今日、水中写真家の中村征夫さんの写真展に行ってきました。
妹と甥っ子大地くんと3人で。
中村さんの写真展が福井であるなんてスゴイねっ
最初に見た写真は綺麗な青い海の写真ではありませんでした。
荒れた海で座礁したナホトカ号の写真でした。
1997年に起きた福井・三国沖ナホトカ号石油流出事故の写真だったの。
ボランティアの人達が手作業で、
海岸に流れ出した重油をとりのぞいていたNEWS思い出したょ。
1月の吹雪の中で厳しい寒さと鋭い匂いの中での作業中、
亡くなったボランティアの方もいたの。
たくさんのダイバーやサーファーもボランティアに参加してました。
そのボランティアに中村さんは息子さんと参加していたそうです。
あれから今年で10年 中村さんの想いのこもった写真展です。
事故が起ったのが1997年。
SAKIが波乗りとダイビングをはじめたのが1998年。
まだダイバーでもサーファーでもなかったけど、
あの時、SAKIは何もしなかったです。
でも、今、この海でオシゴトしている。
遠くからもボランティアに来られる方もいるのに!!!
その頃の自分の意識の薄さにはずかしくなった。
ナホトカ号の写真・・・。心が痛くなったょ。
胸があつくなって、色んな思いで涙がいっぱいになりました。
うまく書けないけど、この1枚が、とってもおっきなこと、
いろんなことを、考えさせてくれたょ。
『 海中2万7000時間の旅 』
そのあとは、綺麗な青い海の写真がいっぱい待っていたょ。
イルカやクジラ。キレイなサンゴにカラフルな熱帯魚。
でも、綺麗な海の写真だけじゃなく、死んだサンゴの写真。
汚染された東京湾の写真、
そこでけなげにそして強く生きる生物の写真もあった。
こころがせつなくなる写真もあったょ。
中村の写真をみているとSAKIの海への気持ちが、
もっともっとおっきくなっていたょ。
ダイバーじゃなくても楽しめマス。
ダイバーだともっと楽しめると思いマス。
福井市立美術館で
あと1ヶ月やってます。
それから
SAKIが楽しみにしていた中村さんのGALLERY TALK
しんとした会場。
中村さんが入ってきてご挨拶がはじまる。
SAKIと妹が小声で、『 かっこぃぃね 』ってささやいたら、
なんと甥っ子大地くんが、大きな声で、
『 かっこい~! 』
ってさけんじゃった。あはっ。
中村さんがすぐに笑顔で、
『 来てくれてありがとう 』
やさしい!会場が一瞬にしてアイスブレイクされて、
なごんだ雰囲気になったょ。
中村さんはとっても素敵な人でした。
お話もとっても上手で、みんなニコニコしてお話を聞いていたょ。
写真撮影の時の苦労話。海の中の生物のお話。サンゴのお話。
話のすべての中に、地球環境保護の大切さを感じさせた。
お客さんは、ダイバー・カメラマン・家族連れ・カップル、
いろんな人がいたけれどきっとみんなが、
海を!地球を!みんなで守らなきゃ
って気持ちになれたんじゃないかしら。
SAKIも、こんなふうに海を大好きなヒトたちに、
みんなで海を守る気持ち伝えていかなくっちゃって想ったょ。
心に響くお話ばかりでした
写真集を買ってサインしてもらっちゃった。
さらに記念撮影まで気持ちよくOKしてくれたょ
SAKIゎはにかみスマイルパチリ