雑賀孫市(まごーん)の中の人ブログ

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『極限の島 「レンパン」-静兵団参謀の開拓手記-』

2016年01月19日 07時49分43秒 | 本・読書
ども、まごーんやで。
今日は本を紹介。

第46師団参謀をしていた人の敗戦から復員までの手記です。
内容は日本軍将校による日本軍連隊長射殺や、英軍による日本軍の折衝、レンパン島内における農作業の成果です。大体は食べ物に関係することが多いですね。
この本の著者は山本立夫陸軍少佐と言って陸軍大学校卒業したエリート将校でした。
たまたま、山本少佐の写真を数葉持ってたので掲載しましょう。
先ずは年表から

山本立夫 (1916~1978) 熊本県生まれ
陸士49期・陸大58期 勲五等旭日双光章
S8.3 陸士予科入学
S12.3 陸士本科卒業(49期) 歩兵第31連隊付
S12.5 陸軍少尉 独立歩兵第11連隊付
S14.4 独立歩兵第11連隊中隊長 陸軍中尉
S16.2 陸軍予科士官学校生徒隊付 陸軍大尉
(陸士57期予科第2中隊第6区隊長)
(陸士58期予科第2中隊第6区隊長)
S17.12 陸軍大学校入学
S19.7 陸軍大学校卒業(58期)
S19.7 第46師団参謀 陸軍少佐


では写真から山本少佐を追いましょう。
先ずは陸士時代の写真から

↑陸士生徒の時の山本立夫。5中隊1区隊でした。

↑次に陸士57期区隊長時代の写真です。胸には支那事変での功績で叙勲した勲五等旭日章があります。

↑こちらは陸士58期区隊長時代。

そしてこちらは陸大を卒業して第46師団参謀に命課された時の写真(こちらは『極限の島 レンパン』より)

山本少佐の本は珍しく戦場での出来事ではなく、敗戦後の生活に重点を置いており、そこに必読の価値があると思います。

しかし…師団参謀。このような人にお会いしてみたいものです。

それではまた。

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