前回遂に神戸に追いついたETU。ゴール後のやりとりはいつもより更にニヤニヤが~。これもまたジャイキリの魅力のひとつですね。他にも今回はグッとくるポイントが多く、ニヤニヤを堪えるのが大変でした。アニメも無事放送が終わったジャイキリですが、原作はこれからもまだまだ続きます!
今回はじめは清川のあのゴールシーンから…。ETU同点ゴールです!最初は相変わらず驚きのあまり静まりかえっていたスタジアムですが、次の瞬間サポーターから歓声が!清川もガッツポーズです!
「たぁ――っ!!!」
「うおあ――っ!!!」
「まさかの清川!!」
「ナイス同点弾!!」
「おっ」
「しゃああ!!」
自分もまさか清川がと前回思っていましたが、どうやらサポーター達もそうだったようで…。清川って~。達海・松原もかなり興奮気味!達海のガッツポーズ気合入っています~。清川、試合の流れを一気に変えてくれました!
そしてその後清川はベンチにいる選手から呼ばれてます。そして選手達とゴールの喜びを分かち合うのですが、何故か皆、清川の背中を叩いてきます~。得点を喜ぶ描写もまたジャイキリの魅力のひとつです。
「でかしたぞ――
お前――っ!!」
「よく決めた
ドフリーだったから外したら
ブーイングもんだったけどな!」
やっぱり得点後のやりとりは読んでいて和みます~。清川、何気に皆から愛されていますねー。本人わけが分からないという感じで痛がっていますけど…。
中でも石神・杉江かなり興奮しています。これまで一緒にプレーしてきたぶん、喜びもそれだけあるのかもしれません。あと自分の初期の石神のイメージはこうだったかも。
あと個人的に気になったのは堺の位置!このコマだけ見ていると叩きたいんだけど躊躇っているように見えてしまいますー。多分実際はちゃんと叩いているんだとは思いますが、1回目読んだ時はそんなことを思いました。
そして達海も笑顔で清川のプレーを評価!
「お見事清川
ナイスゴールだ!」
今回のゴールに関しては本当この達海の一言に尽きます…。ナイスゴールでした!清川も監督の達海からの褒め言葉は何かこみ上げてくるものがあったようで、清川もまた笑顔で手を交わし感謝の気持ちを伝えます!いや、この流れ熱いです~。
「あ…あざーっス!!」
「まだ同点だぞ!!
もう1点ブチ込んで来い!」
そして達海も清川の背中を叩き、またピッチへ送り出します!達海まで背中を~。しかもこの後もまた試合に出場している選手、丹波・夏木・世良達から背中を叩かれてしまいます~。
「ナイス清川(キヨ)!!」
「おいしいところ持っていきやがって!」
「そうだ!
でもいいシュートでしたよ
清川(キヨ)さん」
『な…なんで俺
こんなに叩かれるんだ…』
しかも世良は足で叩いているし!これはさすがにやりすぎです~。清川のオチとなる一言にはつい笑。清川の背中にはなにかあるんでしょうか…?と、ゴール後のETUの盛り上がっている様子でした~。なんかジャイキリのこういうシーン読んでいると気持ちも高ぶってくる気がします。
一方ここまでの流れを振り返る藤澤さん。藤澤さんは神戸が左サイドに気を取られてしまったぶん、逆サイドのケアがおろそかになってしまったと、椿の活躍ぶりにご機嫌な様子。そして試合に出ている椿を見てニヤリ。また椿への期待を高めていきます――
『好不調のムラっ気はさておき
好調時の椿には
いよいよ圧倒的な存在感が出てきたわね
いい加減その才能で…
1試合だけじゃなくリーグの話題をかっさらうほどの
活躍を見せなさいよ…!椿!』
『そして私に…
そろそろあんたの記事で稼がせなさいよ!』
ちょっと私欲が含まれているのが藤澤さんらしいなと思いました。きっとこのシーズン後半が終わる時にはそうなっているはず…。神戸戦でまた椿が成長をみせたようです。
一方サポーター達もこの得点で更に大盛り上がり!応援にも熱が入ります!!スタンド組もまたメッセージを出したりと応援に更に力が入ります!
「残り時間少ないからな!
最後の力振りしぼって攻めろ!
お前ら――!!」
そ れ い け
も う 1 点 奪 え
さり気にガブリエルの手が殿山に~。やっぱりこれがこの2人の関係な気がしました。全体的にますます盛り上がってきたETUでした!
その頃椿もまたこの追加点で更に勝利するんだと意識し出していました――
『勝つ…!
勝つんだ…!』
そして思い出すのがやっぱり緑川のこと…。椿は緑川に報いるため、そして自分を応援してくれる人達のためにもと、更にやる気になっていきます!
