我孫子市議会議員 坂巻宗男のblog

日々の活動や議会での出来事などをお伝えします。

例月現金出納検査

2018年03月27日 | Weblog
 今日は監査委員としての例月現金出納検査を行いました。
 今月は年度末ということで、在庫調査も併せて行いました。
 会計課では、収入証紙や有価証券等の保管状況を、
 水道局では、量水器等の保管状況を確認しました。

 この検査で水道局に行った際に、水道局長室で今年の夏のダムの貯水量が話題になりました。
 というのも、ダムの貯水量は冬場のダム付近の降雪量により大きな影響を受けるためです。
 数年前の夏に取水制限をしたことがありましたが、この年は冬の降雪量が少なく、
 その時から夏場に渇水が起きることは想定されていたとのことでした。
 利根川上流の降雪量は、私たちの生活にも影響しているのですね。

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明日の記憶

2018年03月24日 | Weblog
 

 議会が終わり、少し時間に余裕ができたので、買いためていた本を読み始めています。
 買いためと言っても、だいたいが古本の文庫ですが。
 今日、読んだのは荻原浩さんの「明日の記憶」。
 若年性アルツハイマーを発症する男性が主人公の小説です。
 十年以上前に渡辺謙さんが主演を務めた映画の原作としても有名です。
 日常的な記憶を失っていく主人公が、その記憶を必死に留めようと葛藤する物語です。
 この男性は50歳で、私もそれほど年齢は変わりません。
 ですので、本を読みながら、ちょっとした物忘れがアルツハイマーではないかと怖くなるような実感を伴います。
 絶望の先にある希望を暗示して物語は終わります。
 認知症に対する理解を改めて考えさせられた一冊でした。
 
 

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菜の花畑散策と頭の体操

2018年03月23日 | 手賀沼・自然環境
 昨日から25日(日)まで、手賀沼のほとりの菜の花畑で手賀沼トラストが主催するイベントが開催されています。
 これは菜の花畑に散策路を作り、そこでなぞなぞを解きながら、沼のほとりの春を満喫しようという企画です。
 毎年、子どもたちも連れだって参加して、賑やかになぞなぞを解く風景も目にすることができます。
 この週末は天気もよさそうですので、お時間のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
 詳細はこちらでご確認ください。
 
 

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議員定数発議案

2018年03月21日 | 放射能問題
 先日の3月議会最終日に、議員定数を現在の24名から22名へと、2名削減する発議案が提出されました。
 これは、今までの議会運営委員会での議論などを踏まえ、3名の議員から提出されたものです。
 最終日には、まず本会議にて提案理由の説明が行われ、その後、大綱質疑はなかったため、
 議会運営委員会にこの発議案が付託され、審議となりました。
 この議会運営委員会では、発議案を議会基本条例に基づいて審議していくことが確認され、
 公聴会を開催するために、継続審査とすることとなりました。
 公聴会は、4月16日の広報に募集の要領が発表されますが、
 この発議案に対して賛成、反対の意見を持つ市民の方にその見解を述べてもらうものです。
 公聴会の開催は5月21日を予定しています。
 このような手続きを踏まえて、発議案は6月議会で採決される予定です。


 

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3月議会閉会

2018年03月20日 | 議会・自治制度
 昨日で3月議会が終了しました。
 今議会は、通常の教育福祉常任員会での議案審議だけでなく、
 予算審査特別委員として3日間の予算審議にのぞみました。
 これらの議案で、17本です。
 議案の読み込みと、各課へのヒアリングなど相当な時間を費やしました。
 また、東海第二原発の期間延長に反対する請願の紹介議員も務めたため、
 東海第二原発の延長審査が現在どんな状況にあるのか、
 原子力規制委員会や規制庁の情報を調査するなど、こちらにも時間を費やしました。
 さらに、最終日には、議員定数を削減する発議案が提出され、議会運営委員としても何度も議論を重ねました。
 (この発議案の取り扱いについては、後日報告します。)
 今まで以上に、内容の濃い議会となりました。
 この3月議会での議論を踏まえて、新年度の市政はスタートします。
 平成30年度に向けて、気持ちを新たに、議員として力を尽くしていきたいと思います。
 
 

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手賀沼の河津桜

2018年03月17日 | 手賀沼・自然環境
 手賀沼公園に桜プロジェクトで植栽された河津桜が、今見ごろを迎えています。
 まだ木そのものが小さいため、お花見をするような枝ぶりとはなっていませんが、
 数年後にはきっと素晴らしい景色となることでしょう。
 大きく成長してもらいたいですね。

