退屈なはなし

that will come when it comes

しっぺ返し戦略は正しそう

2014-02-19 23:54:58 | 全て

だんだん仕事が多くなってきた。

そういう時期なのか、22時でもフロアには

けっこう多くの人が残ってた。

明日は体力的にきつくて単調な、要するに最悪のタスクがあって、

なかなかすぐにベッドに入って明日へ飛んじゃおう、という気にはならない。

 

今日、めっちゃ久しぶりに高校の友達から連絡がかかってきた。

家が近くて、ちょいちょい大学の頃も会ってたけど。

くされ縁、という感じ。

ちょいちょい、合わないところが出てきて、

ああ、こんな感じになるなら、もうずっと関わらない方が良いな、

と思うんだけど、またちょっとすると、そんなのを忘れて、笑ったりして。

でまた嫌な気分になって後悔したり。の繰り返し。

 

何が言いたいか、というと。

相手を受け入れるべきか、拒否するべきか、

考えるのって難しいよね、ということ。

 

ただ最近読んだ本(『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』)の中で、

この問題の答えになりそうなものが書かれていた。

それは有名な「囚人のジレンマ」。

「協調」を取るべきか「裏切り」を取るべきか、相手次第で答えが変わってしまう、というところが

さっきの対人関係と囚人のジレンマとの共通点。

 

なんと、この本によると、囚人のジレンマにおいて

期待値の高い行動が、既にシミュレーションによって研究されているらしい。

数多くの各分野の専門家が考えた戦略をプログラム化し、何万回もの対戦をさせた結果、

最も強かったのが、「しっぺ返し戦略」というもので、次の単純な規則で成り立っている。

 ①最初は相手に協力する。

 ②それ以降は、相手が前の回に取った行動を選択する。

この戦術が、長期的には最も強いらしい。

つまり、最も期待値が高い、ということ。

 

パチンコ打つ人にとって、「期待値」は唯一の指針とでもいうべき重要性を持っている。

実感としても当たっている気がする。

(初対面で敵意出してる人間は、大体まともじゃなかったし。)

 

こういう知識があると、

相手との協調を目指すか、拒否するか、

モヤモヤしたりしてたのは時間の無駄だったのかもしれないなぁ、と。

 

悩まずに、正しい行動が取れるなら、それは良いことでしょう。

 

 


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