コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

TARI TARI 第11話「満ちたり 欠けたり」 感想

2012-09-09 23:55:03 | TARI TARI(2012夏)

 白祭へ向けて進んでいく学校、そして合唱部。音楽劇の準備も良い調子で進む中、思わぬ展開が待っていました…!予想以上に深刻な状況になって驚きました…。そんな中での和奏の前向きな姿勢にはグッときました。和奏の成長が見える1話です!


 前半は白祭に向けて準備を進めていく合唱部や学校の様子が描かれていきます。秋になり、衣替えで皆冬服に。夏服に慣れていたので違和感です~。ただブレザーの色が普通科と音楽科ではっきり分かれていて、夏服より違いを感じました。
 最初には合唱部の音楽劇のイメージ映像が!ファンタジー風の衣装で、この衣装を現実で作ったら凄いですね…。特にサワーニャのアーマーがセクシーすぎます~。紗羽ってやっぱりそっち担当なんですね…。でも男性陣は何故かカエル。不遇すぎる…。


 音楽劇に使う曲を完成させようとする和奏。前回の教頭のアドバイスを受けて、楽しく作曲しようと頑張っていました。本当に楽しそうで、こっちにもその気持ちが伝わってくるようでした。
 ですがなかなか曲が完成せず焦り出します~。壮大な曲になるんでしょうか…?ちょっと強引な来夏の押しでしたが、和奏はきっかけをくれた来夏に感謝していました。創作物って本当目標やきっかけがないと、なかなか完成までこぎつけられないんですよね…。本当にきっかけは大事です!自分も目標を持って、また頑張りたいと思いました。

 音楽劇の伴奏を頼みに行く来夏。また声楽部の部長にキツいことを言われるも、今回は教頭がいなければ何も決められないと強気…!前回のことがあったのですっきりしましたー。
 ですがこの段階でも教頭はまだ歌う曲を決めていないようで…。一体どういうことなんでしょうか?

 ウィーンは小道具担当に。前回の影響かテンションがとても熱いです…!フィギュア作りをしたことがあって、ウィーンはなかなか器用。これには皆関心。というか、もうぶっつけ本番で作っても良いレベル。大智とは対照的です。

 


 

 音楽劇の大道具担当になり、背景看板を作ろうと意気込む大智。今回はいつもより大智の出番が多めな気がしました。大智の部屋にザ・スニーカーと電撃MAGAZINEらしき雑誌があってニヤリ。大智、実は結構オタクなのでは。
 ですが大智は絵が壊滅的に下手なようで、皆にドン引きされてしまいます…。今回出てきませんでしたが、大智の絵って一体…。怖いもの見たさで見てみたい気も。
 皆に散々に言われ、大智は誰かのアドバイスをもらおうと美術部を頼ってみることに。話は聞いてもらえたものの、簡単な、小学生みたいな絵でいいからと、絵描きに対してタブー発言をして、部長を怒らせてしまいます…!これは誰でも怒るレベル。大智って結構KYなところがあるのかも…。その後校長と一緒にため息するシーンに笑。
 そういえばこのシーンで出てきた美術部の部長が、いろはに出てきた美術部の子に激似な件。眼鏡は違いますが、だいぶ雰囲気が似ています…!ファンサービスなのでしょうか。
 こうしてまたふりだしに戻ってしまいますが、クラスメイトの浜田が看板作りを助けてくれることに。ですが紗羽の写真と引き換えで!紗羽、何気に人気あるようで。あのアーマー姿を見て納得です。
 



 紗羽は作曲で煮詰まっている和奏を励まします。そして音楽劇を盛り上げようと、ダンスの練習に励んでいました…!紗羽の体、しなやかすぎる…。
 そこに大智がやってきて…!最初はこっそり紗羽がダンスしているところを隠し撮りするつもりでしたが、紗羽のダンスに見入ってしまい、途中で携帯を下げてしまいます。
 そして紗羽のスカートの中を見て、ドッキリ…!大智、純情すぎる…。こうして大智→紗羽が決定的に…!まさかこういう形で決定的になるとは思いませんでした~。今回は大智が一番得していたような気がしますー。

 


 

 ですが途中では、工事が進んでいく様子も描かれていて…。明るい雰囲気で白祭へ向けて準備を進めていく学校側と対照的で、見ていてヒヤヒヤしました…。
 そして今回、その計画について明らかに…!どうやら理事長は高級マンションの建設を進めようとしているようです。学校への影響から校長は発表を渋っていたようですが、今回遂に決断、学校関係者に向けて計画を発表します――。

