今回はルルーシュよりもスザク・ユーフェミアメインな話でした。いつもの放送よりは軽い感じが。後半はスザクがやけにカッコよく感じました。
冒頭は前回最後に登場したキュウシュウに来た日本国旗がついた船について。この船には中華連邦に亡命していたかってのスザクの父、枢木玄武の側近澤崎アツシが乗っていました。どうやら中華連邦の力を借り日本の独立を目指そうとしていたらしいです。でも実際は・・・。
そのころブリタニアの方でもその対応に追われていました。コーネリアはキュウシュウへ向かい、澤崎率いる軍勢を討伐しようとします。しかし悪条件が重なり苦戦気味。シュナイゼルもトウキョウの方で対処に忙しい様子。スザク、ロイドら特派もアヴァロンでキュウシュウに向かうことに。
そんな中シュナイゼルにユーフェミアが「何かお手伝いできることはありませんか?エリア11の副総督として、私も・・・」と言いますがまわりは渋った様子。それをみかねたシュナイゼルはこう言いユーフェミアを諭します。「解ってあげなよ、ユフィ。こんな時だからコーネリアにも余裕がないんだよ」優しく言うものの残酷ですね・・・。シュナイゼルらしいセリフです。
しばらくした後訪問先のクロヴィス記念美術館、クロヴィスの銅版の前で、厳しい現実を突きつけられたユーフェミアはスザクから騎士の証を返還された時のことを思い出します。スザクは罰せられることもなく、のうのうと生きている自分に騎士たる資格はないといい、父親殺しのことをユーフェミアに話し、騎士を辞退していました。自分はお飾りでしかない―そしてだれにも資格を認められていないとユーフェミアは思い一人泣いていました―。何か切ないです・・・。
その頃の学園祭をひかえている学園。こちらでも中華連邦の話でもちきり。その後ニーナがロイドからのプレゼントをとりに科学庁に行くことが明らかになります。あと美術館。これにはリヴァルは大慌て。しかしミレイにはやっぱり軽くあしらわれてかわいそう。ニーナの「ロイド先生」はなんか新鮮な印象を受けました。先生・・・。しかしルルーシュ、スザク、カレンは各々の事情でいません。カレンは今回スザクに正体がばれて、もう戻る気がないと言っていたようですが、どうなることやら。
その会話の輪から外れてシャーリーは部屋から見つけた手紙を見て戸惑いを見せていました。その手紙にはルルーシュ=ゼロだったというルルーシュがギアスを使い封じた事実が書かれていました。これはまたルルーシュピンチ。シャーリーはこの事実に戸惑いながらも何故自分がルルーシュのことを覚えていないのか疑問に思っているようです。これはまたシャーリー関係で何かありそうな気がします。今後シャーリーがどんな立場にたつのか気になってきます。
その頃黒の騎士団内でもやはりキュウシュウに攻め込んできた澤崎への対応を話し合います。合流するか、しないか―。しかし迷う間もなくゼロは既に結論を出していました。
「澤崎とは合流しない。
あれは独立ではなく傀儡政府だ。中華連邦のな。
名前と主君が変わるだけで未来はない。
無視するべきだ、あの日本を」
と澤崎のことを全否定。この後の流れを見れば納得です。しかし団員はそう言われてもすぐに肯定はしませんでした。この状況にディートハルトは今後の活動方針を問います。それにゼロは、
「トウキョウに独立国を作る」
と大きく宣言します。これにはディートハルトは歓喜しますが、団員達は自分達には大きすぎるとして動揺します。国と言われれば無理もないと思います・・。しかしゼロは
「では聞こう。お前達は誰かがブリタニアを倒してくれるのを待つつもりか?
