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コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

GIANT KILLING(ジャイアントキリング)#245 モーニング19号 感想

2012-04-12 00:43:02 | GIANT KILLING (原作感想)

 今回からいよいよETU対千葉戦スタート!ETUは千葉に勝利して優勝争いに食い込むことはできるんでしょうか…?前回引き分けで終わっているだけに勝って欲しいです…!


 いよいよはじまるETU対千葉戦。試合前の達海とミルコビッチの監督同士のやりとり。穏やかな空気の中、握手する達海でしたが、やっぱりミルコビッチ監督はETUを叩きのめす気満々。試合前の監督同士のやりとりはいつも大体こんな感じですが、これは今まで以上に怖いです…。


〈君達のチームが我々よりも上の順位にいる以上…
 私は君に敬意を払い
 挑戦者のつもりで当たらせてもらうよ〉


「挑戦者か……
 悪くない心構えだと思うぜ?
 ミスターミルコビッチ」


 そんなミルコビッチを前にしてもいつも通りマイペースな達海。どちらも負ける気はもちろんなさそうです。



 試合前、またETUに対し、不安を煽るようなことを言う山井。


「調子に乗ってたら
 足元すくわれるかもって話だよ
 ETUは」


 山井はETUが6位、千葉が9位とETUの方が順位が上回っているといっても、前回の試合の結果的に油断はできないと考えているようでした。シーズン前半の試合、ETUは引き分けまで持ち込んだものの、千葉に良いところを消され、なかなか思うとおりにプレーをすることはできませんでした。しかもあれから千葉には戦力補強でボランチの選手(外人)がまた加入…。手強い相手になりそうです。
 そして一番の問題がチャンスを阻まれ続けてジーノがやる気(モチベーション)をなくさないかどうか…


「今回警戒されんのは

 絶好調のジーノだろうが」

「削られ続けることで
 ジーノがやる気を失くすという可能性は
 多いにある」


 達海が監督になってから飽きて自ら交代を申し出ることはなくなったようですが、まだそういう部分があるようで…。そうならないことを祈るばかりです。
 そして新米監督である達海に対する、千葉の監督・ミルコビッチの意識…


「勝負を懸けた3年目に
 達海みたいな若僧がメディアで戦略家だと
 もてはやされているを
 面白いと思っているはずがないからな」


 ミルコビッチ監督がこの試合にかける意気込みはかなりのもの…山井も闘志を燃やすミルコビッチが怖いようで、横にいるいつもの記者とビビるふりをします!なんか遊んでいるようにしか見えない件…。山井の予想は不安になりますが、このところ山井が悪い予想をすればするほど勝つ確率が高めになっている気がするので、かえっていいのかも。
 そんな山井の話を呆れつつ聞いていた藤澤さん。藤澤さんもほぼ山井と同じ意見のようでしたが、それでも今のETUには椿やガブリエルといった強力な選手がいると、ETUを信じます――


『進化をしてきたから今の順位がある…!
 たとえ相手が研究してこようとも

 それをはね返すだけの実力があるのか……!

 きっとこのゲームは
 ETUの「強さの質」が
 問われるものになるわ…!!』


 このセリフが千葉戦のキーポイントになってくるような気がしました。もしこのシーズンで優勝を狙うとなれば今回千葉に勝利しないと厳しくなるわけで…今回の試合本当勝って欲しいです!



 そしていよいよETU対千葉戦スタート!!ETUの応援席では早速街の人達が張り切って応援開始!ペースを崩されてスカルズサポーターたじたじ。この後争いが起きなければいいのですが…。この試合でサポーター勢力図は変わるんでしょうか。
 試合の方ではやっぱりジーノが千葉の選手に警戒され、なかなか思うようにチャンスを作れず…


「うーん狭いね」

「ボッ…ボランチ3枚!!
 中盤の底を厚くして
 やはり王子シフトを敷いてきたか千葉!」


 この試合、勝利するにはボランチをどうにかすることがまず大事になってきそうです。きっと達海なら何か策を考えていると思うのですがどうなるんでしょうか…?
 試合を見て、今の状況を整理し出した山井。千葉は4-3-2-1と守備に重点を置いたフォメーションをとってきました。これには特に世良・ジーノ・赤崎を封じるという効果があるようです。そしてそれはこの試合、かなりハマっているようで…。


「守備的なだけじゃなく…
 案外この布陣…
 今のETU対策としては
 ハマりまくるかもしんねえぞ」


 達海もまたその状況に気づいているらしく、険しい顔つきに…。ETU早くもピンチです。



 その頃の試合展開。前に前に攻めようとするETUでしたが、ジーノが猛マークされていて、なかなか中央へはボールは通らず…。ですがそれでも椿が必死にボールを拾いにいったりと、攻めることを諦めません。そして黒田へパスが通り、また仕掛けようとしていました。黒田は相変わらず自信満々…今の状況の中では頼もしく思えます。そして杉江のツッコミもまた冴えていて笑。
 そして仕切りなおしてまた攻めに!黒田は村越にパスを。村越も状況を把握しつつも、どうにか仕掛けようと考えていました――


『向こうが中央に寄せたシステムで来るなら
 ウチの利点はサイドの位置を高く保てること』


 そうしてサイドにつけていたガブリエルへパスを出す村越――。これは攻撃のチャンス…!


「そうだ!!
 空いてるところから
 崩してやろうぜ!!」


 中央がだめならサイドから攻める!!とETUに勢いついてきたところで次回へ続きます!ETUは千葉の守備を攻略することはできるのでしょうか…?
 


 

 次号はお休みで、続きは4/19発売号で。今回は14ページといつもよりページ数が少なめでした。最近ページ数が変則的になっているような…。いつもと比べて背景が白め…というよりトーンの張り込みが間に合っていない感じがしてちょっと心配です…。自分の気のせいかもしれませんが。この休載期間がプラスになりますように~。

 ではまた次回に!