俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第14話「俺の後輩がこんなに可愛いわけがない」 感想

　一ヶ月ぶりの俺妹。黒猫無双な展開が続きますー。今回は黒猫と瀬菜が二人でゲームを作ることに。二人でゲーム制作を成功させることはできるんでしょうか。なんだかすごい作品ができあがりそうです…。一ヶ月ぶりで話についていけるか不安でしたが、今回も楽しんで見れましたー。

　部長の提案で一緒にゲームを作ることになった黒猫・瀬菜。でも二人の仲は険悪なままで…。京介がフォローするとはいえ、力を合わせてゲームを作ることはできるんでしょうか…？

　本屋でＢＬ本を物色していた瀬菜。黒猫のゲーム作りの力になろうと勉強しようと本を探しにきた京介はそんな瀬菜と出くわします。瀬菜の読んでいるＢＬのキャラ京介似～。しかもお兄ちゃんとのカップリングって…。どうどうとホモを連発＋本人に妄想していると堂々と言う瀬菜はある意味すごいとは思います。こういうのは隠れてするもんじゃあ…。瀬菜はある意味俺妹の中で一番危険なキャラなのかもしれません。
　そして我に返った瀬菜に首根っこつかまれ、ゆすられる京介…。桐乃がいなくても京介は色々大変なようです。

　この状況をどうするかで悩む京介。そんな中思いついた考えが「エロゲー作ろうぜ！」京介ストレートすぎ～。マイナージャンルを狙おうとした結果たどり着いた答えのようです。高校生でエロゲーって色々問題では…。
　部長ですら京介の提案は予想外ですが、乗り気に。黒猫も照れつつも了承。京介、何を手伝うんだー。まさかのニヤニヤ展開です～。
　その後麻奈実と京介はひとりぼっちでご飯を食べる黒猫を目撃…。この描写が妙にリアルすぎて泣きたくなりました…。でも京介は黒猫のことを考えそのまま去っていき…。試練の時です。

　黒猫・瀬菜、どちらのゲームを制作するのか決めるためのプレゼンが行われることに。瀬菜のプレゼンはきちんとしていますが、キャラ設定が～。相変わらず暴走しているようです。
　次は黒猫。設定資料がやっぱり辞書並…。黒猫のキャラ設定も結構負けていませんね…。結果、黒猫の案が通りますが、これに瀬菜が反発。ですが黒猫も負けず主張！

「でもこれがやりたいの！」

　そう主張する黒猫…。そこには桐乃が絡んでいました。黒猫、今でも桐乃に自分の創作物をバカにされたことを根に持っているようです…。黒猫、ある意味輝いています～。で、黒猫は開き直り、やりたいことをやると自分の道を行くことに。同人は自己満足だ…という言葉はまあ間違ってはいないのかも…。超すごいオナニーを魅せつけてやると決意を表明する黒猫ですが…。その後照れるのが黒猫らしいですー。

　後半。結局黒猫の案が通ります。瀬菜の方がシステムはしっかりしてはいるものの、ホモ要素に皆どん引き…。やっぱりやりたいことをやれと言われても守らなければならないラインはあるみたいですね…。しかもモデルがゲーム部の男子達…。それが瀬菜の案を皆が却下した理由だったようです。
　結果にショックを受け、部室から出て行く瀬菜…。お兄ちゃんに言いつけてどうするんだろう…。

　そうして瀬菜は翌日から部室こなくなり…。黒猫は一人で作業することに。京介はテストプレーなどの雑用を。黒猫のゲーム画面、結構凝ってそうです。
　そんな中、京介は黒猫と一緒にテストプレーをすることに。

「兄さん、一緒にゲームをやりましょ」

　そして先輩と兄さん、どちらの呼び方の方がいいと聞かれる京介…。京介もそんな黒猫にたじたじです。とりあえず先輩の方は学校、二人っきりの時は兄さんと呼ぶことに。やっぱり黒猫に振り回されてしまう京介ですが、でもなんだかんだで楽しそうです。ここの京介と黒猫のやりとりにはニヤニヤしてしまいました。こういうほのぼの展開も良いかも。

