ど~も~!脳内機長の筆者でぇ~す!
現在、動画作成中。で、どなたか具合の良いフリーの編集ソフトを知りませんか?
Windows ムービーメーカーがあまりにも具合が悪いので。
全然使い物になりません。コーディックは入っているのに・・・エラー頻発!こりゃ・・・ダメだ!
そんな中、コメ欄へリバーサーについての質問が。的確なアドバイスは、モデラーの神様より指南頂きましたが、
ふと・・・
「スラストリバーサーって、そんなにすごいモノなんでしょうか?」ってちょっと疑問。早速調べてみました。
Wiki 博士によりますと・・・
逆推力装置(ぎゃくすいりょくそうち)
近年の大型旅客機などに採用されている高バイパス比のターボファンエンジンでは、コアエンジンを覆っている
バイパス空気流の噴射方向を斜め前方へ偏向し、 コアエンジンを通過してきた燃焼ガスについてはそのまま機体
後方に噴射し続ける。
つまり「逆噴射」とはいうものの、一部についてはそのまま前方への推進力 として残っている。例としてバイパス比
4(バイパス空気流80%:燃焼ガス20%)のエンジンでは、80%が機体前方へと噴射され20%が前方への推力と して残り、
差し引かれた60%の推進力で制動を行っているということになる。これら多くの装置では離陸推力に対して最大40-50%
程度の逆推力が発生で きる。こちらはカスケード方式と呼ばれる。
~Wikipedia より引用~
甘く見て、離陸推力(これ・・・おそらく最大推力かな?)の半分だそうで。
スカイマーク B767-300 を飛ばして見てみましょう。


羽田国際空港 ILS RWY34R へ、ランディングを仕掛けます。
ILS 進入速度は 123 ノット/時にセット。理由は、機首上げ角度(迎え角)をフルフラップで 3 °~ 5°に
なる速度です。これは、重量や、フラップ角度など他の要素で若干異なります。

500 フィートを切ってオーパイを off 。このまま放置プレイ。

RWY34R へ進入中のB767-300 。機種上げ角度はこんなもんかな?

滑走路へタッチした瞬間であります。まだ主輪の後輪には加重が掛かってませんね。
ちょっと浮いています。ここからそ~っと機首下げして・・・

スラストリバーサーの出番。スポイラーを上げて減速を補助します。先ほどの「離陸推力の半分の推力」ってコトは、
離陸時より軽くなった機体重量と、スポイラー及び車輪のブレーキで一気に減速出来るんですね。
ここで・・・
「F1 なら、 300km/hからのフルブレーキングで、停止まで 3 ~ 4 秒で停止出来るのに・・・。」
って。進入速度が 123 ノット/時(約 227.796km/h ) ですので、タキシング速度を 20 ノット/時(約 37.04km/h )と
しますと、103 ノット/時(約 190.756km/h ) 分減速すれば良いので、 F1 よりは条件が良いのでは?

いやはや・・・大切なコト忘れていました。「重量」がケタ違いですよね。 F1 が約 600 kg 。
B767-300 の最大着陸重量は、 133.8 t 。
運動エネルギーは、質量に比例し、速さの 2 乗に比例しますので、当然重量の重い方が不利ですよね。

133.8 t の機体を 123 ノット/時(約 227.796km/h ) から 20 ノット/時(約 37.04km/h ) まで減速する旅客機のブレーキ・・・
恐るべし!

