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コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

DARKER THAN BLACK-流星の双子- 第1話 「黒猫は星の夢を見ない…」 感想

2009-10-09 23:47:46 | DARKER THAN BLACK-流星の双子-(2009秋)

 2009秋開始アニメ感想第4弾は「DARKER THAN BLACK-流星の双子-」。今期一番期待していた作品だったので、放送が待ち遠しかったです。1話はその期待通り、今後への展開のワクワク感がすごくあって面白かったです!最初から最後まで見入っていました。とにかく今は黒のことが気になるばかりです。前作主人公なのに今回は…。


 ちなみに1期は最初から最後まで観ていました。感想は1話の時点でよく分からず書く気になれず、書かずに終わりましたが、後半になりメンバーの掘り下げ話が進むうちにすっかりハマってしまいました。特に黒に夢中でした。あの最終回は今も時々見返しています。ここまでよく出来た最終回はあまりないと思いました。全体的にも高クオリティな作品でした。
 1期の最終回が上手くまとまっていただけに続編の話は不安でしたが、この先どんな展開になっていくのか気になります。とりあえず感想書いてみます。


 始まりは2年前から。ロシアで父親と一緒に夜空を見る蘇芳(スオウ)と紫苑(紫苑)の双子。夜空が綺麗で最初から引き込まれました。菅野さんのBGMがやっぱり良~。BGMはやっぱり大事な部分ですね。
 でも蘇芳は星が流れる時は誰かが死んだ時だと知っているようで、複雑そうな様子で空を見ていました…。穏やかな時間の終わりを告げるかのようでした。
 そしてその時がやってきてしまいます…。

「はじまったか…」

 その父親の言葉の後、夜空から星が流れてきました。最初は嬉しそうに星を見てい双子。でも双子はそれに巻き込まれてしまい…。それで紫苑は右目に怪我を負い、能力者となってしまいます――。いきなりショッキングなシーンから始まりました…。
 それが「トーキョーエクスプロージョン」が起こったときのこと。これは1期最終回で怒ったあの事件ですね…。1期最終回でも、この後に待っているのが決して良い状況でないと匂わせていたので心配でしたが、更に…。なんか色々複雑です…。
 で、話はどうやらそれから2年後のことになるようです…。一体双子と黒はどう係わっていくことになるのでしょうか。


 今回はOPがないようで、本編にテロップが。バーで会話しつつ、お酒を飲むエイプリル。酒が対価なエイプリルが酒を飲んでいるということは、また何か事件を追っていそうです。
 そこにまた謎な客・オーガスト7が入ってきます。で、帰り際二人が接触…。色々意味深なシーンでした。またいかにも何かが起きそうな予感がしてきますね…。

 そして店から出たときにタイトルが!この瞬間、とてもワクワクしました~。良い1話の始まりでした。


 それから舞台は学校へ。蘇芳はニカがターニャに告白しているところを目撃してしまいます。なんかいきなりDTBとかけ離れた雰囲気で始まって驚きました。BGMが特に。BGMもまた1期同様、作品を彩っているように感じました。
 二人はどうやら両想いだったようで、ニカ・ターニャはお互い大喜び。ニカは辺りを走り回ります~。
 で、ここで蘇芳が木から落ちて、ターニャに見つかってしまいます。蘇芳の自分称が僕なのに驚き。どうやら蘇芳は写真が好きなようです。仲良くする蘇芳・ターニャの二人を見て、本当に学園モノに…と思ってしまいました。ノリがすっかりコミカルで別の作品を観ているようでした。ぱっと見影もなく、本当に楽しそうな学園生活でした。キャラデザも皆良い感じでした。

 でも本当の星空を見たことがないということを蘇芳は気にしているようです…。蘇芳もまた本当の星空を見たいと願っているんでしょうか。でも星空が契約者の命だということも知っている蘇芳は何だか複雑そうな様子…。そんな蘇芳の思いが変化が近づいてきていることを匂わせていたような気がしました…。


 学校から帰宅してきた蘇芳。ベラから父親の博士は帰ってこないと聞き、蘇芳は何だか寂しそう。ベラは見た目がそれっぽくなかったので、最初は?でしたが、エイプリルのようですね。蘇芳とベラの仲は結構いいみたいです。ここでの会話も学校の恋バナで日常的でした。

 ここで能力者となった紫苑の出番が。紫苑はあれから感情を表に出さなくなっていたようです。やっぱり心を失ってしまったのでしょうか…。あれからあまり部屋から出ないようになっていました。ここでも契約者は夢を見ない…という言葉が。やっぱり能力を得たことから紫苑の生活もそれまでとは一変したものになってしまったようです。代償は大きいですね…。
 蘇芳と紫苑の母親は写真集を出したりもしているようです。蘇芳が写真好きなのも母親の影響が大きいようです。今は日本にいるようですが、紫苑はその話になった途端、暗くなってしまいます…。色々事情がありそうです。

 また父親は普通の人間である蘇芳が、姉弟でも能力者である紫苑に近づくことをよく思っていないようです。これはひどい…。あと母親に関しても

「夢を見るのはよせ、後戻りは出来ない」

 と、もういない人のような反応…。二人の母親が作中で出てくる時が気になります。
 その後入浴シーン。まさかDTBでこんなシーンが出てくるとは…。違う作品のように感じますが、果たして最後まで続くんでしょうか…。



