先ほど帰宅しました。
「勝たせてあげたかった」
少なくとも、現地ではそう感じた試合でした。
中盤の繋ぎ役の選手がことごとく怪我で不在となる非常事態の中、それでも選手達はしぶとく闘っていたと感じました。
「やる気」だの「闘う気持ち」だのは結果というバイアスで何とでも言いよう(受取りよう)があるので、そういう表現は私は好みではありませんし、それが欠けていたと評価する気はさらさらなく。
「プロなら」
これも便利なフレーズです。
じゃあ、プロ(プロフェッショナル)とはどういう基準ですか、と問われても、答えられるのだろうか。常々思っています。
(お金を貰っているから、などというのは論外)
「マニュアルに沿った対応や、一般的な選択肢で対応できない問題を解決できる高度な技能・技術を有し、高い問題意識と倫理観をもつ人」というのが、私の「プロ」の定義です。
課題は少なくないにしても、カターレ富山の選手、スタッフ、フロントが上記の定義から著しく逸脱しているとは考えていませんし、課題があるのならば、共に課題解決への努力を払うのがサポーターであるでしょうから。
まして、今季からカンファレンスという場も設けられた訳ですし。
話がかなり逸れましたが、今季は残留できれば、私はクラブを評価します。
勝ち点は34前後ではないか、とシーズン序盤に予測していましたし、 選手・スタッフ諸兄の奮闘によっては、勝ち点を40台まで持っていけるかな、とも期待していました。
これは「自動降格を回避する」という評価(最低限の達成値)であり、選手達からはむしろ「ふざけるな、俺達はもっと上にいける」ぐらいの怒りをぶつけられてしかるべきだとも思ってました。
さあ、最終戦。それもホーム。
ぶつけるべきものは何か。賭けるものは未来。
共に闘っていきましょう。