Posted by 脳内機長 (* ̄▽ ̄) と 筆者 ( ̄  ̄;)
Special Thanks to ・・・
現在、動画作成中。で、どなたか具合の良いフリーの編集ソフトを知りませんか?
Windows ムービーメーカーがあまりにも具合が悪いので。
全然使い物になりません。コーディックは入っているのに・・・エラー頻発!こりゃ・・・ダメだ!
そんな中、コメ欄へリバーサーについての質問が。的確なアドバイスは、モデラーの神様より指南頂きましたが、
ふと・・・
「スラストリバーサーって、そんなにすごいモノなんでしょうか?」ってちょっと疑問。早速調べてみました。
Wiki 博士によりますと・・・
逆推力装置(ぎゃくすいりょくそうち)
近年の大型旅客機などに採用されている高バイパス比のターボファンエンジンでは、コアエンジンを覆っている
バイパス空気流の噴射方向を斜め前方へ偏向し、 コアエンジンを通過してきた燃焼ガスについてはそのまま機体
後方に噴射し続ける。
つまり「逆噴射」とはいうものの、一部についてはそのまま前方への推進力 として残っている。例としてバイパス比
4(バイパス空気流80%:燃焼ガス20%)のエンジンでは、80%が機体前方へと噴射され20%が前方への推力と して残り、
差し引かれた60%の推進力で制動を行っているということになる。これら多くの装置では離陸推力に対して最大40-50%
程度の逆推力が発生で きる。こちらはカスケード方式と呼ばれる。
~Wikipedia より引用~
甘く見て、離陸推力(これ・・・おそらく最大推力かな?)の半分だそうで。
スカイマーク B767-300 を飛ばして見てみましょう。


羽田国際空港 ILS RWY34R へ、ランディングを仕掛けます。
ILS 進入速度は 123 ノット/時にセット。理由は、機首上げ角度(迎え角)をフルフラップで 3 °~ 5°に
なる速度です。これは、重量や、フラップ角度など他の要素で若干異なります。

500 フィートを切ってオーパイを off 。このまま放置プレイ。

RWY34R へ進入中のB767-300 。機種上げ角度はこんなもんかな?

滑走路へタッチした瞬間であります。まだ主輪の後輪には加重が掛かってませんね。
ちょっと浮いています。ここからそ~っと機首下げして・・・

スラストリバーサーの出番。スポイラーを上げて減速を補助します。先ほどの「離陸推力の半分の推力」ってコトは、
離陸時より軽くなった機体重量と、スポイラー及び車輪のブレーキで一気に減速出来るんですね。
ここで・・・
「F1 なら、 300km/hからのフルブレーキングで、停止まで 3 ~ 4 秒で停止出来るのに・・・。」
って。進入速度が 123 ノット/時(約 227.796km/h ) ですので、タキシング速度を 20 ノット/時(約 37.04km/h )と
しますと、103 ノット/時(約 190.756km/h ) 分減速すれば良いので、 F1 よりは条件が良いのでは?

いやはや・・・大切なコト忘れていました。「重量」がケタ違いですよね。 F1 が約 600 kg 。
B767-300 の最大着陸重量は、 133.8 t 。
運動エネルギーは、質量に比例し、速さの 2 乗に比例しますので、当然重量の重い方が不利ですよね。

133.8 t の機体を 123 ノット/時(約 227.796km/h ) から 20 ノット/時(約 37.04km/h ) まで減速する旅客機のブレーキ・・・
恐るべし!