 後半も日常的な空気は変わらず進行しているように見えました。でも学校に登校してきたターニャの様子が変…。無表情で、まるで心を失ったかのように見えました。これはもしかして…。
 気になり蘇芳達はターニャを追いかけます。で、蘇芳達はターニャに話しかけるのですが、ターニャは人が変わったように見えました。ターニャの言うことは冷たい言葉ばかり。

「無駄な事に気づいた」
「離さないなら…」

 昨日まで恋していたターニャですが、なんと恋を無駄なものだと言い切捨て、そして恋人だったニカを躊躇うことなく、能力で攻撃されてしまいます――。ターニャは一夜で契約者になってしまったようです…。どうやら前触れはない様子。この後の解説がとても役に立ちました。ちょっと契約者の知識を忘れていたので、そうだったな…と思い出しました。忘れていた人にも親切な1話でした。
 それからターニャはあっさり国家機関に連れて行かれてしまいます…。しかもそこに連行されれば、周りの人から契約者にまつわる記憶が消されて、収容されてしまうのだとか…。そしてその機械を研究しているのが蘇芳の父親。どんどん話が暗い方へ向かってきました…。


 一方紫苑と二人の父親。紫苑は脱出口について聞いてから、父親にこう宣言します――。

「時間だよ、パパ。
 対価は払い終えたんだ」

 それから車椅子から立つ紫苑…。これが対価だったのでしょうか。いよいよ話が動き始めようとしていました。でも嫌な予感が…。

 蘇芳の家にも軍が…。焦りつつも紫苑は蘇芳に呼びかけます。その時聞こえたのが紫苑の声。紫苑は蘇芳を逃がそうとしている様子。ここで紫苑は蘇芳にお守りを持っていくように指示します。今後お守りが話のポイントになるんでしょうか…?
 そして紫苑は一方的に蘇芳に別れを告げます――。

「なくさなければ、僕たちはきっと会える」

「質問はなし。さよなら紫苑」

 一体紫苑は蘇芳と別れて何をしようとしているのでしょうか…。やっぱりDTBはDTBだったようです…。


 また研究所のベラの様子も何か変…。そして迫ってくる軍に爆弾を仕掛け、ベラ=エイプリルも動き出します…。
 エイプリルも研究所に侵入。紫苑を狙っているようです…。ここで気になったのは、東洋人で、仮面をつけている…という情報。思わず反応してしまいました。対価の話も聞こえてきます。
 でも既にそこに紫苑はここにはいなく、代わりに誰かが殺されていました…。

 それは蘇芳、紫苑の父親でした……。

 
蘇芳もその殺された時の会話を聞いていました。このあと何だかんだで、ベラは蘇芳を連れて逃げることになります――。1話でこの展開…やっぱりDTBは容赦なかったです。


 が、その途中、ゴランというロシア保安局の能力者が二人を狙ってきます…。対価がハンバーガーなのに思わず笑いが。シリアスな空気が台無しに…。でも口が軽そうで何かかませ犬っぽい気もしました。
 エイプリルも能力を発動させ、対抗し、どうにかエイプリルはゴランを倒します!やっぱり能力者バトルはクオリティ高いですねー。期待したかいがありました。この時エイプリルが殺ってしまった猫はマオなんでしょうか…?いきなりすぎて分かりませんでした。
 その後対価である酒を飲むエイプリルですが、この後突然仮面の男が襲撃してきます――。黒なのでしょうか…?狙われるエイプリル。エイプリルもまた応戦。エイプリルは男目掛けて水で攻撃するのですが……。

 このパートは空を見るジュライで終わり。空からは星が流れていました…。ジュライはいつもエイプリルといただけに不安になりました…。ここでEDに。EDのキャスト欄がさり気に色々ネタバレですね…。


 が、本編はまだ終わっていなく…。黒の攻撃に倒れるエイプリル…。

 なんとやられたのは黒ではなく、エイプリルでした。

 
そしてエイプリルは意識を失う前にその男の顔を見ます…。

「BK…201……」

 それは黒のメシエコード。そして仮面が取れ、黒の顔が――。

 
やはり仮面の男は黒でした…。

 
これを目撃した蘇芳は一体どうなるのでしょうか…。非常~に気になるところで次回へ続きます――。この作品やっぱり引きが上手いですね…。最初から最後まで目が話せませんでした。


 次回予告担当は今回も銀。銀の予告~。これが一番嬉しかったです。学園モノになったのか?と思ったら一気にDTBっぽい暗い空気になってしまいました。やっぱりこうこなくちゃ。というかエイプリル死亡?DTBは本当容赦ないですね…。
 に、しても黒がすっかりホームレスっぽい件…。前作主人公がこの扱いってどうなんでしょう…。1期の最終回ではあんなにカッコよかったのに…。HPの設定画は一体…。一体最終回後から、これまで黒の身に何が起こったのでしょうか。気になることだらけです!とりあえず黒を追いかけているという霧原の出番が待ち遠しいです。

 今回OPがなかったので、次回楽しみにしています!出来栄えも今期始まったアニメの中でも段違いでした。1クールというのが残念ですが、1期より早く展開が動いてきそうなので楽しめそうです。今期はこの作品に力を入れていきたいと思います!

 ではまた次回に!