 その校長の発表で、後半作中の空気が一気に一変。明るかった作中の雰囲気が、逆に暗くなっていきます…。


 なんと理事長が推し進めていた計画とは、
 白浜坂高校の廃校でした……


 「来年度新規入学生募集中止のお知らせ」と、生徒募集は来年度行わないことに。理由は少子化で生徒の数が減少と、リアルな理由。こればっかりはどうしょうもないですね…。でも4月から高級マンションの建設で、学校を取り壊して2、3年はプレハブ校舎で授業とかひどすぎる…。廃校は仕方ないにしても、色々強引すぎる気がしました。

 音楽科だけなくすのかと思えば、まさか学校全体だったとは…。教頭が白祭に向けて準備を進めていなかったのも、このことが分かっていたからだったんですね…。これは悩んでいた理由も納得です。
 そうして廃校の知らせは職員、保護者、生徒へとどんどん広がっていきます…。しかも廃校というニュースは白祭にも影響が…


 白祭も中止になってしまいます……


 これは予想以上にハードな展開…。まさか白祭まで中止になるとは思いませんでした。校舎に工事業者が入ってきて工事するシーンとか見ていて辛かったです…。

 そんな中平常心を保ち、作曲を続ける和奏…。一体何を思うのでしょうか…?

 


 

 集まる理由もなくなり、合唱部で過ごすこともなくなった面々。この辺の流れもリアルで泣けました…。誰でもこういう経験あるのでは。
 そんな中、また1話のように自然と集まった来夏・紗羽・大智・ウィーン。4人共共通の目的がなくなり、どうしていいか分からなさそうに見えました。
 そこに現れた5人目のメンバー、和奏…!和奏は笑顔で曲ができたと報告します――。



「できたよ、歌
 私、お母さんと作った歌を
 みんなで歌いたい!

 学校がなくなっちゃうのは、
 私達の力じゃどうしょうもないけど、

 それでも私達が
 終わっちゃうわけじゃないでしょ!」



 和奏はそう全て理解した上で作曲に打ち込み、作品を完成させ、皆に訴えかけます…!和奏の言葉は本当その通りだな…と感じました。こういう状況だからこそ、立ち上がることが大事なんですね。
 

 その和奏の言葉に皆の心も奮い立ち、ひとつに!


 合唱部の面々はまた集まり、何かに向けて動き出そうとしていました…!


「やろうよ、白祭!!」


 作中前半、来夏達に引っ張られる側だった和奏が、今度は皆を引っ張る側に…。前半和奏のじれったさを見てきたのもあって、和奏の成長にグッときました…!和奏、間違いなく主人公です!

 Cパートでは和奏の歌を聴いて、手応えを感じる合唱部の面々の姿が。


「うん!」


 そしてその反応に和奏も一安心。和奏の笑顔がとても眩しかったです…!今回は廃校という暗い展開にもなりショックもありましたが、そのぶん和奏の笑顔に癒されました。

 


 

 次回は「重ねたり 響いたり」自分達で白祭をやろうと決めた合唱部の面々。合唱部の行動は、学校全体にも何か変化を起こすのでしょうか…?TARITARIクライマックスに向けて盛り上がって来ました…!合唱部の音楽劇は作品の最後の見せ場にもなりそうで、どう描かれるか楽しみですー。TARITARI、残りあと2話です。

 ではまた次回に!
 

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2 コメント

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Unknown (鈴璃)
2012-09-15 23:57:08
初のコメント投稿させていただきます♪

はじめまして。鈴璃(すずり)と申します。男子です。

俺もTARITARI大好きです。なのでこういうあらすじ・・・というんですかね?えっと話の内容かな?そんな感じの文に感想があったり・・・読みやすいです!共感できる感想があったり・・・とにかく読んでて笑顔になれます!
他のアニメの感想も読んでいきたいので頑張って書いてくださいね!応援してます!

また来ますね~!
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コメントありがとうございます! (ソウキ〈鈴璃さん)
2012-09-21 22:22:12
〉鈴璃さん

 コメントありがとうございます!
 TARITARIは毎回面白くて、観ていて飽きませんよね!
ブログを始めた時から、誰かと思いを共感できればと思いながら記事を書いているので、感想に共感していただけて嬉しいです~。
 確かに記事に関しては感想というよりは、あらすじ感想と言ったほうがいいかもしれませんね。~のシーンについてこう思った的な感じで、あらすじと感想を並行して書いているのですが、最近は…。
 これからもブログ更新続けていくので、よろしくお願いしますー。
 ではでは~。
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