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コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

GIANT KILLING(ジャイアントキリング)#200 モーニング15号 感想

2011-03-14 00:18:01 | GIANT KILLING (原作感想)


 なんだかかなり久々な気がするジャイキリ感想。遅れてしまったぶん、じっくり語って生きたいと思います。間が空いたということで少し不安な気持ちもありましたが、表紙の達海の笑顔+増ページで安心しました。そして連載200回突破おめでとうございます!今年もどんな展開が待っているのかと思うととてもワクワクします~。これからも当ブログは全力でジャイキリを応援していきたいと思います!


 で、今回の表紙はジャイキリで達海です。200回記念のお祝いということもあってかもうこれ以上ないくらいの達海の笑顔。とても気持ちよさそうな笑顔で、見ているととても癒されます~。過去編などを踏まえた上で見返すとまた違った見方もできそうです。
 地震からこの3日間、自分にも色々なことが降りかかってきて滅入ることがありましたが、この達海の笑顔で救われた気がしました。絵の力はやっぱりすごいなと感じた瞬間でした。この達海の笑顔が一人でも多くの人を笑顔にしてくれればなと思います。


 はじめは前回の続きで小森が遂に攻撃をしかけようとしているところから!巻頭カラーです。小森がフリーになっているということで達海達も大慌て。急いで指示を出します。
 官野もいい位置に出てきており、攻めに出ようとする小森でしたが、ここで何故か方向転換。

「やっぱやめた」

 この気まぐれさもなんだか小森らしい感じがしました。そして小森は裏をかき、ゴール近くに潜んでいた丸岡にパスを!丸岡いい位置にいました。そうして丸岡はヘディングでボールを押し込もうとするのですが、どうにか佐野がこれを止めます。ETUどうにかピンチを切り抜けました。もう入るかと思いました…。
 山形の攻撃を止めた後、黒田が ここで立ちはだかったのがメンデス。さすがの黒田もメンデスの迫力にはビビリ気味のようです。黒田もメンデス怖いんですね…。それで黒田はうっかりボールをこぼしてしまい…。またもやピンチです。そんなうっかりミスをした黒田にハゲとツッコミする赤碕がなんだか面白かったです。
 で、そのこぼれたセカンドボールを拾ったのはやっぱり小森!やっぱりここぞという嫌なタイミングで絡んできます。そして瀬古も攻撃に加わってきて――。これにはETUまたもやヒヤリとさせられますが、瀬古のシュートは入らず。またETU助かりましたが、瀬古をマークする堀田に疲れが見えてきて…?達海が焦っている理由はここにもありそうです。

 山形の攻撃は得点にはならなかったものの、山形側が攻めているのを見てサポーターもイケイケモードに。試合をリードしているのは現段階ではETUですが、勢いは山形の方が上になってきました…。佐倉・小森の考えた策がどんどん効果を表してきました。
 小森もまた手ごたえを感じました。そして次に目を向けたのは熱く自分へ指示を出す佐倉。最初はいつものように佐倉をバカにしていた小森でしたが、次の瞬間には笑みを浮かべます。

『でもまあ…
 段々とお望み通りの展開に
 なってきたんじゃない?』

 小森も徐々に佐倉のことを認めてきたようです。これまでの小森の佐倉への態度があんまりすぎたのもあってちょっとよかったなと思いました。佐倉の作戦はどんどんETUに対して効果を出してきました――。

 その頃の達海と松原。達海は険しい表情で何かを考えていました。そして堀田と殿山の交代を決意。遂に試合で殿山が出場する時が…!待っていました~。いよいよ殿山の実力が見れるときがきたようです。
 何故堀田を変えるのか。その理由は瀬古を堀田が止めきれないから。山形のチャンスを作る役である瀬古を今マークしきれないのは悪い流れでもあるようです…。
 そして達海から今回の試合、ETUにとって不利な点について説明が。

「ここに来て
 日程的に不利な部分が響いてきたよ

 ただでさえ
 くそ暑い中での連戦…

 こっちは前節から中2日のアウェー
 それに対して向こうは中3日でのホームゲーム」

「ウチの利点は試合間隔が短いことで
 ゲームに入りやすかったことだけど…
 コンディションに関しては
 どうしたって向こうが上だ」

 前回まで不利な点がまだはっきり分かりませんでしたが、そういう理由だったんですね。やっぱり疲れはどうしても影響出てしまうようで。
 そしてその点を佐倉は見逃さず…。達海も山形が勢いづいてきたことに気づいていて、どこか焦っているように見えました。

「流れが向こうに行きかけてんのは否めない
 このまま後手に回ると
 何かとまずくなってくる」

「だからその前にコッチが動く!
 リードしてる状況で新戦力の殿山を入れて
 山形の勢いを止める!」

「そうやすやすと
 主導権を握らせるっかってんだよ
 サックラー」

 いつになく険しい顔つきな達海…。このまま逃げ切ればいいんですが、これで終わる気はせず…。佐倉もまたその頃この段階でETUを崩さねばと、今の状況を理解していました。そしてその思いを選手達に託します――

『頑張ってくれ…!
 お前たちならやれる…
 私は知っている…!』

『必ず…流れは我々に来る…!!』

 お前達ならできると選手達に心の中で念じる佐倉。いつになく熱い佐倉…まるで主人公チームの監督のようです…。なんだかもう嫌な予感しかしません…。


 その頃試合ではまたもやETUが山形に対して苦戦を強いられていました。後半半ばに差し掛かったことで、ETUの選手の体力もそろそろ限界に…。ETUにとってどんどんマイナスな状況になってきます。
 で、この状況でまたもやボールは小森へ…!ETU、常にピンチです。ですが小森をマークする村越もやられっぱなしではいられず。そういえば前回のジーノの守備はあれで終わりなんでしょうか…?あの後も何かあるような気がしたんですが。
 またこの辺でETUは殿山を投入する準備をはじめていました。それを見た佐倉も新戦力を投入されるということでかなり動揺…。ここの動揺した佐倉の画が妙になんかきました。
 でもその頃試合ではメンデスから瀬古へパスが。そしてまた動き出す瀬古。山形のカウンターがまたはじまろうとしていました。山形、更にイケイケモードに…。ETU側も緊迫した状況に…。
 瀬古を止めようと猛マークする堀田。ここのコマの流れがまた緊張感があってヒヤヒヤしました。ですが焦りすぎたのか、堀田は瀬古を後ろから激しくスライディングしてしまい……。せっかく堀田にもチャンスが巡ってきたと思ったら…。
 そして審判がそれに対し笛を吹いたところで次回へ続きます――。これはもうカードは避けられないみたいですね…。もうETU、追いつかれそうです…。


 次回もこの流れだとやっぱり悪い予感しかしません…。どうやっても同点に追いつかれてしまいそうな気がします。とりあえず殿山がこの試合でどんな働きをするのか楽しみですー。ステルスばりの活躍をするんでしょうか?堀田がレッドカードにならなければいいのですが…。

 ではまた次回に!