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コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

オオカミさんと七人の仲間たち 第8話「おおかみさんとねずみの嫁探しとやっぱり豚はこういう扱い」

2010-08-20 04:23:43 | オオカミさんと七人の仲間たち(2010夏)

 今回は2つの話が平行して描かれていきます。冒頭から雰囲気違っていて驚きでした。ここ数回シリアスめの話が続いていたのもあっていい息抜きになった気がします。に、しても嫁探しでとばっちりを受けた人達災難…。観終わった後タイトルを見返すと色々納得な1話です。


 はじめは別番組?と思わず思ってしまいそうな映画風のダイジェストからスタート。簡単に言えば涼子達対3匹の豚との戦い。皆雰囲気がなんかシリアスめでいつもと違うような…。でも豚兄弟が出てきて脱力。かなりギャグ~。
 オオカミさんと3匹の豚の戦い…一体どちらが勝利するんでしょうか。今までで一番びっくりしたアバンでしたー。

 と、そっちの話はおいておいて本編は御伽銀行の依頼話へ。涼子達は嫁探しの依頼を受け、借りを作るいい相手になると、その依頼を引き受けることになります。根角(ねずみ)家はお金持ちそうな家のようですが、一体どんな事情があるんでしょうか。に、しても黒子ナレーションは回を重ねても入れる場所があれですね…。
 で、その根角家の人と対面。まだ小学生の忠太郎とソウルネームがセバスチャンだという執事の二人がやってきます。おつうさんは同じ使用人?として執事に惹かれているようでした。なんだか気になる関係な二人かも。そしてここで「エッチなのはいけないと思います」~。まほろさんネタキター!いつかやってくれると思っていましたー。今回これだけで価値あるかも。

 ここから本題。忠太郎は家の決まりで12歳の誕生日まで相手を決める必要があるようで…。嫁探しに関する亮士のツッコミ鋭い…。どうやら相手がいないということで、御伽銀行に依頼がきたようです。
 そうして嫁候補探しが始まります。まず嫁候補一人目はアリス。リスト確信犯…。とりあえず嫁条件を満たしますが、逆にしっかりしすぎているなど、マイナス面に関してもツッコミ…。ヒステリーババァ酷すぎる…。眉間にシワ…。これはキレないほうがおかしいです。で、怒りが爆発したところで終。アリス災難…。
 その後すぐに切り替えて次のターゲットへ。と、そこで物陰から見つめている子が…。何回も出てきます。一体どんな関係なのやら。


 後半。次は地蔵さん。地蔵さんには想い人がいますが、相手がついていようが関係ないみたいなノリで進みます。なんかもう女なら誰でもいいみたいなノリ…。これにはもう涼子も呆れ気味…。怖いもの知らずとは恐ろしいものです…。
 そうして野球部へ。でも向かうのは野球部ではなく、フェンスの外。物陰から花咲を追っている地蔵さんを発見します。地蔵さん相変わらずですねー。そして地蔵さんにも持ち上げるようなことを言って、その後マイナス面の話をしてまたもや落とします…。何故好きでもないのにこんなことを言われなければならないのか…。ひどすぎです。なんというか女キャラ今回本当かわいそう…。

 次は乙姫。乙姫はそのころいつものように浦島に迫っていましたー。またもやラブラブ?な二人でした。亮士も猟のように浦島を上手く追い詰める乙姫に感心。
 で、同じように却下パターンで終。とりあえず何事もほどほどにということで…。またもやR指定入りそうな展開に…。この二人だけなんか別の作品のキャラのようです…。

 何事もなかったように嫁開始開始。ですが同じように次々と却下されていきます。その中にはとらドラのキャラやレールガンのキャラも!電撃キャラがたくさん~。さすが電撃文庫の作品…幅広いです。でもその子達でもダメなんですね…。贅沢すぎです。

