牙狼<GARO>炎の刻印、1クール目締め回。メンドーサの術によって惑わされ、暴走してしまうレオン。メンドーサを倒すのは誰なんでしょうか…?
今回はまさかの結末が…!いつかやるとは思っていましたが、こんな早い段階でやるとは思ってませんでした!アルフォンソさん、マジ主人公すぎます。というかガイアさんの立場って…。
前回遂にメンドーサの元に辿り着いたレオン・アルフォンソ。ですがメンドーサは魔界から暁月の巨大ホラー「ブラッドムーン」を召喚してしまい、王国に危機が…!というところで終わった前回。1クール締めっぽい雰囲気で興奮しました!
また今回はCMなしという、民放放送では珍しい構成で、気合を感じる1話でした!こういう構成もできるんですね…。
ブラッドムーンと戦おうとするレオン・アルフォンソですが、メンドーサ&ブラッドムーンは強敵でなかなかダメージを与えることができず、苦戦します…。
そんな中、レオンはメンドーサの術中にはまり、母親が死んだ時の悪夢を見せつけられます。その悪夢をレオンは振り切ることができず…
そしてレオンは心滅状態になり、暴走…
炎を撒き散らし、
街全体を火事にしてしまいます……
ザッと見ただけでは確認できませんでしたが、もしかして焼け死んだ人もいたんでしょうか…?なんにしろレオン、人を守る魔戒騎士としてやってはいけないことをしてしまいました…。暴走している牙狼が4期の終盤の心滅状態と似ていてニヤリ。
暴走して街を破壊するレオンをどうにか止めようとするアルフォンソですが、アルフォンソがいくら説得しようとしてもレオンの暴走は止まらず。アルフォンソはレオンが自分で正気に戻ることを望んでいましたが、結局どうにもならず…
そんなレオンを見て、アルフォンソはこれが光の騎士かと失望してしまいます…
『これが伝説の光の騎士…
何が最強の魔戒騎士だ、何が国を救うだ…
自分の感情も抑えられず、
守るべきものも、魔戒騎士としての使命も放棄する』
「レオン、私はお前を認めない、絶対に!!」
アルフォンソも最後までレオンを信じていただけに、なんだかやりきれなさが…。理不尽な展開でなくこの流れなので、色々と納得できました。
またヘルマンも今のレオンは魔戒騎士失格だと認め、アルフォンソに父親としての願いだと、レオンを止めて欲しいとお願いします――
「だから頼む、
あいつがこれ以上堕ちる、その前に…」
前回負傷したことで戦闘不能状態なヘルマンでしたが、今回出番があってよかったです。
暴走した牙狼の弱点は、これまでのシリーズ同様エンブレム!エンブレムを強く刺すことすることで、鎧は解除されます。
そうしてレオンを止めようと立ち向かっていくアルフォンソ!牙狼とガイアの色々と熱いバトルに興奮しました!戦いの中ではエマの加勢も!エマも今のレオンを見ているのは辛いようで…。
そして激しい空中戦の中で、
アルフォンソは牙狼のエンブレムの破壊に成功!
ヘルマンもその瞬間、辛い気持ちに…
「許せ…俺は17年間、
お前の炎を消してやれなかった…
アンナ、すまん…」
思い出すのはレオンとの17年間の思い出。輝かしい思い出だけに、この17年間は何だったのか…と悲しい気持ちになりました。
その後、レオンの暴走は止まりましたが、まだブラッドムーンが待ち受けていました…。ブラッドムーンを倒すために、アルフォンソは自分が牙狼になると決意します!ここでレオンと従兄弟=牙狼を継承する資格があるという設定が生きる時が!!
「ヴァリアンテの民を守るため、
父上、母上、私に力を!」
ここでアルフォンソが牙狼の鎧を装着!
しかも最初からマント付きの形態!!
どうやらアルフォンソは牙狼の継承者として認められたようです。これまでの牙狼<GARO>シリーズでも終盤の良いシーンじゃないとこの形態になれないのに…アルフォンソ、最初から強すぎます!もしかしたらアルフォンソが歴代最強なんじゃあ…。
いつか使うだろうと思っていた設定を、まさか1クール目で使うとは…。相変わらずアニメの展開早すぎます!
そうしてブラッドムーンに立ち向かっていくアルフォンソ!レオン以上に黄金騎士のオーラがしていて、さすが王子!という感じが。文句のつけどころがなくて困ります。アルフォンソさん、マジで正統派主人公!
牙狼になったアルフォンソを見ても、対した敵ではないと余裕だったメンドーサでしたが…
この後、
メンドーサがブラッドムーンにあっさり喰われ、
その直後、アルフォンソに斬られるという、
衝撃的な展開が…!
メンドーサ、何も最期の言葉を残すことなく
あっさり退場です!!