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予算審査特別委員会 3日目

2018年03月16日 | 議会・自治制度
 今日は予算委員会の3日目、消防費、教育費、公債費、債務負担行為、そして総括審議です。
 それぞれの項目で課題の指摘や提言を行ってきましたが、
 総括としては、クリーンセンター建て替えに伴う財政問題、
 公共サービス提案制度による小中学校のコンピュータ教育に関して質疑を行いました。
 詳細は後日、ご報告しますが、財政問題については、140億円を超えるクリーンセンター建設にともなう、
 新たな財政規律やシミュレーションを作成すること、
 コンピュータ教育については、随意契約で7年間7億円超の事業を行うことの、
 より詳細な説明を6月の教育福祉常任委員会で行うことなどを求めました。
 結果として、382億2千万円の一般会計予算は、全会一致にて可決されました。
 予算委員の皆さん、執行部の皆さん、3日間の審査、お疲れ様でした。
 

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予算審査特別委員会 2日目

2018年03月15日 | 議会・自治制度
 今日は予算委員会の二日目でした。
 民生費、衛生費、商工費、農林費、土木費までの長丁場です。
 今日は衛生費のうち、クリーンセンターの建て替えについて
 その施設規模と今後の財政との関連性について保留項目となりました。
 クリーンセンターの建て替えは、約140億円の大事業で、
 その後の運営も20年間、同一業者が行うこととなります。
 そのため、平成30年度中には約250億円の債務負担行為を設定し事業へと進むこととなります。
 我孫子市でもいまだかつてない事業規模ですので、議会としても慎重な審議が欠かせません。
  

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予算審査特別委員会 1日目

2018年03月14日 | 議会・自治制度
 今日は予算審査特別委員会の初日、29年度補正予算、30年度歳入、30年度歳出のうち総務費について審議しました。
 総務費のうち、提案型公共サービス民営化制度については、
 教育費に盛り込まれている教育ICT事業(7年間の債務負担行為 限度額7億1,535万円)との関連で、総括審議へと保留されました。
 明日は民生費、衛生費、農林水産費、商工費、土木費の審議となります。
 

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白山中学校卒業式

2018年03月13日 | 行事・イベント
 今日は白山中学校の卒業式に出席し、卒業生へ祝辞を述べました。
 素晴らしい天気の元、262名の卒業生が白山中学校を旅立っていきました。
 皆さん、おめでとうございました!
 以下、祝辞の文面です。

 輝かしい春の青空が果てしなく広がるこのよき日に、白山中学校を卒業する262名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
 保護者の皆様におかれましても、お子さんのご卒業誠におめでとうございます。心よりお慶び申し上げます。
 
 白山中学校を卒業する皆さんに、私からは人生の「幸せ」について一緒に考えてみたいと思います。
 アメリカにハーバード大学という世界的に有名な大学があります。
 この大学のある研究室が75年以上にわたり、数千人の人生を調査し続けてきました。
 十代から高齢者になるまで、その人がどんな人生を歩むのか、そして幸せと健康のためには何が必要なのかという調査です。
 これは「幸せの研究」とも言われています。

 75年前に724人のデータを取り始め、今でもそのうちの60人は健在でデータの対象になっています。
 その後、2000人以上の人たちがデータに加わり、何万ページにも及ぶ人生のデータが蓄積されています。
 このメンバーの中には、アメリカの大統領になった人もいます。
 もちろん、調査を始めるときにはその人が大統領になることはわかりません。
 そんな膨大なデータから分かったことは、私たちを「幸せ」にするのは、富でも、名声でもなく、
 「身近な人との良い人間関係に尽きる」ということでした。
 
 身近な人とは、家族や友人、中学生ならば先生や部活動の仲間などが当てはまると思います。
 このような人たちと良い人間関係、つまり、悩みを打ち明けられる、喜びを分かち合える、
 そのような関係性を作ることが、その人の「幸せ」につながっています。
 高校受験で目標とする高校に受からなかった人もいるでしょう、部活動で目指した成績を納められなかった人もいるでしょう。
 しかし、そのことは人生の幸せ・不幸せには直結しません。大切なことは、身近な人との人間関係にあることを忘れないでください。

 この三年間、子どもたちに深い愛情を注ぎ朝早くから夜遅くまで子どもたちの成長に寄り添って頂いた先生方、
 そして、ご来賓の皆様を始め地域の中で子どもたちの成長を見守って頂いた皆様に心より感謝申し上げます。
 お陰さまで、262名の卒業生は立派にこの白山中を巣立つことができます。
 保護者の皆様には三年間PTA活動にご協力を頂きましたことこの場をお借りし、御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 最期に卒業生の皆さんに問題です。
 皆さんのお父さんやお母さんが人生で一番の「幸せ」を感じたのはいつだと思いますか?
 それは、皆さんが生まれてきてくれた時です。
 皆さんが生まれてこのように成長してきたことは、皆さんの一番身近な人たちを「幸せ」にしています。
 ここにいるすべての人が、「幸せ」を作り出すためには欠かすことのできない大切な存在です。
 これからも、皆さんが身近な人たちと「幸せ」を分かち合える、そんな素晴らしい人生を歩んでいくことを心から祈念して、お祝いの言葉とします。

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