 そうして嫁候補巡りが終わったものの、誰もいなくて…。しまいにはおっぱいがよければいいじゃんみたいな流れになってしまいます…。なんかもうぶっ飛びすぎて何がなんだか…。おっぱいの話題は貧乳涼子と林檎も不愉快…。
 で、次の嫁候補は桃子になりますが、また持ち上げておいて突き落とす展開に…。ここまでストレートにたれる話を入れてきた作品はそうそうなかったんじゃないかと…。残念な人たちの逆襲が面白かったです。そんなわけでおっぱいも却下…。執事は一体何がしたいんでしょう…。この作品、やっぱりブラックなところがありますね。そこもまた童話だからなんでしょうか。
 次は貧乳…。貧乳について力説する執事にどん引きです。涼子も自分達をバカにするような執事の態度にキレだしてぶっ殺そうとしますが、亮士に止められます。それでも執事はどんな状況でも動じず…。何か狙いがありそうです。
 
 で、ここで核心に迫るように、幼なじみの話へ――。流れが何故かいきなり変わりました。そうして座敷わらしのような女の子がここで登場!その子が忠太郎の幼なじみの子でしたー。つまりここまで出てきたキャラは皆引き立て役だったということでしたー。皆の苦労って一体…。
 そして忠太郎と女の子は噂の誤解を解き、心を通わせます――。で、ここでここまでの話をすべてぶったぎるかのような執事の締めの言葉。なんかすごく脱力しました…。


「はじめから嫁など探す必要などなかったのです。
 かけがえのない宝は、
 坊ちゃんのすぐそばにあったのですから…」


 皆呆然…。まあなんとなく結末は分かっていましたが…。まあ二人が無事に結ばれたということでめでたしめでたりでしょうか。

 すべてが終わった後。リストもそれを分かっていたようで、二人が無事結ばれたことを笑って喜びますが、皆それで納得するはずもなくカンカン…。まあこれは無理もないかも…。あれ、豚の話は…?というところでCパートへ。


 Cパート。また最初の豚の話に戻ってきますー。いきなりクライマックス!豚との対決。王様ゲームで涼子と林檎がキスを…。そして豚が追い詰められるところでどういうことが浦島から明かされます。どうやらこれ、林檎の自主制作映画だったようで。林檎、これがしたかっただけなのでは…。でも結構気合入っていたようなので、これで1話観たかった気がします。今回の本編の話があれだっただけに…。一体どういう経緯で作られたのか気になるところ。

 その頃女性陣はケーキ屋へ。亮士とリストも。どうやら今回の騒動をケーキでおわびすることになったようです。そういえば今回マジョリカはターゲットにされませんでしたが、どうしてなんでしょう…?
 リストの財布もすっからかんになったということで、めでたしめでたしー。に、しても乙姫ケーキ4つ~。過去のことを思い出します。

 今回は珍しく本編の話が進まない回でした。最近シリアスめの話が多かっただけに、色々ぶっとんでいて面白かったですが、この作品の黒い部分も随分垣間見えてなんともいえない気持ちになりました…。ある意味童話らしい作品なのかも。でも観終わった後タイトルを見返すと色々納得ですね。やっぱり豚はこういう扱い…。


 次回は「おおかみさんと毒りんごが効かない白雪姫」林檎は赤ずきんの話以外にも白雪姫の話にも関係しているみたいなので楽しみです。白雪と林檎が一体どんな関係があるんでしょうか。

 ではまた次回に!

 



4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
第8話観ました。 (ひらがなでことみ)
2010-08-21 09:12:52
こんにちわ、ソウキさん。
今回の冒頭の演出、一瞬違うアニメかと思いました。それにしても今回はアニパロが所々あって面白かったです。

最初の林檎が「少し肺に入ったですの」はナウシカですねー。
おつうさんと執事の対面では、やってくれるかなーと思っていたら、まほろさんネタやってくれましたね。
それに、とらドラ・レールガンキャラまで。電撃関連だから出来ることですよね~。

そして最後は幼なじみというオチで解決とは。

冒頭の続きのCパートの王様ゲームでの林檎と涼子のキス、百合っぽい演出に、ナレーションの「豚BL」のセリフに笑ってしまいました。
それにしても今回、声優さん豪華メンバーでしたねー。