これまでの行いが酷すぎたため、何も言葉を残すことなくあっけなく退場と、メンドーサらしい末路でした…。ブラッドムーンもかなりボスっぽいホラーだったので、こちらもあっさり退場…。牙狼<GARO>アニメ、キャラに容赦なさすぎです!そういえばオクタヴィアは一体どうなったんでしょう…。
牙狼の継承者という資格を奪われて愕然とするレオン…。そんなレオンをヘルマンが諫めます。ヘルマンもこの結果を受け入れるしかなく。
「レオン、あれはもうお前のものじゃない
鎧はアルフォンソを牙狼と認めた」
アルフォンソに鎧を返せと迫るレオンでしたが、アルフォンソはレオンが街を火事にして、人々を苦しめたことを許さず。
「いやお前にその資格はない
見ろ、あれはメンドーサでも、ホラーの仕業じゃない、
お前だ…!
全部お前がやったんだ
そんな男に守りし者である、
魔戒騎士の資格があると思うか?」
「お前はもう魔戒騎士でもなんでもないんだよ、レオン!
そいつを受け入れろ!」
それでもみっともなく、自分の罪を認めようとしないレオンに、ヘルマンも怒り、殴ります…!そしてレオンはもう魔戒騎士ではないと突き放し、レオンに何のために戦うのかと、問いかけてきます…。
ですがレオンはアルフォンソに戦いを挑もうともせず、その場から一人逃げるように去っていきます…。今回のレオンは本当良いところがなくてかわいそうでした…。歴代主人公の中で一番過酷なルートな気が。
その後、ヘルマンに狙いを聞くエマ。ヘルマンも何が悪かったのか気づいているようでした。
「手伝って起き上がらせたって、また転ぶだけだ
自分で立つしかねえ…」
『立てよ、レオン』
そういえばアンナの刻印がレオンを守るためのもの、という伏線は結局なんだったんでしょう。今回こそ力を発揮すべきだったのでは…。
こうしてアルフォンソが牙狼になり、
ブラッドムーン・メンドーサを倒したことで、
王国に平和が戻ってきます!
アルフォンソもお城に戻ってきますが、父親は生き延びていたものの、
母親である王妃は
アルフォンソの足手まといになることを恐れ、
自害していました……
そしてアルフォンソは涙を流しながら、王国再建を誓います――。そして自分も母親を人質に取られていたら…と複雑な気持ちに。王妃も死ぬの早すぎたような…。ただ王妃が死んだことで、アルフォンソの覚悟や、弱いところを感じられて、効果的ではあったかもしれません。王妃の強さに感服。
そういえばアルフォンソ、これで牙狼とガイアの2つの鎧持ちになりましたが、両用していくことになるんでしょうか。じゃないとガイアさんの立場がなくなって、かわいそうなことに…。9話の熱い師弟回があった以上、完全に乗り換えないと思いたいです…。普段はガイア、ここぞという時は牙狼という感じで使いこなして欲しいですー。
今回最後は何もかも失って、崖の前に立つレオンでおしまい。前にレオンが一人で特訓の旅に出た時は、アルフォンソと出会って旅が終わり、色々中途半端で終わってしまった気がしましたが、今度はちゃんと特訓の旅になるんでしょうか。人々と出会って、また守りし者の自覚を持って欲しいです…!
こうして1クール終了しました。メンドーサは序盤の頃はラスボスか?と思っていましたが、そんなことはなかった…。この1クール、毎回展開が早くて熱く、観ていて飽きませんでした!1話がはじまる前は心配しかありませんでしたが、本当すいませんでした!
今回でほとんど目的もなくなってしまい、
2クール目から何をするのか気になります!
現時点で気になる話は、
・エマが探しているホラー
・レオンが母親&過去を乗り越えられるか
・王妃がアルフォンソに託したペンダントは?
くらいな気が。多分2クール目からまた新しく話がはじまると思うので今予想しても無駄そうですが、今の段階ではアルフォンソとレオンが敵対するとかぐらいしか予想できません!
アルフォンソは牙狼シリーズの牙狼継承者の中でもかなり優秀なので、アルフォンソが闇堕ちするなど、よっぽどのことが起きない限り、現段階ではレオンが鎧を取り戻すのは難しい気が…。レオンがやる気を見せればすぐ返してくれそうな気もしますが。とりあえずレオンが鎧を持っていないと作品が成立しないので、取り戻して欲しいです。一体何話かかるんでしょう…。
とりあえずレオンが牙狼、魔戒騎士の資格を失ったことで、話がまたどう展開していくのか気になります!ここまで話が動いている作品は今期ない気が…。俺TUEEE系の作品が多い中、新鮮です。2クールも目まぐるしい展開をみせてくれることを期待しています。
次回は特別編「饗応-DAYBREAK-」鍋回という名のスタッフ座談会が放送されるようです。一体どんな話が飛び出すのか気になるところ。予告の最初に実写で鍋が出てきてびっくりしましたが、4期の料理会で慣れていたので戸惑いはなかったです。2クール目の情報も出てきますように~。
あと円盤の販売が遂に決定したようでおめでとうございます!全8巻っぽい…?これでようやくリンク貼れますー。ちなみにこのブログのリンクにはアフィはついてないので、クリックしまくっても大丈夫ですー。
Gレコ感想は書くことが毎回変わらなくなってきたので、しばらくお休みします…。
ではまた次回に!