新たに「預かってくれないか」と言われている田んぼです。
今年の田植え時期に話を聞いていた場所。
それからの今ままでの間に、草刈とトラクターは使ったみたいです。
2年ほど使ってないことになるのかな。
単純に預かるといっても、手間と経費は掛かってきます。
ネットで作業料金一覧などを探してみると、なるほどな料金設定になっています。
唐突ですが、私がどういう信念で「兼業で水田を預かる」ということをしているかというと
『食料自給率の高さこそ、真の国力なり』 です。
歴史の浅い自動車、電気、機械産業等は、便は良くなれども、いざというとき(災害・戦争などの有事)には無くとも何とでもなるものです。
食べ物は、そうは行きませんよね。
それを基本に主食である米を作ることは何よりも大事なことであると思う訳です。
親父が頼まれて預かっているのに乗っかっているというのもありますが、私が「やる」と言わなければ預かる事もありませんでした。
一人でやるには無理がありますからね。
いまのうちの状態は、田の持ち主の世帯で必要な米を「設定した価格」で売り渡し、残りの米はうちの自由にする(個人に販売する、農協の供出)という形です。
畦草刈りを抜いて、作業手間や経費を計算すると10a(一反)あたり20万弱ぐらい必要になってきます。
ここから、米の価格を供出価格で算定して差し引くと7万ほどのマイナスです。
この不足分を「土地管理料金」として請求できるといいわけですが、桜井市では、管理料金などとして田の持ち主から貰うということが定着していないというのもあり難しい面があります
細かい計算をしていると金銭的なマイナス面ばかりが目立ってやってられないので、今まであえてやらなかったというのもありますが、大事なところでもあるんですよね。
信念だけではどうにもならない事もあります。
農業機械は一律3割ほど値上がりしましたし、肥料も値上がりしました。
預かっている身としては負担が増すばかりです。
金額の算出理由を伝える資料として、この記事を作っている間に 奈良県の農林部の に電話してみました。
そうしたら、ありましたね。「部分作業受託料金市町村別一覧表(個人農家)」というのが。
「あるかどうかわからないですが探してみます。」という返答だったので゛あまり期待していなかったのですが電話してから3時間ほどでFAXが来たので、対応の速さに感激しました。
ページ番号が振ってあるので資料のごく一部のようです。
色々調べて、また資料請求してみようと思います。
現政権が言ってる一律交付金というのもありますが、既に出ている助成金等で認定を受けられるものが無いかも調べてみないと。
纏まっていない部分が多々ありますがとりあえずこれでUP
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます