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コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

氷菓 第7話「正体見たり」 感想

2012-06-04 02:49:53 | 氷菓(2012春夏)

 今回は古典部の面々で温泉旅館へ泊まりに行く話。4巻の短編の一つです。温泉宿ということでサービスシーンあるのかと思ったら…!なんだか予想外でした。
 ですがその休みに行った温泉宿でも何やら謎があるようで…一体どういうことなんでしょうか…?


 夏休み8月に入ってから。バスに揺られながら温泉宿へ向かう古典部の4人。相変わらず気になる発動中のえる…温泉宿でも何か起きそうです。ですが奉太郎がバスに酔ってしまい…奉太郎意外な弱点です。
 あと夏休みに入るのが早すぎてびっくりしました~。普通の作品だったら1クールはかかるのでは…。あとてんとう虫の演出が良い感じでした。

 その温泉宿は摩耶花の親戚が経営している旅館。改築中ということで無料で宿を貸してもらえることになったようです。そして「温泉合宿」という名目で皆で休みに行くことに。氷菓事件のことをえるはとても感謝しているようでした。に、してもえるの温泉みんなでいきたいオーラすごすぎる~。



 そうして民宿「青山荘」に到着した一行。村ということで自然がとても豊かな場所で、自然の描写が壮大で爽やかで素晴らしかったです。宿は別館と、改装工事中の本館で建物が2つ。 
 迎えてくれたのは摩耶花の親戚の姉妹。姉の声に誰もが唯~と叫びたくなったことでしょう…。姉妹に関しては感想書いている時にどっちがどっち~と混乱しました。こんな感じのようです。

 善名梨絵(姉)豊崎愛生
 善名嘉代(妹)小倉唯

 部屋でくつろぐ奉太郎と里志。奉太郎、相変わらず怠け者扱いされてしまいます。でも指摘されるとむっとするようで。前回もでしたがむっとした奉太郎なんだかかわいいです~。


 夕食の時間。奉太郎推測するのが癖になっているのでは…。善名姉妹は、姉がしっかり者、ドジっ子の妹と正反対。姉の方がやっぱり強めのようです。

 部屋でのんびりする奉太郎。せっかくだからと温泉に入ることに。途中でえると出くわし、一緒に行くことに。
 そんな中、奉太郎姉の話に。えるも興味津々。氷菓の中の最強キャラは多分奉太郎姉。えるは一人っ子だからか兄弟に憧れているようでした。そんな兄弟に憧れるえるに呆れる奉太郎ですが…?



 そして温泉に到着…!ということで氷菓では貴重なサービスシーンがくるか!?と思いきゃ、何故か奉太郎と里志と、男キャラのサービスシーンだらけ~。これは予想外な流れでした…。京アニならやってくれると思っていたら、こっちの方向だとは…。しかも体つきとかアングルとか無駄に凝っているのがなんだかニクいです~。でも奉太郎の髪を下ろした状態も見れて何気に嬉しかったです。
 温泉には既に里志も来ていて、いつものように2人で雑談に。奉太郎、温泉がやけに似合っているように思えます~。バスでバテていなかったら一日ここにいられそう…。
 そんな奉太郎でも景色がいいなと感じたようで…。こういう休息回もまったりしていていいですね~。

 入浴中、入浴しているえるを妄想する奉太郎。女キャラの入浴シーンが妄想だけって…と最初は思いましたが、よくよく見てみると色気が~。さすが京アニ。でも摩耶花の入浴シーンがなかったのは何故なのか…気になります。
 ですがその後、奉太郎は湯あたりで気絶…。慌てる里志がなんだか面白かったです~。


 その後奉太郎は里志に運ばれて部屋へ。摩耶花もそんな奉太郎のことを心配しているようでした。
どうやらバス酔いと湯あたりが重なりダウンしてしまったようです…。
 と、休んでいる中、その横にえるが来て…。更に体が熱く~。奉太郎純情すぎます。やっぱり奉太郎はえるのことを…?ここ数話そういうシーンが多くて嬉しいです。

 えるが出ていった後、ゆっくり寝る奉太郎。そんな中、姉妹の姉・梨絵がこの旅館にまつわる怪談話をする話をしていて…。どうやらこの宿では首を吊って自殺した客がいたようです。その皆面白半分で話を聞いていましたが…。説明の時の和風のタッチが良い感じでした。毎回チャレンジ精神を感じます。

