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我孫子市議会議員 坂巻宗男のblog

日々の活動や議会での出来事などをお伝えします。

行政政策論

2007年04月18日 | 地域政策研究所・TSC
 先週から千葉商科大学の講義が始まりました。ガイダンスに引き続き、今日から本格的な授業です。この講義も今年で5年目を迎えます。慣れてきた感はありますが、毎年新しい項目も入れて、新鮮な情報を学生に届けるよう努めています。
 学生にとっては市議会議員と接する初めての機会だと思うので、良い意味でそのイメージが崩れるようにもしていきたいと思います。

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市民参加論

2007年02月07日 | 地域政策研究所・TSC
 今日は千葉商科大学での市民参加論の最終講義でした。13回の講義の中で何回かゲストスピーカーをお招きし、まちづくりの現場で起きている話を直接学生に語ってもらうようにしていますが、今回は松戸市役所「すぐやる課」の大竹課長さんに来ていただきました。
 ご存知のようにすぐやる課は、昭和44年松本清市長の時代に作られた組織です。現在も年間3000件程度の市民要望が寄せられ、対応をしています。最近特に有名なのはスズメバチの巣の処理です。また、一時期は2000件台だった要望が平成10年頃から3000~4000件に増えてきているのですが、この要因は高齢社会にあるとのことでした。つまり高齢世帯からの要望が増えてきているということです。
 すぐやる課が将来的にはなくなることが望ましいのではないかとの方向性(市民と行政の関係)や、学生などをインターンシップですぐやる課に10日間ほど受け入れている話など、とてもユーモラスに分かりやすく講義をしていただきました。
 また、阪神淡路大震災の際、3日後に救援に行った体験談のなかで、実はあの震災のとき19歳~24歳の若者が多く亡くなっているとの話もありました。そのようなことも踏まえながら、学生にも地域とのつながりを持ってもらいたいとのメッセージでした。
 今日の講義は、学生にとっても刺激の多い一コマになったのではないでしょうか。
 

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政策決定プロセス論

2007年01月24日 | 地域政策研究所・TSC
 昨日は客員講師を務める千葉商科大学(院)の「政策決定プロセス論」の最終日でした。同僚の末松松戸市議の講義を中心に、我孫子の自治基本条例なども話題にしながらの授業となりました。選挙期間中だったので、ほとんど知らなかったのですが、松戸市では「協働のまちづくり条例案」を巡って、その条例案の策定委員から市長に公開質問書が出される状況になっています。端的に言えば、執行部の作っている条例案が、策定委員会の答申内容とは異なるものになってしまっているという趣旨です。その過程での策定委員と行政、また行政と議会との関わり合いなどは、まさに政策決定プロセスそのもので、大変興味深いテーマでした。
 

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社員研修~地方自治体における行政改革

2006年12月01日 | 地域政策研究所・TSC
 今日は(株)NTTデータの社員研修の講師として講演を行いました。これは所属しているNPO法人地域政策研究所の事業の一環です。
 大きなテーマは「地方自治体における行政改革・議会改革」です。このうちの行政改革で我孫子市の「提案型公共サービス民営化制度」について、その現状や課題を話しました。ちなみに、議会改革については同僚の勝部議員が「議会改革とIT」というテーマで担当しました。
 学生の前で講義するのは大分慣れてきましたが、社員研修の講師は初めてですので、弱冠緊張しました。社員の方々は40名程度で、泊りがけの研修のうちの一コマです。
 講義1時間、質疑30分の配分で次々と質問が出されました。委託した場合の品質管理や評価をどのように行うのか、そのための制度はあるのか。議会で民間委託が議論(議決)される場合の論点はどこにあるのか。行政が持っているストック(施設など)を民間や市民に運営させる事例・手法はないか。議会での議論で市民満足度は考慮されているのかなどなどです。あっという間の90分でした。このような講義を通じて、行政サービスの委託化を民間の方はこうみているかと、私自身改めて学ぶ機会となりました。
 NTTデータの社員の皆様、どうもありがとうございました。
 

