オオカミさんと七人の仲間たち 第10話「おおかみさんと御伽銀行のすごく長い一日」

　今回からはクライマックスに向けて話が動いていきます。今まで以上に不穏な空気が流れていて観ていてハラハラしました…。涼子達はこの危機を乗り越えることができるんでしょうか？に、しても最初から最後まで涼子デレすぎ～。に、しても今回はタイトル通り時間の流れがすごく長く感じました…。不思議です。

　いつものように会話する涼子・林檎・亮士。ですが涼子は王子様の夢を見て以来、涼子を意識してしまいます。デレる涼子やっぱりかわいいかも。
　リストに呼び出された涼子達はそこで街や学校で御伽銀行に関する悪い噂が流れていることを知ります。これまでの流れ的に羊飼・鬼ヶ島の仕業っぽいですが、御伽銀行に恨みがある人物の犯行かと予想します。に、してもマジョーリカ、本当謎が多いです。

　どこから秘密がもれたのか考える面々。そこでむしろ依頼を受けまくり、犯人をおびき寄せ、これを機に借りを受けまくろうとします。依頼は球拾いやプール掃除など色々。皆得意分野を生かして依頼をこなしていきます！ここは観ていてなんか面白かったです。個人的は漫研のトーン張りも見て見たかったです。もはや便利屋…ナレーション、光っています。

　その最中でも涼子は亮士を意識してしまい、いつも以上にそっけない態度をとってしまいます。本当にツンデレな涼子でしたー。でもそんな乙女心が亮士には分からず…。傍から見ればバレバレなんですけどねー。
　そんな中、亮士の前に猫宮三郎という男子が現れて…。こう見えて亮士達より学年が上の先輩のようです。で、三郎は亮士のことを色々調べて知っていたようです。しかも亮士の視線恐怖症の克服を手伝ってくれるとか…？でも見返りは求めてこず、何か別に目的がありそうです。
　亮士は最初は断ろうとしますが、三郎は今のままじゃだめだと亮士の心を揺さぶってきます。で、亮士は半ば強引に修行させられることに…！しかも亮士すっかりやる気に～。亮士がこれで弱点を克服できるかも気になりますが、三郎の目的は…？

　部屋に帰って来た涼子・林檎。ですが寮の前で倒れている鬼ヶ島高校の女生徒・九尾麗弧を発見…。部屋に連れて帰り看病する事になります。ですが、九尾は羊飼といたキャラ。なんかいかにも罠くさいです…。
　そして目覚めた九尾は羊飼・鬼ヶ島高校の不良に追われているとおとなしいふりをして、涼子達にとりいろうとします…。本当いかにも演技っぽいです…。
　その話を聞いて苛立つ涼子。涼子は鬼ヶ島に乗り込もうとしますが、二人に止められます。それで涼子も鬼ヶ島の不良から逃げさせようと冷静に判断を下し、九尾の力になることを決めます。こうしてみると危機は回避したように思えますが、まだ何かおきそうです…。

　後半。依頼は50件超え。皆疲れているようです。でもあと2日。そこで亮士に電話が。三郎に呼び出されます。涼子、本当にデレすぎ～。
　涼子が出て行った後、林檎はリスト達に九尾に話を。林檎は九尾を警戒していましたが、鬼ヶ島は更に上手のようで…。

　亮士の修行開始。三郎はスリングショットだけでは涼子を救えない、そして接近戦もできるようにならないとだめだ、クールになれと亮士に。言っていることはごもっともですねー。どうやら鬼ヶ島みたいな悪者ではないようです。
　その後亮士は三郎がここまでする理由を聞こうとしますが、今は明かさず。三郎の狙いは…？に、しても修行スパルタすぎー！
　桃子とリスト。桃子にも鬼ヶ島の動きは分からず。羊飼が得する理由は…？

　部屋に帰って来た涼子。九尾が夕飯を用意していました。九尾、料理できるキャラとは思いませんでしたー。
　林檎は九尾に裏があるのではと怪しんでいました。そして鬼ヶ島高校のデータを見ますが、やっぱりそこには付き合う相手で性格が変わる…と描かれており、いかにも罠っぽく…。そこでおつうさんが涼子・林檎の部屋を監視することに！おつうさんもさり気に頑張っていますねー。
　不穏な空気がどこか流れつつも、最終日まではこうして平和な時が過ぎていきます――。

　で、最終日。アリスのリストの呼び方いいかも。りっくん～。この二人に関してもアニメで何か進展あるんでしょうか？　
　またここで美々が依頼にやってきます。アンデルセン女学院の生徒に仲介を頼まれたらしいですが、何か裏がありげで…。
　亮士は修行を続行中、浦島は相変わらずナンパモードでしたが、乙姫のことが気になってしまうようで…。慣れって怖いです～。ですがそこで鬼ヶ島の不良が乙姫のバックを持ってきて、浦島をどこかに連れて行こうとします――。
　おつうさんも九尾を警戒していましたが、スタンガンで気絶させられてしまい――。
　アンデルセン女学院の件も罠でした。アリス・美々は、鬼ヶ島の不良はめられたと気付き、逃げ出します――。こうしてどんどん御伽銀行の面々が追い詰められていきます…。

　涼子・林檎。九尾のことを気遣う涼子でしたが、その最中、林檎に7人の小人をさらうという脅しが…。どんどんみんな孤立していきます…。
　白雪の家。白雪・7人の小人達は無事でした～。よかったです。ですが涼子がいなくて…。

　部屋に着いた涼子。ですがここで九尾が本性を現して――。ここで涼子も気付きますが、スタンガンで気絶。こうして涼子も羊飼・鬼ヶ島にはめられてしまいます…。

　そして御伽銀行にはリスト・マジョーリカ・林檎だけ…。皆どんどんいなくなっていきます…。アリス達はまだ逃げ回っていますが、大丈夫なんでしょうか？に、しても亮士、本当何やっているんだろう…。修行している場合じゃない～。
　涼子が縛られ、鬼ヶ島高校に連れてかれそうなところで次回へ続きます…。縛られた涼子が～。本当電撃文庫の作品の不良はDQNばっかりですね…。

　今回は珍しくＣパートなし…。話がそのまま続いていたりと、話が締めに向かっている感じがします。ここからラストまでどれだけ盛り上がっていくか楽しみです！

　次回は「おおかみさんと羊の毛皮を着た狼」涼子と羊飼がまた会う時がくるんでしょうか…？でもまた涼子が追い詰められていきそうで怖いです…。とりあえず亮士の活躍に期待していきたいと思います。涼子の夢みたいな展開になったりするんでしょうか。

　ではまた次回に！