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コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

うみねこのなく頃に 第7話 「EpisodeII-II early queen move」感想

2009-08-13 23:53:10 | うみねこのなく頃に(2009夏秋)

 今回からまた島での話がスタート。今度は違う結末になるのか気になります。に、しても楼座はもっと親としての自覚をもつべき…。


 始めは島に行く日にまた真里亞がだだをこねているところから。移動中ハロウィンが近いということではしゃぐ真里亞ですが、楼座は不機嫌…。早くも嫌な予感がしてきました…。
 そして電車の中ではうーうーばかり言う真里亞の頬を叩いたりと、親としては問題がある行動に…

「そのうーうー言うのをやめなさいって
 言っているでしょ!」

 楼座の迷言が出ました。真里亞のうーうーもちょっとイラっとしますが、楼座も親としてどうかと思いますね…。しかも人が見ている中で。相変わらず問題山積みな2人でした。

 六軒島では親族を迎えるためそれぞれ準備を。また島へ戦人達が向かっていました。今回は真里亞・譲治にスポットが当たっていたような気が。
 真里亞は楼座がかぼちゃの飴を買ってくれたことに大喜び!早速戦人達に自慢しようとします。原作では寄り道して買ったのですが、はしょられてちょっと残念。珍しく楼座が良い人に見えるシーンだったのですが。
 真里亞はベアトリーチェの仮装をしたいと言いますが、皆微妙な反応。この時まだ皆はベアトリーチェを信じていませんでした。

 朱志香は熊沢からベアトリーチェの話を聞きます。鏡があった祠の話も。熊沢は鏡が割られたことで悪霊が出てきて、ベアトリーチェが誘い出されると話しますが…。とりあえずEP1以上にヒドいことになりそうです。
 金蔵は儀式を前にして興奮中…。まあ金蔵はいつも相変わらずですね…。

 戦人達は屋敷へ向かう途中でハロウィンの話をしていました。今回はハロウィンが話しに絡んできそうですね。不吉な予感しかしませんが…。
 と、そこでベアトリーチェの話になった時、時間が止まり、メタ世界(EP1後の戦人がいる空間)のベアトリーチェと戦人が出てきます…。アニメではどう再現してくるか気になっていましたが、まだ部屋にいなくて、別の世界をただ見ているという感じでした。今後はチェス盤とか用意されるんでしょうか…。
 対峙する2人。ここで流れた原作音楽が良かったです~!Daiさん作曲(確か)の曲で気分が盛り上がりました!2人はお互いを打ちのめす気満々。また戦いが始まろうとしていました――。でもベアトリーチェの方が余裕ありそうな気がしました。戦人は大丈夫でしょうか。

 再び島での戦人サイド。皆が行った後、楼座は真里亞を虐待します…。相変わらず母親としてのダメダメな楼座…。育児は大変ですが、これはいけません。楼座は9歳なのに、うーうーばかり言っている真里亞に楼座は苛立ちます。楼座自身に問題があるのでは…。
 楼座の怒りはエスカレート。空港で真里亞に買ってあげた飴も「気持ち悪い!」と踏み潰してしまいます…。アニメでは絵がある分、更にいたたまれなさが…。大人が子供にやることではありませんね…。
 真里亞はそんな楼座の行動をただ見ているしかなく、

「ママ、帰ってきて…」

 と、願います。真里亞は悪い魔女が楼座にそうされていると思っているようですが…。楼座の好感度が一気にガタ落ちしました。
 楼座は好き勝手やった後、真里亞にそこにいるように言いつけ、自分だけ屋敷へ戻っていきます。嘉音がそんな残された真里亞を気遣います。真里亞を気遣う嘉音がさり気に良い感じでした。
 が、真里亞はあの不気味な笑みを…楼座にも問題がありますが、真里亞にも思い入れはできそうにないです…。

 台風が来ると聞き、楼座は焦り真里亞を呼びに行きます。最初のうちは楼座も苦しんでいるんだなと思っていました。この時は…。
 楼座は真里亞に必死に謝ります…。ここだけ見ると丸く収まったように見えますが、まあまたボロが出ることでしょう…。真里亞は楼座を責めることなく、楼座を許します。ここだけ見ると真里亞がいい子に見えるかも。

 真里亞・楼座が仲直りしている中、制服版ベアトリーチェが現れます!原作では丸みがあったので違和感ありませんでしたが、アニメは頭身の問題か無理しているように見えたり…。ミニスカは厳しいかも。に、してもこのベアトリーチェは誰なんでしょうね。原作ではこのベアトが出てきた辺りで混乱してきました。メタ世界のベアトリーチェとは別人な気もするのですが…。
 2人の前に現れたベアトリーチェは真里亞の壊れた飴を目の前で復元させます。これに真里亞は喜び、楼座は驚くばかり…。蝶が空中に舞う中飴は見事復元されますが、これも魔法なのでしょうか。飴が目の前でくっつかない限りは信じきれないかも…。
 そしてベアトリーチェは真里亞に手紙を渡します。楼座にも。手紙がそのタイミングで開けられるか気になるところ。


 制服姿のベアトリーチェはその後屋敷へ入っていきます。そして源次に迎えられることに。ベアトリーチェは源次に年をとったなと言いますが…。もしかすると過去に会ったことがあるのかもしれません。
 またその様子をたまたま通りかかった霧江が見ていて…。霧江は架空の人物かと思われていたベアトリーチェを見て驚きます…。この人物は本当に魔女・ベアトリーチェなのでしょうか…。謎だけが深まります。