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政策決定プロセス論

2006年11月21日 | 地域政策研究所・TSC
 今日は千葉商科大学の大学院の授業がありました。昨年に引き続き、政策決定プロセス論として、自治体でどのように政策が形成され、決まっていくのか週1回講義をしています。政策の起点は市民の要望や提案で、そこから執行部や議会への働きかけと決定までの流れを追っていきます。陳情・請願や直接請求だけでなく、議会で論点となった我孫子市の条例サポート要綱なども題材となります。院生からの「これを使って、実際に提案された事例はあるのですか?」との質問には、思わず苦笑してしまいました。

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市民参加論

2006年10月05日 | 地域政策研究所・TSC
 今月から、千葉商科大学の後期授業が始まりました。講義は「市民参加論」です。市民参加の制度では、市民投票条例や自治基本条例など、実際に制定された条例や審議されている条例について、議会側から見た課題などもテーマとします。
 また、この授業は現場で活躍する方々をゲストスピーカーとしてお招きしながら、学生に市民参加の実態やそこに携わる人の魅力を学んでもらうよう心がけてもいます。今年も学生にとって有意義な時間となるよう、工夫をしていきたいと思います。
  

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TSC会合

2006年08月30日 | 地域政策研究所・TSC
 今日は東葛地域の若手議員の会、TSCの定例会がありました。3ヶ月に一度の頻度で各市を持ち回り開催するのですが、今回は我孫子が会場となりました。けやきプラザ8階の会議室に10名弱の議員が集まり、今年度の事業計画などを話し合いました。ちなみに、今年度のTSC代表は同じ会派の久野晋作議員が務めています。この日の会合では、10月に若手議員のパネルディスカッションを行うことが決まり、詳細を詰めていくこととなりました。詳細が固まり次第、皆様にご案内したいと思います。
 会議の合間に、我孫子の風景を眺めている議員が、「手賀沼はこんなに駅から近いんだ」「水辺のまちっていいですねー」「やっぱりきれいだね」と感想をもらしていました。このようにして、我孫子のまちの印象が形作られていくのでしょう。東葛地域で最も美しい風景を持っているまちが、我孫子だと私は思います。

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地域政策研究所

2006年08月02日 | 地域政策研究所・TSC
 昨夜は地域政策研究所の理事会がありました。またそれに先立って、千葉商科大学行政政策論のレポートを3人の講師で読み合わせして、出席や中間レポートを踏まえ成績をつけました。これで、前期の講義は終了です。後期は市民参加論を担当します。
 理事会のあとは、久しぶりに他市の議員と暑気払いをして、楽しいひと時を過ごしました。

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行政政策論 最終回

2006年07月12日 | 地域政策研究所・TSC
 今日で千葉商科大学での前期授業「行政政策論」が終了しました。最後は、柏の古川市議、松戸の末松市議と授業全般の総括を行いました。また、学生からは地方分権、議会改革、ローカルマニフェスト、三位一体の改革から1つのテーマを選び、レポートを提出してもらいました。これから3人で読み合わせをして、評価を行います。例えば、ローカルマニフェストでは、二元代表制や行政計画というキーワードを用いながら、実際に当選した首長がローカルマニフェストを運営していく課題を述べるのですが、ざっと眼を通した限りではしっかりとした記述ができているようでした。これから読むのが楽しみです。

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行政政策論

2006年07月06日 | 地域政策研究所・TSC
 昨日は千葉商科大学での行政政策論の授業がありました。早いもので、前期の授業もあと一回で終了です。学生には、地方分権、議会改革、ローカルマニフェスト、三位一体の改革などをテーマにレポートを提出してもらいます。インターネットの普及により、私が学生の時に比べても飛躍的に調査がしやすくなっているわけですが、くれぐれも自分の言葉で文章を作るよう念を押しました。

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