誰かが自分の代わりにやってくれる、待っていればいつかはチャンスが来る・・・。
甘えるな!自らが動かない限り、そんないつかは絶対に来ない!!」
と団員達に叱咤します。ゼロならではの強烈なお言葉です。。これはルルーシュの過去から現在の経験があって生きる言葉だと思いました。「自らが動かない限り、そんないつかは絶対に来ない」の部分は序盤のルルーシュ自身を思い出させます。
一方ニーナ。ニーナは美術館の前に来ていました。しかし中には皇族の観覧中と言われ入れず。そこまではおとなしくしていたニーナでしたが、中にいる皇族がユーフェミアだと知ったニーナは大暴れ。「ユーフェミア様に会わせて~」と警備をくぐりぬけようとしますが、取り押さえられてしまいます。
絶対絶命の中、そこに偶然ユーフェミアが車で通りかかり、たまたまニーナを覚えていた(よく覚えていたと思う)ユーフェミアに助けられます。
その後ユーフェミアの家?のような場所で2人は暖炉の前で休みます。ニーナはユーフェミアから服をかりた模様。ここでニーナは今までためてきた想いをユーフェミアに伝えます。ニーナ興奮気味。しかし自分をお飾りと想思ってしまっているユーフェミアはこれには複雑な心境。しかしその後自分を嫌いだとニーナと話すうちにユーフェミアは何かを悟ります。
「ありがとう、ニーナ。あなたに会えて良かったわ。何かわかっちゃった」
と言い、シュナイゼルの元にプライベート通信の許可をとりに行きました。・・・とりあえずユーフェミアの危機は無事に去りました。良かった、良かった・・・。
その頃のスザク。スザクもユーフェミアに対しては複雑な心境のようです。スザクもまたキュウシュウにて出撃することに。目指すは澤崎!しかし出撃後、スザク頼みの作戦内容、元父の側近澤崎との会話で不意をつかれたスザクは、周りにいたナイトメアにランスロットの主力武器「ヴァリス」を破壊されてしまう等苦戦。それを好機とした澤崎はスザクに投降するように言います。しかしスザクは―
「お断りします。
ここで父の名を使ったら、もう自分を赦すことができない!」
と拒否。カッコよく言ったものの状況は最悪。装備も初撃で壊れ、エネルギーも切れる寸前。後がありません。そんな時ユーフェミアから通信が―意思を決めたユーフェミアはスザクにこう言います。
「枢木スザク!!」
「え!?ユーフェミア様!?」
「スザク!!私は貴方を・・・えーっと・・・えーっと・・・私を好きになりなさい!!」
「はい!!・・・え!?」
「その代わり私が貴方を大好きになります!!
スザク、貴方の頑ななところも優しいところも、
悲しそうな瞳も不器用なところも猫に噛まれちゃうところも全部!!
・・・だから自分を嫌わないで!!」
「・・・!?・・・そうか、かえって心配させちゃったんですね。
あなたって人は・・・。いつもいきなりです。
出会った時も、皇女だって名乗った時も、学校を決める時も、
僕を騎士に選んだ時も・・・いつだって!!」
『そうです、いきなりです!!いきなり・・・気づいちゃったんですから・・・」
「でも、そのいきなりの度に僕は扉を開けられた気がする。ありがとう」
ここまでの2人の会話にはああ、良いな~この2人と思いながら見ていました。出会いの時のことも話しているのがいい感じです。「いきなり」ばっかりいっているのは気になりましたが。何かこの2人の関係はルルーシュとC.C.に少し似ている気がしました。でもその後のセリフで今までの感動は飛ばされてしまったような気がしました。
「・・・最後にお願いをしてもいいですか?
僕に何があっても自分を嫌いにならないで下さい。
あと、その時は僕の存在を全て消してもらえると・・・。
友達に迷惑はかけたくないから、転校したことにでもして下さい」
「もう、エナジーが尽きました。あぁ、いけない。
セシルさんやロイドさん、それとシュナイゼル殿下によろしく。
・・・あぁ、最後まで一人よがりだったな、僕は」
おいスザク~!ここでそれないだろう!!と心の中で強く叫んでしまったのは私だけではないと思います。転校がさりげなく笑えます。ここでスザクがギアスの命令で目が赤くなったのが気になりましたが―。
どうなるんだ一体!!と思った次の瞬間、スザクの周りにいた敵は2つの赤黒い光によって殲滅。そしてその攻撃を放ったのは前回ゼロが奪取したガウェイン!乗っているのは複座式ということでゼロとC.C.。やはりガウェインに乗り込むのはゼロとC.C.でした。面白いです。とりあえずゼロが機体を得たということで今後すぐにはやられなくなるはず。
そしてランスロットの前にガウェインが。ゼロはランスロットにエナジーフィラーを差し出し、スザクに、こう問います。
「私は今から敵の司令部を叩く。君はどうする?」
「ふっ・・・残念だけど、ゼロ。お前の願いは叶わない。
自分が先に叩かせてもらうよ」
前から気になっていた「ゼロ。お前の願いは叶わない」はここのセリフだったんですね。ちょっと意外な場面で使われました。しかしこのスザクカッコいい~!!
