましい気持ちになりました～。
　そんな風早を見て梅は何だか気にいらなそう…。色々手を回したのに当の想い人は違う相手に夢中…。確かに想像してみると凹みますね…。梅の気持ちも分かるような気がしました。でもあの人形のような目は怖すぎです～。ヤンデレのよう…。これからは梅に要注意のようです。

　実行委員の集まりが終わったあと、風早はサッカーボールを持って爽子の元へ――。ここの間がとても良い感じでした。２人の心の揺れ動きを感じました。
　その後２人はボール回しをすることに。爽子もまた風早を見て、いつもとは違った気持ちを感じていました。爽子の風早への気持ちは着実と変化しているようです。そして爽子はサッカーボールに今の自分の想いを込め、ボールを蹴ります――。

『いつもと違う空気。
　だから、笑顔の代わりに、
　風早くんに、届け――』

　ここのピアノ演奏がまたたまらなかったです…。ただ、ここの爽子のボールを蹴る時のＢＧＭはちょっと大げさだったような気も…。魔球っぽい感じがしました。でも夕焼けの効果とか画に関してはいつも通りばっちりでした！今回も爽やかで癒されました。
　今回は梅が窓から何かを見ているところで終わり…。片想いは切ないですね…。
　

　次回は「新しい友達」これまで裏から爽子・風早達を見てきた梅がいよいよ動き出すのでしょうか…。タイトル的にいよいよ梅が爽子と接触してきそうで、爽子・風早の関係にどんな変化をもたらすか気になります。に、してもアニメの梅は更にフランス人形のようですね～。原作より更に怖いです…。

　あとこの１週間の間で原作６巻まで読みました～。レンタルですが…。本当は購入したいのですが、まあ場所と経済的な問題で…。いつか余裕ができたら購入したいなと思いました。話の流れも、もちろん同じなものの、雰囲気や間が原作とアニメで結構違って見えるもんだなと感じました。
　原作もアニメと同じように爽子に微笑ましく思えたり、風早が爽やかだったりと面白かったです～。アニメを見ていて気になっていたトイレのシーン・前回の真田のギャグ顔の謎も原作を見て分かりました。原作もああだったんですね～。
　原作を読んでからアニメを見ると、やっぱり違いが気になったりするので読むのを躊躇っていましたが、今は読んでよかったと感じます。原作未読で、話重視で観ている方は終わるまで待った方がいいかもしれなかったりするので、人によるかもしれませんが…。
　とりあえずこれでじっくりアニメも見ていけます。今後は真田・千鶴達の話に期待していきたいと思います。良い話でした…。原作もオススメです！原作の爽子もかわいかったです～。

　あと11eyesも見ているのですが、最近はユカがヤンデレしたり、脇役達が死亡フラグを立てていたりと見ていてどうも不安定な気分になります…。皆病みすぎ。その分、最後の展開は予想はできていたものの、鬱展開ですね…。皆が生き残ることができるのか心配です。

　ではまた次回で！