
小原雅司さんの「鈍色の世界」展より
作品を紹介させていただきたいと思います

今浜松ジオラマファクトリーでは開館1周年を記念して
小原雅史さんの「鈍色の世界」展を開催しております

(小原雅史さんは、第一回浜松ジオラマグランプリで優勝された方です)
今日はその中より連作ジオラマ「ミハエルの夢」
シリーズを紹介させていただきたいと思います


上の写真が、「鈍色の世界」展のジオラマを製作いたしました
小原雅史さんの紹介文です

紹介文を読むと幼少期より模型つくりをはじめ・・・
多種多様な模型を作られたようです


2009年ころより本格的に模型製作に復帰され、
各コンテストなどで金賞など凄い成績を収められているようです



では、ここからはミハエルの夢シリーズの紹介をさせていただきたいと思います

上の写真は、『彗星』と言う作品です

作品のイメージ上のコメントを読むとわかるのですが、
真っ赤なプロペラのない飛行機がとても印象的な作品でした

飛行機が乗せられたトラックも凄くリアルで、感動いたしました



次は『出逢』と言う作品です

この作品は将来ミハエル少年の花嫁になる運命の人との出会いを
作られたジオラマのようです

人間の運命なんてどこでどうなっているのか・・・
それは人間を作られた神のみぞ知るところなのでしょうが・・・
この作品を見ていてそんな事も感じることが出来ました



次は『坂道』と言う作品です

この作品は戦争が終わり・・・エースパイロットになる夢が断たれたミハエル少年の前に
現われた戦勝国の女性オートバイ兵と出会う事から出来ています

女性兵士よりそのオートバイに心を奪われるミハエル・・・
そのオートバイが祖国復興につながる予感を感じます

この後どのように物語が展開して行くのか興味が湧きますね



次は『花嫁』と言う作品です


生長したミハエルは、軍から払い下げられたオートバイで
ショップを始めます

お付き合いしている彼女に今日こそはプロポーズと思うのですが、
なかなか言い出せないでいるようです

そこへ彼女が・・・
こういう時、女性の方が度胸がある物かもしれませんね



次は『裏庭』と言う作品です

これで一応ミハエルの夢シリーズは終わりのようですが、
この後も作品は続きます

ミハエルはオートバイの修理と販売で実績を上げ・・・
妻ターニャも若奥さんらしさが板についてきます

ミハエルはもっと凄いマシーンを作りたいと思い・・・
ガラクタでいろいろ試行錯誤するのですが、うまく行きません

夫婦の声が聞こえてくるような、素敵な作品だと思います



そして今日最後に紹介する作品は、
『再生』と言う作品です

これはミハエルの仕事場を拡大して作られた作品で
本当に細かなところまで精密に作られた作品でした


これでミハエルシリーズは終わりなのかな・・・?なんて思うのですが、
もしかしたら見られるのではなんて儚い夢を抱いてしまいます

今日は小原雅史さんの「鈍色の世界」展より
ミハエルの夢シリーズを紹介させていただきました

どの作品も本当に素晴らしく・・・
見ている時間を忘れてしまうほどでした

私は花嫁と言う作品が好きなのですが、みなさんはいかがでしたでしょうか

今回は写真を紹介させていただきましたが、
実物のジオラマは本当に素晴らしく一見の価値は絶対にあると思います

3月31日まで浜松ジオラマファクトリーで展示されておりますので、
是非足をお運びいただき、ご自分の目で鑑賞していただきたいなーなんて思います

浜松ジオラマファクトリーでは他にも『ガルパン展』やイベントがありますので、
お出かけいただけら嬉しいです




