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世界に通用する本当のジョーク..!”100歳はまだ若蔵”

2008年08月28日 21時14分17秒 | Weblog
 建国以来、イスラエルには世界中からユダヤ人が集まってきた。特に多かったのは東欧とアラブの国々からだった。東欧系はアシケマジ、アラブ系はセファルディムと呼ばれる。
 しかし、周囲をすべて敵に囲まれた国家としては人口が非常に少ないということは歪めなかった。それにいたアフリカや中東地域に住むユダヤ人は差別と迫害にさらされていた。
 そこでイスラエル政府はそれらのユダヤ人救出のために様々なオペレーションを行った。
 例えばイエー面に住むユダヤ人全員をイスラエルに空輸したこともあった。1984年から85年にかけてはモサドと空軍によるモーゼ作戦なるものが実行され、8500名のエチオピアのユダヤ人をイスラエルに運んでいる。また、91年のソロモン作戦では1万4300人の輸送を36時間で完了するということもやってのけた。
 かれらセファルディムの多くは100歳、150歳、凄いのになると170歳と申告する者もいる。彼ら自身、正確な生年月日をしらないためだ。
 5年ほど前、エルサレムこうがいにあるエチオピア系ユダヤ人の住むコミュニティを訪れた時、老人が非常に多いという印象を受けた、しなびきった干しすもものような肌のためか、アバウトな年齢さえ想像もつかない。
 だが彼らがアシケナジよりは平均してずっと長寿なのは確かなようだ。そこでこんなジョークが出てくる。
 あるエチオピア系ユダヤ人がてる・アヴィヴにある保険会社を訪れ生命保険に入りたいと申し出た。応対に出た営業マンが彼に年はいくつかと尋ねた。78歳という答えが返ってきた。
 営業マンはそっけない口調で、
「78歳じゃ保険に入るのは無理ですね」
「そんなことはない、わしなどまだ若い方だ。現にお宅は、先週わしの親父にちゃんと入らせてるじゃないか」
「お父さんはいくつなんです」
「95じゃ、書類があるはずじゃから調べてみてくれ」
 そんなはずはないと思いながら、その営業マンは奥のオフィスで書類をチエックした。すると驚いたことに老人が言った通りだった。95歳だが徹底した検査の結果、体にどこも悪いところがなく、いかって健康ということだった。
 カウンターに戻ってきた営業マンが
「あなたのおっしゃる通りでした。わかりました。検査の結果がよければあなたも保険に入れます。来週の火曜日に検査のため来て下さい」
「そりゃまずい。火曜日に来られないんじゃ」
「なぜです?」
「祖父が結婚するんで式に出なきゃならんのじゃ」
「ご祖父が結婚?!いったいおいくつなんです?」
「120歳かな」
「120歳!なんでその歳で結婚なんてするんです?」
「祖父の両親が早く嫁を貰えと書中、うるさく言ってるでね」
 セファルディム達の長寿もさることながら、このジョークには2つの意味が含まれている。
 1つは、ユダヤ人の両親は非常にうるさく、息子がいくつになっても15歳の子供として扱うというステレオタイプ化されたイメージ。
 もう一つはユダヤ人社会では30歳を越しても未婚の男は、周囲から変な目で見られるという一種伝統的な考え。
 しかし同時に、彼らユダヤ人が事のほか子供を大事にし、子供のために多大な犠牲も払うということも良く知られている。  しろう