着色が禁止されている焼酎ですが、
樽で貯蔵することにより、自然と色が付くことだけは許可されています。
それらは美しく、透明度の高い琥珀色。
大手酒造さんですと「神の河(かんのこ)」や「田苑ゴールド」、
ウチの取扱商品なら「萬屋次兵衛」などがあります。
さて、今回のタイトルに挙げたように、
焼酎にウイスキーほどの色を付けることは可能でしょうか?
元々、ウイスキーも蒸留仕立ては無色透明のお酒。
それが樽に長い間貯蔵されることにより、あそこまで深い色合いになるのです。
ですから、焼酎と条件は全く同じように思えます。
焼酎もウイスキーほどの期間を樽で貯蔵すれば、間違いなく同じような色合いに。
そこには何の問題もないように思えますが、実はやっかいな問題が……。
ウイスキー色の「焼酎」は、製造は可能ですが存在できません。
なぜなら、酒税法で着色度が決められていて、
最初に挙げた「神の河」などが、すでに限界に近い色の濃さなのです。
ウイスキーの1/10程度しか、着色は認められていませんので。
もし、濃い色合いの「焼酎」を出そうとするのなら、
もれなくそれは「スピリッツ類」あたりに分類されてしまうのでは。
蔵の方もその点は苦心されており、
色が付きすぎないようコントロールする為、
<樽←→ステンレスタンク>などの作業を行うそうです。
また、樽によって色付きが違ったりもするので、これもまた大変とのこと。
しかし、意味の薄そうなルールですね。
ウイスキーとは造り方がかなり違うので、
こんな制限つけなくても良いような気がしますが……。
樽で貯蔵することにより、自然と色が付くことだけは許可されています。
それらは美しく、透明度の高い琥珀色。
大手酒造さんですと「神の河(かんのこ)」や「田苑ゴールド」、
ウチの取扱商品なら「萬屋次兵衛」などがあります。
さて、今回のタイトルに挙げたように、
焼酎にウイスキーほどの色を付けることは可能でしょうか?
元々、ウイスキーも蒸留仕立ては無色透明のお酒。
それが樽に長い間貯蔵されることにより、あそこまで深い色合いになるのです。
ですから、焼酎と条件は全く同じように思えます。
焼酎もウイスキーほどの期間を樽で貯蔵すれば、間違いなく同じような色合いに。
そこには何の問題もないように思えますが、実はやっかいな問題が……。
ウイスキー色の「焼酎」は、製造は可能ですが存在できません。
なぜなら、酒税法で着色度が決められていて、
最初に挙げた「神の河」などが、すでに限界に近い色の濃さなのです。
ウイスキーの1/10程度しか、着色は認められていませんので。
もし、濃い色合いの「焼酎」を出そうとするのなら、
もれなくそれは「スピリッツ類」あたりに分類されてしまうのでは。
蔵の方もその点は苦心されており、
色が付きすぎないようコントロールする為、
<樽←→ステンレスタンク>などの作業を行うそうです。
また、樽によって色付きが違ったりもするので、これもまた大変とのこと。
しかし、意味の薄そうなルールですね。
ウイスキーとは造り方がかなり違うので、
こんな制限つけなくても良いような気がしますが……。