『俺みたいな奴の名前を叫んで
応援してくれる人達のためにも…
俺は俺らしく
最後まで勝利を目指してプレーするんだ!』
また椿に覚醒の兆しが…!ここで流れるようにまた椿弾幕が出てくるのがまた…!ここで早くもニヤニヤが堪えきれない状態になって大変でした。ここのシーンは是非アニメでもいつか観てみたいです。椿ひたむきすぎます…。自分もこのひたむきさを見習いたいです。
試合では神戸が攻め込んできていて…!達海・松原も危機感を感じていました。で、椿も攻撃を食い止めるために駆け出していくのですが、ここの椿のモノローグがまた泣かせます…。
『そして…
その結果許されるのなら……
俺はこの大好きなチームでの連続出場を……
1試合でも……
一分でも長く伸ばして……
ETUの勝利のために
ピッチに立ち続けていたい……!』
そんな一生懸命プレーをする椿の姿に読んでいる時は目がうるうる状態に…。このセリフで一番印象に残ったのはやっぱり「大好きなチーム」という言葉でした。これまであまり椿がETUというチームのことをどう思っているかははっきりとはさせず、曖昧な感じで描かれていた気がするのですが、今回で遂に…!これまでの話の流れを思い出して熱くなってしまいました。最初はビビってばかりだった椿が…。椿の成長を感じました。
しかしその反面、なんか張り切りすぎ・オーバーヒート気味な気もして、ちょっとヒヤヒヤしていました…。実際この予感は当たることになってしまいました…。
そうして椿は張り切って相手選手にあたっていくのですが、これがちょっと力が入りすぎてしまったようで…。
ここでなんと椿、
主審から4枚目のイエローカードを
出されてしまいます…。
この展開には椿も驚き…!最初の椿の躊躇いから驚きへの変化がまた上手いです!達海・松原・藤澤さんのリアクションもなんか面白かったです~。
これにはスタジアム中騒然…
「これで累積警告4枚…!
次節山形戦出場停止だ――!!!」
でかでかと描かれていて、更に気持ちが凹みました…。それ以上に椿の表情の絶望感が半端なかったですけど…。横にちょこんといる村越のああーみたいな画も何気にじわじわきます。
これには達海達も呆れ気味。椿も更に自己嫌悪…。
「ったく…
締まんねぇ奴だなぁ――
あいつは…」
『さっき立てた目標が…
いきなり途絶えてしまった…』
達海にまで~。なんだか結局いつもの椿になってしまいました…。まあ張り切るのもほどほどにということで。割と人生この繰り返しです…。椿の出場停止はまあ話がこうして続いている限りいつかくるとは思っていましたけど、まさかこの試合でだとは思いませんでした…。ある意味ではタイミングがよかったのかも。
その後試合はそのまま進み、1-1の引き分け状態のまま試合は終わりへ向かっていきます――。
「ここで試合終了――」
「結局痛み分けの1-1ドロー!!」
夏木もシュートしたりと頑張ったようですが、ギリギリ入らなかったみたいですね…。惜しかったです。
この結果にはコーター・ゴロー達も悔しがっていたようでした…。色々思いが強かった試合だっただけに残念でした。でも次へ繋がる試合だったとも思います。試合後監督同士で握手している達海の笑みがそんな希望を感じさせてくれました。達海にとっても手ごたえある試合になったのかも。そうして試合後の時間も流れるように過ぎていきます…。
そんなETU戦を観ていた山形の佐倉達。今回引き分けに終わったETUですが、全体的に見ると6戦無敗…。それで山形はETUは好調状態だと分析。で、佐倉はというと何故か笑みを浮かべていて…。
「いや…
それでこそやり甲斐があるというものじゃないか」
どうやら佐倉の闘志にも火がついたようでした。やっぱりお互い良い状態で戦えるというのは喜ばしいことですねー。
それから佐倉は山形がギリギリ1部のクラブだということ、それにより今戦っている相手がすべて上のクラブだと振り返るものの、佐倉は山形はその中でも十分戦えていると手ごたえを感じていました。佐倉はそれができたのは皆が挑戦者だという自覚を持っていること、皆が規律を持ったチーププレーをしていたからだと振り返ります。そして勝利した時の喜びは確かな自信にへと変わると…。まるでその姿は今のETUのようでした。
「打ち負かす相手が強大であればあるほど
我々は飛躍的に
自信に満ちたチームへと進化していけるんだ」
ここの佐倉の話は正直読んでいる時はどういうことなのかどうかよく理解できないでいたのですが、こうして感想を書くことでなんとなく分かってきたような気がしました。やっぱり山形は今までのチームで一番ETUに近いチームのようです。ETUと山形が戦ったらどうなるんでしょう…。