 メタ世界のベアトリーチェと戦人。戦人は唐突にあの世界にベアトリーチェが現れたことに混乱しているみたいです。もうなんでもありですね…。一方ベアトリーチェは余裕。戦人、翻弄されています。


 後半。貴賓室に招かれたベアトリーチェ。お茶出しに来た嘉音に話しかけますが、嘉音はベアトリーチェを無視。相手をしたら負けだと思っているのかもしれません。ベアトリーチェは嘉音に儀式が始まっていることを告げますが、嘉音は、

「僕は家具だから…」

 と諦めモード。嘉音は割り切っていました。嘉音はベアトリーチェととことん張り合おうとしていました。
 でも紗音を生贄にするといわれ、嘉音は動揺…。紗音を大事に想うあまり、ベアトリーチェに言われるがまま足をなめてしまいます…。こういうことで人を屈服させるとは…ベアトリーチェは最低です。これで嘉音の願い通りにいけばいいのですが…。

 郷田は、ベアトリーチェに食事を持っていけないことを苛立っていました。源次が言うには金蔵と同じ身分だからとか…。源次はベアトリーチェのことを信じているようです。
 一方嘉音は紗音にも儀式が始まっていると教えます…。幸せの終わりが近いことを知り、紗音の心も揺れます…。
 それからベアトリーチェと紗音。ベアトリーチェは儀式が始まったら譲治を失うことになると挑発的に言い、紗音を困らせようとしています。
 いつもだったらここで折れる紗音ですが、覚悟を決めた今の紗音は違います。紗音はベアトリーチェと対抗することを決めます――。

「私はあなたなんか知らない。
 私は、私の運命を全うする。

 だからあなたを面白がらせたりはしない。
 それがあなたに出来る唯一の私の抵抗です。

 まだ御用があるのなら、他の者をこさせますので」

「面白い、殺してやる…!
 お前の想い人と一緒にな…」

 ここの紗音はカッコよかったです~。ひ弱そうな紗音がベアトリーチェ相手にここまで…。紗音は愛することで強くなったようですね。この後もどう対抗するのか楽しみです。これでもっとベアトリーチェとの掘り下げがあればよかったんですが…。ベアトリーチェが紗音を脅すシーンが結構削られていたので、あまり重みが…。
 紗音に挑発されたベアトリーチェは怯むどころか、更にのり気に。紗音はベアトリーチェに抵抗し続けることはできるのでしょうか。


 夕食時、郷田の料理紹介が。霧江はその中で郷田にベアトリーチェのことを聞こうとします。その霧江の質問から皆、ベアトリーチェが来ていることに動揺…。蔵臼も知らないようです。金蔵の愛人と言われ夏妃がキレたりと場はまた混乱。親達は源次にどうなのか聞くことにします。
 そのせいで子供達は夕食の途中でゲストルームに戻されることに。状況があれだとはいえ、料理がもったいないです…。
 戦人は南條からベアトリーチェがいたと教えられます。ますますベアトリーチェの存在が濃いものに…。戦人達はベアトリーチェが金蔵に復讐するのでは…と推理してみせたりと、ベアトリーチェの存在を冗談のように思っていました。
 でもベアトリーチェの存在を信じている真里亞は、また不気味な笑いを…。こういうところが真里亞のよくないところですね。これじゃあ人気が…。


 その後、譲治はEP1と同じように紗音にプロポーズ。紗音に婚約指輪を贈ります。EP1では次の日に結論を先送りにしていた紗音ですが、今回はすぐ指輪をはめて、その意志を示します。紗音も強くなりましたね~。これで2人は結ばれ、更に絆を深めますが儀式の時は迫っていました…。
 嘉音は一人、そんな譲治と紗音を見ていました。

「姉さんはバカだ…」

 と呟く嘉音。こうして見ていると嘉音にも反抗に及ぶ動機はありそうな気がします。でも嘉音がどこか寂しそうにも見えたり…。

 深夜、教会では親達がベアトリーチェと会い、魔法を認めていました…。あんなに魔法をばかばかしく思っていた親達があっさり…。超展開です。皆、早くもベアトリーチェに屈服してしまいました…。まさか夏妃まで認めるとは思っていませんでした。
 そして一番現実的で、こういうことを信じなそうだった霧江もベアトリーチェに屈服…。

「降参よ。私も認めるわ。
 あなたはベアトリーチェ。
 右代宮家の顧問錬金術師。
 そして偉大なる魔法の使い手。
 魔女であることを、認めざるをえない」

 親達の最後の頼りになる霧江もこうして屈服…。霧江だけは否定してほしかったです。EP1の時は霧江が犯人かもしれないと思っていたりしましたが、なんかその可能性が消えてしまった気が。
 それにベアトリーチェは嬉しそうに高笑いを…。そうして島は儀式の時を迎えることに――。そこで次回へ続きます。


 次回は「EpisodeII-III week square」次回はおそらくはじめの方から惨劇が始まるので、心の準備を~。出題編で一番トラウマになったシーンです。とりあえず放送がハロウィン近くなくてよかったです…。
 公式の予告は今回は戦人。ベアトリーチェって一体…。予告からするとどうやら次回から本格的にファンタジー展開になるようで…。ここら辺でかなりの人が推理から脱落しそうですね…。とにかく魔法を否定・無視することが大切です。山羊は一体何なんでしょうか。あの姉妹登場が楽しみです~。
 予告で原作で一番好きなBGMの「Dread of the grave」がかかっていて嬉しかったです~!これで本編でも流れてくれればと思いつつ。

 ではまた次回に!