今回は日常回で、会話がメインな1話。キャスター戦の後、腕の不調に苦しむ士郎、その理由は?アーチャーのセリフ一つ一つがズッシリとくる1話でした…。
キャスターとの戦いが終わった夜。
投影の影響か腕に痛みを感じる士郎。
その腕の不調が今回メインになってくることに。
翌日。寝ているセイバーがかわいい…。学校では葛木が昨日の戦いの影響で休みに。一晩経っても士郎は1日腕の調子が不調。セイバーもそんな士郎を気遣います。
家へ帰宅する士郎。その後、学校での提示連絡をサボったことを起こり、凛が衛宮家へ乗り込んできます!凛のムッとした表情、素晴らしかったですー。
キャスター戦を振り返る士郎・凛・セイバー。話の最中、士郎をからかう凛が良い感じ。
その後夕食に。大河が帰ってきて凛にいちゃもんつけようとしますが、凛に上手く丸め込まれてしまいますー。さすが凛。
食事が終わり、片付けをしようとしている士郎ですが、皿割りを連発してしまうなど、やっぱり不調。セイバーも凛も士郎の腕の不調が気になってきます。
それから縁側で会話する士郎と凛。士郎の家が開けている、普通の家庭だと羨ましがる凛。ですが凛は遠坂家当主になるために頑張ってきた、今の生き方に後悔はなく。魔術を学ぶのも楽しいと、生きがいを感じているようです。凛、高校生とは思えないしっかりさ…。
逆に士郎は魔術の鍛錬は苦痛で、いつか皆の役に立つために学んでいると、そこに楽しみはなく。
自分のことを大事に思わない士郎に疑問を感じる凛。
士郎にアーチャーの姿を重ねます――
そんな士郎に苛立ちを感じ、凛は士郎に猛特訓する!と、泊まりこんで指導することに!この日、凛は衛宮家に泊まることに。またアーチャーも凛の荷物を届けに衛宮家へ。
土蔵で鍛錬をする士郎の様子を見にきたセイバー。セイバーも士郎の腕が気になります。
そこにアーチャーが現れ、
士郎の腕の不調が
投影魔術の影響だと教えます――
しかも士郎の腕を診てくれるという親切さ。この辺は色々な思惑がありそうで、ゲームをプレーし直して確認したくなりました。
アーチャーによれば士郎の腕の不調=麻痺は一時的なもの。アーチャーが治療を施したことで一週間すれば元通りになるようで。
投影魔術に詳しすぎるアーチャー。そんなアーチャーをセイバーも怪しみ出します。
用は済んだと去ろうとするアーチャー。そんなアーチャーに士郎は「理想を抱いて溺死しろ」という言葉の真意をたずねます。
その士郎の問いに対してアーチャーは
「誰かを救う」という士郎の願い・理想が、
自分のものではなく、
他人(切嗣)の借り物だと指摘。
士郎に厳しい言葉を投げかけるアーチャーですが、その表情は悲しげで…。語りながら夜空を見つめるアーチャー、見ていて切なかったです…。
アーチャーは士郎がこのまま進む限り、それを死ぬまで繰り返すだろうと警告。最後までアーチャーが士郎を馬鹿にしている様子がなく、更にこのシーンに深みを感じました。
「だから無意味なんだ、お前の理想は……
人助けの先には何もない
結局、自分も救えない
偽りのような人生だ……」
「違う…それは違う……」
そのアーチャーを否定したいと思う士郎ですが、今は何も言い返せず、見送ることしかできず…。アーチャーのセリフ、一言一言が胸にささってくるような1話でした。まるで士郎の全てを知っているかのような様子を見せるアーチャー、一体何者なんでしょうか。
今回は士郎、アーチャーの在り方について、よく分かる1話でした。進み方もノベルゲーっぽくてニヤリ。
ゲームでもアーチャーが士郎の考えについて語るシーンは諏訪部さんの演技が感情こもっていて印象的でしたが、アニメはそれに更に演出、凝ったアングル加わって、更に重みがあるシーンに仕上がっていて良かったと思いました。
次回は「最後の選択」1クール目終了回ということで久々の1時間スペシャルです!今回くると思っていたあのシーンは次回にきそうな予感。キャスター達が動き出し、状況が色々変わってきそうで楽しみです。
ではまた次回に!