ですがそんな佐倉の話にケン様は今そこそこの順位でやれているのはそれだけでなく、佐倉という監督の采配によるものだと、また佐倉を評価します。そしてそんな話をしている最中もキラキラしているケン様…さすがです。
「俺達は佐倉の指示を
頑なに守ってプレーしているだけだ
今の俺達があるのは
君のお陰だ 佐倉」
「次の試合もよろしく頼むよ
佐倉監督」
このセリフをさらりといえるところにもまた憧れを感じたり…。ここまであまり山形の情報がなかったので普通のチームとこれまで考えていましたが、こうして話を聞いていると佐倉が監督に就任するまで山形もまたETU並にこれまで苦労してきたみたいですね…。この辺の話も試合中に期待。
最初は平静に見えた佐倉でしたが、次の瞬間そんなケン様の労いの言葉に顔が真っ赤に…。
「ああ…うん
じゃあ次も頑張ろう
解散――」
『顔真っ赤だ』
『最後の最後でしどろもどろって……
やっぱりどっか頼りねえんだよなぁ……
佐倉さん』
照れる佐倉にまたニヤニヤが~。なんというかかわいすぎます…。そんな佐倉にデコボココンビな二人もつい心の中でツッコミを…。傍から見れば微笑ましい光景ですが、選手的にはあれなようです。まあ試合になればどうにかなるはずだと思うのですが…。ますます山形に親しみを感じてきましたー。
ここでまたETUサイドに話が戻り。試合後の選手達はサポーターの前まであいさつに。引き分けで終わりましたが、サポーターも6勝無敗は悪くないと場を盛り立てようとします。なんにしろ悪くはない流れです!
コータ達も引き分けでも負けなかったと、次へ向かおうとしていました。切り替えが早くさすがです。あと何気にチームの旗がかわいくて良い感じです。山さんには相変わらず癒されます。が、当の本人コータはキョーコちゃんになんていったらいいかと迷っていました…。リーダーがこれって…。
ですがここでまさかの展開が…!
なんとコータ達の近くに椿が近づいていきます!!
これには椿達もただただ驚くしかなく……。椿が落ち込んだときのあのコータ達の応援。その応援は確かに椿に届いていました――。そしてそれが今繋がる時が…。
コータ達の元に近づいてきた椿は照れつつも、ある一言をコータ達に伝えます…!今回最後はそんな椿の一言で終わりに。
「……
あ…
ありがとう!」
シンプルな一言ですが、これ以上になくこの場にふさわしい言葉だと思いました。決して試合は選手だけで戦っているわけじゃない・サポーターの声援は一本通行ではなく、サポーターの声援は選手の力に確かになっている…そう実感しました。このシーンがETUの選手とサポーターの距離をまた近づけてくれたような気がしました。話的には大きい進展だったんじゃないかと思います…。
このシーンは読むたび色々な思いがこみ上げてきて、涙がじんわりでてきたり…。こうして感想を書いている時も涙が止まりませんでした。そしてこの一言でもうニヤニヤを堪えるのが限界に…!まさか今回こう仕掛けてくるとは…さすがジャイキリです!見事にやられてしまいました。
次回はもう少しこの椿とコータ達とのやりとりが見られればいいなーと思うのですが、どうなるんでしょうか。これまでの流れ的にもゴローと羽田の話もあるのかどうか気になります。
次週はジャイキリが表紙&巻頭カラー(エクストラ3の特別企画らしい)ということで楽しみです!久しぶりにモーニングのサイトの更新が待ち遠しくなりそうです。に、してもモーニングの次週予告、一瞬あれ?という感じが…。
で、今回で次節の試合に椿が出ないことが確定してしまいましたが、これまで自分の場合、椿に期待をかけて読んでいた部分があるのでどうなるのかちょっと怖いです…。でももう椿がいなくてもETUというチームを応援していける気がします。
椿がいない分、山形戦ではそろそろガブリエル・殿山の新キャラ二人に頑張って欲しいなーと思います。達海もきっと周りの様子を見つつ、出す頃合いを見計らっていると思うのですが…。山形戦はやっぱり今までとは一味違う試合になっていきそうです。
とりあえず山形戦の椿にはスタンドのメッセージカード要員として頑張って欲しいなーと思います!きっとスタンドから観る試合にも何か発見があると思うのですが…。でもこれで試合に行かない展開だったら泣けてきます…。あともし次もゴローが応援に行くとしたら弾幕はどうなるのか…地味に気になるところです。
あととうとうジャイキリアニメもひとまず最終回を迎えましたー。とりあえず最後まで感想が書けたことに今はほっとしています…。で、その後感想やコメントを読ませて頂いたのですが、ほとんどの方が2期を期待しているようで、その期待の大きさにびっくりしました。どうやらジャイキリアニメは多くの人の心をつかんだようです。私もNHKならやってくれると信じています…!
ではまた次回に!