　順調に進んでいた黒猫のゲーム制作ですが、致命的なバクが発生して、完成が危ぶまれることに…。今のままではゲームを完成させることは不可能だと知った黒猫はどこかにかけ出していきます――。
　それは瀬菜のところ。黒猫は教室にいる瀬菜に力を貸して欲しいと頼み、協力をお願いします。黒猫も瀬菜の実力を認めていました。必死に瀬菜に頼み込む黒猫。黒猫は本気でした――。

「お願い、私と一緒にゲームを作って！」

　そこには桐乃の存在が…。ここの黒猫のセリフ、とてもよかったです。

「大切なのは私があなたとゲームを作りたいということ。
　仲間というのはなかなかどうしてすごいものよ。
　一人じゃ足を踏み入れられない時も、
　二人なら勇気が出せる時もある。

　頑張っても結果がついてこない時も、
　辛くて泣いてしまいそうな時も、
　支えてくれる人がいれば耐えられる。
　なんでもない一言で報われる…。

　そう…そうね
　仲間がいれば私はまだまだ頑張れるのよ
　最近わかったことだけど」

　黒猫も桐乃・京介・沙織との交流で成長していたようです。仲間って本当に大切な存在ですね…。瀬菜もそんな黒猫の言葉に心動かされ、一緒にゲームを作ろうと返事を！黒猫と瀬菜、良い感じになってきたみたいです。これで一人ぼっちからもさよならでしょうか…？
　そんな二人を見て京介も一安心。

『俺って奴はなんて思い違いをしていたのだろう…』

　もう京介が心配することもあまりなさそうです。これで黒猫編も一段落でしょうか。
　そこからは二人の快進撃がはじまります！黒猫・瀬菜は凄まじいスピードでゲーム作業を進めていきますー。瀬菜もデバッグの才能があるようです。バグが見えるんだとか…。羨ましい能力です。そんな瀬菜の能力に黒猫も驚き。そして魔眼使いと瀬菜を呼び讃えます～。嬉しいのか分からない…。
　そうしてゲームは無事完成しコンテストに出されるのですが結果、BEST OFクソゲーに選ばれてしまいます…。ある意味マニアックな方向に突き抜けている二人らしい結果でした。「強欲の迷宮」というのがまた黒猫のゲームらしいタイトルですね…。しかもスタッフ欄をよくよく見ると…

・千葉の堕天聖　黒猫
・魔眼使い　　　瀬菜
・漆黒の貴公子　京介

　…ここまで厨二ネームだとは思いませんでした…。ただこのゲームここまで見るとやってみたくなりますね。黒猫らしいオチでしたー。

　ＥＤはまさかのマスケラソング！しかも歌うのは黒猫と京介！まさかのコラボですー。歌詞も凄まじい厨二炸裂で面白かったですー。なんだかミクの曲の雰囲気っぽかった気も。
　あとさり気にイラストがBRS・シュタゲで有名なhukeさん！まさかhukeさんがくるとは思いませんでした～。ブラックな世界観がぴったりですー。こうしてみると本当にギアスっぽいですね。

　今回はいつも以上にはしょられているところがあって（ゲーム制作中の話・後日談、麻奈実の黒いシーンとか）残念に感じた部分もありましたが、黒猫と瀬菜の関係が良い感じに描かれていてよかったですー。ここは原作以上にグッときたかも…。桐乃が絡んでいたのも話的によかったと思います。

　次回は「俺の妹がこれで最終回なわけがない」いよいよトゥルールート編、俺妹も次回で最終回です。ここ数回まったく出番がなかった桐乃。今頃海外でどうしているのでしょうか…？京介の行動に注目です。桐乃ファンの方は期待してお待ちを！きっと俺妹らしい展開を見せてくれるんじゃないかと思います！次回もまた５月下旬更新でしょうか。
　
　ではまた次回に！