ど~も~。「脳内機長」でぇーす。
ここの所、寒さもようやく一段落。少しぽかぽか陽気になりました。4月だというのに雪が降ったり・・・・・。
脳内機長、ころころ変わる天気についていけません。

脳内機長のブログは、皆様に風景を見て頂くためにフライト時はいつも「快晴」。ですが、そんなわきゃぁ~ない!。
雨の日もあれば風の強い日もあります。時には快晴→いきなり嵐!って事も。
ここで一つ疑問?。雨って旅客機のジェットエンジンに入って大丈夫?筆者殿、どーなのよ。本日はそんな話。


ど~も~。「脳内機長」の筆者でぇーす。
「えっ!ジェットエンジンに雨?。大丈夫ですよ。だって雨でフライト中止はないでしょ。説得力が無いって・・・。
じゃあ、調べましょうよ。」

皆さん、 2010.2.14 のブログ記事の「エンジン!スタート」をご覧下さい。ここにジェットエンジンの構造が解説
されています。旅客機に多い「ターボファンエンジン、高バイパス型」は、吸い込んだ空気の約6割以上が圧縮され、
バイパス口よりそのままエンジン後部へ排出されます。空気を圧縮する際の熱により、雨がほとんど「水蒸気」となり、
そのまま圧縮空気と共に外へ出ます。

燃焼用の空気中の雨も高圧側縮機で水蒸気となり、燃焼室でトラブルを起こすような事はありません。タキシング時の
ような低回転時でも、コンピューター制御により失火(連続燃焼が途絶える場合)を検知し、燃料の流量を適宜に
調整し、点火装置を作動させます。(通常の燃焼では、一回点火すれば点火装置は必要ありません。)

ちなみにエンジンテストでは、1分間に 4.5 トンの水を噴射したり、雹を噴射したり、疑似鳥を吸い込んだりして、
エンジンの耐久性のテストをします。ですので雨ぐらいどーってことないんですよ。
また、ファンで取り入れた空気を圧縮、燃焼室に送る圧縮機(コンプレッサー)が汚れていると、燃焼効率が悪くなる
ために飛行 200 回につき1回のペースで、温水によるエンジン洗浄をします。これは、ホースで約 70 度の温水を数分
間、圧縮機に流し込む作業で、洗浄後はボーイング 777 が成田からニューヨークに向かう場合の燃料、ドラム缶( 200
リットル入り)600 本分の燃料が5本分( 1,000 リットル)程度節約出来ます。
「エンジンに水が入った所でまったく問題無し。水没しなければねっ。脳内機長、分かりましたか?。」
(ちなみに、エンジンテストは http://www.youtube.com/watch?v=5xlObdXF8VE&feature=related 参照。)

はい!筆者殿。エンジンテストってすごいですねぇ~。これなら安心して飛べますよ。 by脳内機長 (^_^)
ここの所、寒さもようやく一段落。少しぽかぽか陽気になりました。4月だというのに雪が降ったり・・・・・。
脳内機長、ころころ変わる天気についていけません。

脳内機長のブログは、皆様に風景を見て頂くためにフライト時はいつも「快晴」。ですが、そんなわきゃぁ~ない!。
雨の日もあれば風の強い日もあります。時には快晴→いきなり嵐!って事も。
ここで一つ疑問?。雨って旅客機のジェットエンジンに入って大丈夫?筆者殿、どーなのよ。本日はそんな話。


ど~も~。「脳内機長」の筆者でぇーす。
「えっ!ジェットエンジンに雨?。大丈夫ですよ。だって雨でフライト中止はないでしょ。説得力が無いって・・・。
じゃあ、調べましょうよ。」

皆さん、 2010.2.14 のブログ記事の「エンジン!スタート」をご覧下さい。ここにジェットエンジンの構造が解説
されています。旅客機に多い「ターボファンエンジン、高バイパス型」は、吸い込んだ空気の約6割以上が圧縮され、
バイパス口よりそのままエンジン後部へ排出されます。空気を圧縮する際の熱により、雨がほとんど「水蒸気」となり、
そのまま圧縮空気と共に外へ出ます。

燃焼用の空気中の雨も高圧側縮機で水蒸気となり、燃焼室でトラブルを起こすような事はありません。タキシング時の
ような低回転時でも、コンピューター制御により失火(連続燃焼が途絶える場合)を検知し、燃料の流量を適宜に
調整し、点火装置を作動させます。(通常の燃焼では、一回点火すれば点火装置は必要ありません。)

ちなみにエンジンテストでは、1分間に 4.5 トンの水を噴射したり、雹を噴射したり、疑似鳥を吸い込んだりして、
エンジンの耐久性のテストをします。ですので雨ぐらいどーってことないんですよ。
また、ファンで取り入れた空気を圧縮、燃焼室に送る圧縮機(コンプレッサー)が汚れていると、燃焼効率が悪くなる
ために飛行 200 回につき1回のペースで、温水によるエンジン洗浄をします。これは、ホースで約 70 度の温水を数分
間、圧縮機に流し込む作業で、洗浄後はボーイング 777 が成田からニューヨークに向かう場合の燃料、ドラム缶( 200
リットル入り)600 本分の燃料が5本分( 1,000 リットル)程度節約出来ます。
「エンジンに水が入った所でまったく問題無し。水没しなければねっ。脳内機長、分かりましたか?。」
(ちなみに、エンジンテストは http://www.youtube.com/watch?v=5xlObdXF8VE&feature=related 参照。)

はい!筆者殿。エンジンテストってすごいですねぇ~。これなら安心して飛べますよ。 by脳内機長 (^_^)