彩雲

いつの間にか設定方法が変わっていた

2009J2第9節 vsファジアーノ岡山

2009-04-19 22:20:08 | 2009 J2
ファジアーノ岡山戦といえば、「まめなけ朝日」。
岡山がJ参入を賭けた大一番のハーフタイムにいろんな意味でインパクトを与えた、カターレ渾身のイベント。
ではなくて。

2008JFLで岡山の快進撃に火をつけたであろう第2節の敗戦。
前半2-0のビハンイドを、永冨・松下のゴールにより残り20分で追いついたカターレ。
アウェイでの勝利を勝ち取るべく、ロスタイムに攻撃を継続するも、クリアボールからのカウンターを受け痛恨の失点。

NHKの富山、岡山両放送局で生中継されたこともあり、劇的な勝利はファジアーノにとって勝ち点以上に得るものが大きかったと思います。

あの試合から約1年。
ともに目指したJ2の舞台で相見みまえる両クラブ。JFL最終戦後、こちらの「来年勝たせて」コールに、岡山さんが笑顔の「ブー」。天気は悪かったけど、スタジアムを包む幸せな雰囲気はいつまでも記憶に残るものでした。

私とはいえば・・・遠征を断念。例年、この時期は暇な職種なのですが、今年に限って仕事が入るし。

で、試合。
スタメンを見て驚きました。永冨選手、船津選手が初先発。小田切選手が始めてベンチ入り。
今まで出場機会が無かった選手の起用。彼らの活躍は、すなわち選手層の厚さの程度を推し量る目安になるでしょう。

さて前半立ち上がりはカターレペースなのですが・・・

朝日選手のシュートはポストに当たって跳ね返りますが、ゴールラインを割るには至りません。
前半途中から盛り返した岡山はカターレゴールに迫り、何度も決定機を造ります。
そして、41分CKから西野兄選手がマークを振り切ってドンピシャのヘッド。一度はバーを叩きますが、ボールはゴールマウスの中へ吸い込まれます。
朝日選手のシュートと西野兄選手のヘッドの明暗を分けたものは何か。いや、何という運不運。思わず頭を抱えそうになりました。

が、その直後。船津選手からのクロスを胸で受けた永冨選手がワントラップで相手をゴールを交わして、左足一閃。
ゴール左隅に叩き込みます。

1年前のJFL前期第2節vs岡山戦で縦パスを足元で受けて、そのまま反転して決めたゴール。
J参入を決めたMIOびわこ草津戦で-オフサイドにはなりましたが-早いボールを足元にピタリと納めて、反転シュート。
この二つ場面が鮮やかに蘇るビューティフルゴールで同点。

後半。
懸念していたように、フィジカルコンタクトではカターレを上回る岡山。特に西野兄選手との競り合いではことごとく遅れを取り、岡山さんに押し込まれる時間が増える状況。
守ってカウンターを狙ってるわけでも、得意でもないでしょうが、それでも隙を見ては速攻を仕掛けるカターレ。
68分に石田選手に代えて木本選手を投入。
そんな74分、朝日選手からのラストパスを上園主将がダイレクトでシュート。
GKの手前でワンバウンドする絶妙のシュートが決まって、逆転。初の2得点、初の逆転。

ホームで負けるわけにはいかない、いや今季初勝利を目指す岡山さんはこれから火の出るような猛攻。
それでもベタ引きなるわけではないカターレに成長を感じましたし、3点目も期待できる展開。

長谷川、小田切選手の交代カードを切りつつ、ついにタイムアップ。
今季2勝目はアウェイ初勝利、初の逆転劇。

現地応援の皆様、お疲れ様でした。さぞかし楽しい車中ではないでしょうか。
明日の仕事や勉強にも張りが出ますね。


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