 その話をじーっと聞いていた奉太郎ですが、ありがちな話だと決め付けまた寝ようとします。ですが窓を開けると…?どうやらこの場所でも謎はあるようです――



 翌日。摩耶花が首吊りを見たと怯えていました…。摩耶花、怖い話苦手だったんですね。これは意外…。
 そしてそのことが気になり出すえる。えるも同じようなものを見たようです。首吊りが何なのか…今回もやっぱり奉太郎は謎を解くことを強いられてしまうようです…。
 で、やっぱり奉太郎はえると摩耶花にせがまれて謎を解くことに。えると同じように目をキラキラさせる摩耶花がなんか新鮮でした~。

 現場検証する奉太郎とえる。謎を目の前にしてえるもワクワク。里志がまだ寝ていて笑。やっぱりお寝坊キャラだったんですね。
 それから妹・嘉代に話を聞くことに。人見知りなのかやっぱり怯え気味。あの部屋のことを聞いて別れます。えるは小さい子も好きなようで…。
 また現場を回る中、姉妹のラジオ体操カードを発見。姉はたまにいく程度でしたが、妹の嘉代は毎日行っているとかなり真面目。中ニまでやっていたとかえる真面目すぎる…。私の町内は小学6年生までやってましたー。お菓子目当てで行っていた思い出が…。



 お昼ご飯の時間の後、青い模様の浴衣を見せびらかす姉の梨絵。皆はかわいいと返事をしますが、里志はどうにも帯が正式なものじゃないと気に食わないらしく…。妙なこだわりがあるようです。

 調査で次は温泉に。で、また入浴。何故男性の入浴シーンばかり~。髪を上げた奉太郎、別キャラのよう…。あと洗面器の動きがどうしてもフルメタを思い出してしまいます。京アニの温泉回というとどうしてもあの回が~。
 それから夏祭り、太鼓というワードが出てきて、奉太郎は真相を突き止めます――。


 首吊りの正体は
 ハンガーにかかった浴衣
 犯人は妹・嘉代でした――


 そういえば昨日の怪談話の最中、姉の梨絵はいましたが嘉代がいませんでした…。嘉代だけいなかったことにも理由があったんですね。
 
 そうして昨日の晩のことを話す奉太郎。姉・梨絵の浴衣をこっそり借りた嘉代は夏祭りに出かけました。梨絵は自分のものに関して執着があるタイプ。簡単には何か貸してくれない性格のようです。ここの黒い文字の演出がまた面白かったです。
 ですが不幸なことに雨が降り出し、浴衣はびしゃぬれに…。そこで乾かすためにあの首吊りの噂がある部屋に干すことに…。家族にも見つからない場所ということで丁度良い部屋だったようです。
 でも更に不幸が重なり、月明かりで浴衣が写り、える・摩耶花に目撃、奉太郎にもその移動中の音で気づかれてしまったようで…。嘉代は本当キャラデザのイメージそのもの…。
 で、乾かした浴衣は翌日こっそり返し終わり。ラジオ体操に毎回参加する嘉代なら朝、こっそり戻すことも可能。まさかラジオ体操の伏線もここで回収されるとは…!氷菓は本当伏線回収の流れが素晴らしいです。



 こうして今回も謎は無事解決。浴衣の件は黙っておくことにしたようです。姉から気軽に浴衣を借りれないことに姉妹の仲って…とショックを受けるえる…。奉太郎も言っていましたが、割とそういうもののような気がします。
 えるは兄弟がいないため、その感覚が分からず…。奉太郎もえるが兄弟を欲しがっていたことに気づきます…。ですがその後、サンダルが壊れ歩けなくなった妹・嘉代を姉・梨絵がおんぶしている姿を発見…!助けあっている姉妹の姿を見て、えるは晴れやかな気分に!奉太郎もえるが元気になってほっとしているように見えました。
 そして夕暮れ、4人で旅館へ向かうシーンで今回はおしまい。原作では姉妹が助けあっているシーンがなくてなんだか寂しい終わり方でしたが、アニメでは救いのある終わり方でよかったです。これは良い改変でしたー。



 次回は「試写会に行こう!」次回から原作2巻目「愚者のエンドロール」に突入。氷菓事件ぐらいの長さになるんじゃないかと思います。いよいよ入須登場ということで、ゆかなさんが女帝っぷりをどう演じるのか楽しみですー。サブキャラも結構多く登場するので

 ではまた次回に!