利害が一致したゼロとスザクは一時的に共闘し、キュウシュウブロック最大の要害を突破していき、脱走しようとする澤崎を追っていきます。そして追い詰めた時、澤崎は「ゼロ!!お前達は日本を憂うる同士ではないのか!?」と言い逃れようとしますがゼロは
「我ら黒の騎士団は不当な暴力を振るう者全ての敵だ」
この言葉は今回一連の澤崎の態度を見て気持ちがイラっとしていたのでなんかスカッとしました。上手く言いましたね。ここの場面では再び酒井さんの新たな挿入歌「Callin'」が!ピカレスクよりはおとなしめの曲でした。この曲も良いです。今回は正直あっているのか分かりませんが、歌が良いので良いことにしておきます。歌詞が気になりますね。
この事件中にはさまれていたロイド、ラクシャータの独白も見逃せません。バドロン砲について悔しがるロイドが良!特にラクシャータの
「相手はやっぱりプリン伯爵かー?
思わぬ共同作業ね。あーー、気持ち悪い」
プリン伯爵と呼んでいるくらいですからロイドの好物ってプリンでしょうか?何かあーそうか~と妙に納得。共同作業・・確かに気持ち悪いかも・・・。
そしてゼロ、スザク2人の活躍で、澤崎が逮捕され、中華連邦に亡命していた勢力も壊滅的な打撃を受け事態は収束。その後スザクは軍へ戻りユーフェミアと再会。戦闘中でのやりとりのせいか2人はぎこちない感じ。でもあまりのぎこちなさに2人は笑ってしまいます。それからユーフェミアは切り出します。
「スザク、私ね、わかったんです。
理想の国家とか大義とかそういう難しいことじゃなくて、
ただ私は笑顔が見たいんだって。
今大好きな人と、かつて大好きだった人の笑顔が。
・・・私を手伝ってくれますか?」
ユーフェミアは人々の「笑顔」の為にこれから何かをしていこうと心に決めたようです。ユーフェミアらしい考えが定まってきて良かったと思います。それにスザクは―
「イエス、ユアハイネス」
と肯定します。ここは良~。前にも書きましたが、騎士の忠誠の姿っぽいのはなんかカッコよさがありますよね~。とりあえずこれでスザク、ユーフェミアのカップリング成立でしょうか。なんかもうアツアツな感じがします。個人的にはスザク、ナナリーも気になっていたんですがはたして・・・。今は今後ユーフェミアの無事を祈るばかりです・・・。
次回はなんか学園祭の話?ピコピコハンマーで殴られるルルーシュが面白いです。あと予告での扇とヴィレッタの長い対峙シーンが気になります。どうなるんでしょうか?
今回はルルーシュの出番がいつもより少なめだったせいか話がなんか軽いな~と思いました。そろそろ急展開的な話を欲しいですね。でも「生きろ」と命令されてからのスザクは何か前向きでカッコよく見えてきていい感じ。
そういえば、ここにきてやっと公式から続編決定、24、25話の放送についてお知らせがきましたね!良かったです。続編ではルルーシュの立ち位置が面白いことになるそうなので楽しみです。
TBありがとうございました
重くて記事書きこみが出来ないのでアメバさんからライブさんに引っ越しました
その為旧ブログの記事移動に悪戦苦闘ですw
その場凌ぎの展開でなく本当に楽しませてくれる作品です
これからも面白い文章を書いてください。
TBでお世話になっております。今回のギアス、酒井さんの歌良かったですよね~。
新ブログへの移行大変そうですが、頑張ってください。
地蔵さんのブログ覗かせていただいたら、このブログのリンクがはってあって驚きました!!
こんなブログに、はって下さってありがとうございます~!
こちらからもリンクをはらせて頂きます。
では今後とも是非宜しくお願いします。