Posted by 脳内機長 (* ̄▽ ̄) と 筆者 ( ̄  ̄;)
Special Thanks to ・・・
空港シナリー: 著作権及び登録商標 株式会社 オーバーランド様
「みんなの空港シリーズ 1~5 」 羽田国際空港
使用機材 B767-300 用ペイントキット : 著作権 Project Opensky 様 ( SKYSPIRIT2010 様)
機体デザイン及び意匠・ロゴ : SKY スカイマーク株式会社 ( Skymark Airlines Inc. ) 様
パワーウェイトレシオが1キロやからですけどね笑
それに比べて旅客機は凄い!
B767のカーボンブレーキって
導入当初は厄介者だったみたいですよ(」゜□゜)」
>>おさるさん!
そうですねぇ。 F1 のブレーキ性能ってすごいですよねぇ。
3G も掛かったら、筆者は死んでしまいますよ!
カーボンブレーキって、高温度にならないと効かないそうで。
でも・・・お値段高そうデスね。
747に当初つけられたP&WのJT9Dにはコアにもリバーサー付いていたんですよ。
でも、重量のわりに効果が少ないってなしになりましたね。
軍用機ですがC-17のエンジン、横田で見たときはコアリバーサーも付いていました。
そういや、逆噴射って日本語では言うけれどその訳のせいかタービンブレードが逆回転すると思っている人が結構いますね。
Thrust Reverser 推力逆転機とでも訳してもらえばよかったんでしょうね。
筆者もシムやる前は、エンジン自体が逆回転すると思っていました。
実は、筆者も回りの人間は皆そ~みたいです。
中には「ロケットエンジン」と混同している者も。
ジェット燃料を燃やして後ろへ吐きだして推力を得ていると。
>>Thrust Reverser 推力逆転機とでも訳してもらえばよかったんでしょうね。
ホントそうですよね。(笑)
キッって止まったトカ…
B732やMD81とかも見てる感じ全て推力を逆噴射に使いますよね~
ちなみにボンQはプロペラピッチでリバースですよ( ̄∀ ̄)
推力を100パーセント返します(・o・)ノ
他にも誤解されている話って結構ありますね。
飛行機は目的地の方向に向かって滑走路から飛んでいくと思っている人。
北なら北方向も西なら西方向へ。
>ジェット燃料を燃やして後ろへ吐きだして推力を得ていると。
ここはこれで、あっていると思いますが。
http://iss.jaxa.jp/iss_faq/go_space/step_1.html#q1
純ジェットは完全にそうでしたし。
ただ、現在のターボファンエンジンの主な推力はバイパス流ですけれどね。
http://nswkpe.ninpou.jp/aircraft_engineering_struc-equip.html
>Thrust Reverser 推力逆転機とでも訳してもらえばよかったんでしょうね。
一晩明けて思いました、推力反転機の方がいいかもしれません。
>>おさるさん!
シムのボンQ(エコボンなど・・・)に、付いていますよ。
プロペラピッチ・リバーサー。
ですが、機体が軽いんで使ったコト無いです。
あれ結構ペラに負荷かかりますからねぇ。
>>Stratoliner さん!
滑走路の件は、筆者もそう考えていました。
当然着陸も。
実機に乗って成田から発った時、行きと帰りが同じ滑走路への離着陸。
変な確証得たりして・・・偶然だったからですが。
ロケットエンジンみたいなジェットエンジンあったんですね。
筆者は、「バイパス比」を学んでからリバーサーの本当の作動が分かりました。
Stratoliner さんの機体で、初めて構造が理解出来た訳で・・・。
学習にも使えそう。それほど精密な機体ですね。 Posky (SSP)機は。
では。
P.S.Stratolinerさん、前回のコメ欄ではいろいろありがとうございました。
というよりジェットエンジンって元々そういうものですからね。
これにバイパス流用のファンをつけたのがターボファンエンジンになります。
確か初期には後ろ側にバイパス用のファンをつけたのもあったと思います。
他にはUDFとかいろいろ研究はされていましたけれど、最新の話はP&WのGTFでしょうか。
確か上で紹介した資料にも乗っています。
MRJが採用しています。
モデルを作るという事は調べるわけでその中で知ると言うのもこの趣味の一部です。
これはこれで結構面白いものですよ。
767のギアは何故前下がりなのか何故ギアのポストが曲がっていてがに股なのか等、面白いじゃないですか。
特に767は不思議だらけの機体ですから。
うちの機体、実際海外の航空会社のトレーニングセンターで画面コピー取りに使っている話は知っています。
まぁ、少しでも役に立ってくれていれば何よりです。
>B732やMD81とかも見てる感じ全て推力を逆噴射に使いますよね~
737-100開発時の話で最初はクラムシェル型じゃなかったんですよ。
http://en.wikipedia.org/wiki/Boeing_737
写真を見てもらうとわかるんですが727と同じタイプのものが付いていました。
でもほとんど効かなかったとの事であの形になりました。
JOSさん
>P.S.Stratolinerさん、前回のコメ欄ではいろいろありがとうございました。
いえいえ、どういたしまして。
プロペラ機はピッチを反転させてって出来ますけどね。
タービンはさすがに無理ですから。