ではでは。
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執事無双+豚BL (里緒)
2010-08-21 12:06:14
こんにちわ、ソウキさん。
最近終わる気配のない夏休みの宿題に危機感を抱きはじめている里緒です。
冒頭いきなり見るアニメを間違えたかと思いました(笑) 黒子ナレーションの「ありえない語尾」、「三男は普通」には笑いました。でも結局は豚田三兄弟の話はカットされてしまいました…。やはり二話を一話にまとめるとこうなってしまいますか…。原作でも好きで、結構楽しみにしていた話なのですが残念です。OVAが出ることに期待しておくことにします。
OP後、今回は今までと違って、完全なギャグ回でしたね。一言で言うなら執事無双といった感じでした。バッサリと切られる女性陣がかわいそうです。あと乙姫に引きずられながらもいい笑顔で助言する浦島は死地に向かう兵士のようでした…。まあ、アニメでは浦島さんが御伽銀行に入る経緯がありませんでしたが、原作では乙姫さんにいろいろ(ストレートには言えません)されすぎて入院までしてますし、ある意味、命がかかってます。
それにしても、まほろさんネタにレールガンととらドラと今回は豪華でしたね。黒子ナレーションなのに黒子を紹介していたのには思わず笑いました。ついでに高速でスクロールされていく女性の中に一人だけ男性が混ざっていました。あれはいいのでしょうか…。
結局女性陣の犠牲もむなしく、幼なじみが出てきて解決してしまいました。最後だけいい話でしたが、さすがに涙腺が緩い私でもここまでの経緯もあって感動はできませんでした。まあ、面白かったのでいいですが。ケーキをたかられるリストは自業自得ですね(笑)

Cパート。王様ゲームで戦う豚田三兄弟とおおかみさん一行。りんごさんとおおかみさんのキスシーンには思わずドキドキしてしまいました。ついでにりんごさんの製作映画だと言われていましたが、原作では事実あったことです。
ついでにあの後、原作では豚田三兄弟は王様ゲームの王様を引いたりんごさんの命令で暑苦しい男同士のキスをほっぺに交わし(一人耐え切れずに逃亡)、散々ひどい目にあいます。

次回はりんごさんの過去話、楽しみです!!
それでは、また(^^)/

PS・前回のおおかみさん7話にしたコメントの行変えがおかしなことになっていてすみません。直せるかどうか分らなかったので、そのままにさせていただきました。今回もずれていないか若干不安です。
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コメントありがとうございます! (ソウキ)
2010-08-23 03:40:27
>ひらがなでことみさん

 ひらがなでことみさんコメントありがとうございます~。
 今回のおおかみさんはいつにも増して異質回でしたね…。私も最初違う番組か?と思ってしまいました。演出も凝っていて、こっちも見てみたいと思ってしまいました。
 今回もベタではありましたが、オチも上手くついていて良い話だったと思います!

 そういえば今回はパロディネタ多かったですね。まほろさんネタには思わずニヤリとしてしまいましたー。しかも電撃文庫のキャラ達まで…。何がともあれ嬉しいサプライズでしたー。まさかここまで仕掛けてくるとは思っていなかったですー。

 ではでは~。
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コメントありがとうございます! (ソウキ)
2010-08-23 03:53:22

>里緒さん

 里緒さんコメントありがとうございます~。
 今回のおおかみさんは色々な仕込みがあって驚きました。里緒さんも驚かれたようで。豚兄弟の話は原作ではもっとあったんですね…。しかも実際あった話だとか。アニメ的にあれだったからカットされたんだと思いますが、豚兄弟の話も面白そうでもう少し見たかった気がしましたー。更にあれなシーンが続くんですね…。なんらかの形で補完して欲しいですー。

 本編はもう色々ひどすぎて、観ているコッチがヒヤヒヤな気持ちになってしまいました…。ここまで女キャラの裏側に関して掘り下げた作品は今までなかったかもなと思ってしまったり。原作だと浦島は更に過酷な状況に置かれているんですね。ちょっと同情かも…。
 パロディネタは本当にびっくりでしたねー。まさか黒子まで出てくるとは…。まあ色々なキャラが出てきたような気がしますが、勢いで流したからかさっぱりしていたような感じがしました。
 今回のオチもおおかみさんらしいといえばらしいのですが、どうも後味が…。色々ヒドい回でしたが、最後のケーキ屋さんでのやりとりで気が晴れましたー。次回の林檎回も楽しみです~!

 コメントの行変えに関してはお気になさらずー。あと宿題頑張ってください!きっと31日にはなんとかなっているはず…。

 ではでは~。
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