酒屋三代目 ~明日はどっちだ?~

今や酒屋低迷時代。しかも繁栄か衰退かの境目と言われる「三代目」。それが私……?
――さぁ、精一杯あがいて行こう!

京芋焼酎 京いも(宮崎県すき酒造)

2007年05月14日 20時36分32秒 | 焼酎
発売を首を長くして待っていた、ちょっと変わった芋の焼酎。
それがやっと入荷してきました。
名前は「京芋焼酎 京いも 25° 720ml」です。

今年から扱えるようになったので、この機会に紹介を。
焼酎の裏ラベルに、「京いも」について書かれているので、まずはそちらから。

 本格焼酎京いもは、京いも生産日本一を誇る宮崎県小林地区で生産された良質のものを厳選し、主原料として研究開発された焼酎です。
 京いもは里いもの一種で大きいものは60センチにもなります。一度収穫したものを再度地下に貯蔵し完熟したものを選別し出荷しています。煮物などその風味には定評があります。

表ラベルにその「京いも」の写真が付いているのですが、
まんま細長い里芋と言った体で、かなり奇抜に見えます。
私の中の里芋は、かなり小さなイメージですので、余計に……。

さて、試飲用に早速開けていますので、そちらから少々拝借。

開けるとふわっと漂ってくる香りがちょっと独特。
芋焼酎らしさも感じるものの、芋焼酎の香りではないとも感じます。
穏やかで上品な香りで、遠くに柑橘系の香りも。

味わいはやや辛口で、旨みと苦みと渋みの調和、
そして香ばしさも感じ、高い位置でのバランスが見事に。

美味しくなるまで、無期限にかめで寝かされているので、
まろやかで優しい味わいは、すき酒造さんならではの味。
飲む人を選ばない、そんな頼りがいまで感じてしまいます。

試しに水で割って飲んでみると、甘さと優しさが強調され、
まったりとした時間が堪能できそうなほどに。
ロックではどんな表情が見えてくるんでしょうか。
そちらは後日、ゆっくりと頂きたいと思います。

ちなみにこちらの焼酎の入荷は1回こっきり。
無くなる前に是非、試飲してみてください。
ご来店、お待ちしております。

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