寄せては返す波のようにこのブログも更新したり死んだんではないかと思うほど休んだり。
でもこれでいいのかなあ、と思うようになる今日この頃。皆さまいかがお過ごしでしょうか?
全開が2月の3日でしたので約2カ月ぶりです。
その間に確定申告があり、無事に今年も薄利ながら黒字で終わり、どうにかこうにか「納税する側」で終わりました。さらに本業の方では大きな節目の仕事を終えてどうにか新年度を迎えることになりました。
本業の方がかなりやばかったので(汗)、いろんなことも3月いっぱいかなあと思いもしましたが(いや本当に)でも何とかあと1年は持ちそうです。ちなみに自営業を始めて10年目になります。まあ大会社もバタバタと倒産し、政権もくっついたり離れたり、交代したり復活したりするこの頃ですから、10年も細々とやってこれたので良かったかなあ、と、自分で少しだけ褒めております。
さてさだペディア。
久しぶりですので企画の趣旨を確認。
まずは扱うのはグレープ~さだまさしの「オリジナルアルバム」のみ。
先日発売の天晴などのベストアルバムでさださんに興味を持っていただいた方のガイドブックになればいいかなあと、要は初心者の方にお勧めするアルバムをベスト10形式でご紹介します。
さらに、目的のアルバムの付箋代わりにさださんの魅力主たる以下の5項目をA~Cのランキングと言う形で勝手に評価し、より目安になれば良いかな、と。
①ヒット
シングル曲があり、ヒットしていればA、していなければB(ただしほぼ知名度なしならC)、シングル無しならC
②コミカル
関白宣言、関白失脚、雨やどり、私は犬になりたいなどのコミカル系があるか?
③国風
飛梅、まほろば、修二会などの日本の文化、建造物などの曲があるか?
④恋愛ソング
いわゆる恋愛ソングが多いかどうか?ちなみにさださんの場合皆無のアルバムは無いです。
⑤社会性
前夜、空き缶と白鷺、遥かなるクリスマスなどの社会的な曲があるか?またその程度により分類
全体として「完全な主観に基づきます」ので、自分のお好きなアルバムがベスト10に入らず低評価でも許してくださいね(苦笑)。
また、紹介の順番は最初は発売順だったのですが、それだと順位がはやく固定される可能性があるため、以下のようにブロック分けしています。
1期(初期①)わすれもの~私花集(紹介済み)、2期(90年代前半)夢ばかりみていた~おもひで泥棒
(紹介済み) 3期(2000年~2005年)日本架空説~とこしへ(紹介済み) 4期(80年代後半)ADVANTAGE~夢の吹く頃(紹介済み)
5期(2006年~現在)美しき日本の面影~もう来る頃(現在この途中)
6期(初期②)夢供養~Glass Age
7期(90年代後半)さよならにっぽん~季節の栖
と言うことで第五期も残す所2枚です。
とにかくこの企画だけはさだファンとして自分なりに完結したいと思いますので、お付き合いいただける方だけでも結構ですので、気長にお付き合いいただければと思います。
さて本日はSada Cityですが、このアルバムはアルバム紹介もまだ済ませていません。よって両方を兼ねさせていただきます。(次回の「もう来る頃」も同様です)
Sada City (2011.7.6)
1、桜の樹の下で 2、名画座の恋 3、プラネタリウム 4、廣重寫眞館 5、古い時計台の歌
6、図書館にて 7、黄昏アーケード 8、美術館 9、強い夢は叶う~Ryo National Golf Club~
10、泣クモヨシ笑フモヨシ~小サキ歌ノ小屋ヲ建テ~ 11、桜の樹の下で~reprise~
①ヒット:C
シングル曲があり、ヒットしていればA、していなければB(ただしほぼ知名度なしならC)、シングル無しならC
②コミカル:C
関白宣言、関白失脚、雨やどり、私は犬になりたいなどのコミカル系があるか?
③国風:C
飛梅、まほろば、修二会などの日本の文化、建造物などの曲があるか?
④恋愛ソング:B
いわゆる恋愛ソングが多いかどうか?ちなみにさださんの場合皆無のアルバムは無いです。
⑤社会性:C
前夜、空き缶と白鷺、遥かなるクリスマスなどの社会的な曲があるか?またその程度により分類
このアルバムを語る時、さだファンならば東日本大震災に触れずに語ることは難しいだろう。その、他人から見た、賛否は別にして、「今のさださんの在り様」はこの地点からあまり変わっていない(と感じる)。逆に言えば(あくまでも個人の印象として)前作の「予感」作成以前と明らかに違っていると思う。それほどアルバム作成時に起こったあの災害は、このアルバムに様々な影響を与えているのだろう。
例えばその距離感は阪神大震災時のアルバム「さよならにっぽん」の時とは異なっている。それはさださんが年を重ねたということもあるのだろうし、音楽業界の中での位置が変わったこともあるのだろう。
それは両アルバムの1曲目からして個人的には違いを感じる。
「さよならにっぽん」の同名の作品では「出来事を眺め、呟く」ある意味で諦めたようなあるいは諦めきれないような「弱さ」が歌詞にあった。
しかし今作の1曲目「桜の樹の下で」では「力があるなら力を出せ 知恵があるなら知恵を出せ お金があるならお金を出せ 何もないヤツは歌え」といった「強さ」が歌詞にあふれている。
つまり、標準的な、常識的な、倫理的、そして模範的な大人の言葉である。
最初に書いたようにこのことへの賛否は意味がないし、すべきでもない。賛成だからと言ってこのアルバムの価値をことさら上げるべきではないし、反対だからといってこのアルバムの価値を下げるのは不当である。不当と言って悪ければアルバムの鑑賞と言うものは本来そういうものではなくもっと「パーソナルなもの」であるべきだろう。
そういう意味で言うと80年代以降アルバムをリアルタイムで聴いてきた一ファンとしてはこのアルバムの違和感そのものは感じつつも、「だから曲が嫌いになる」訳でもないのだが、しかし「ん?何か変わったな」という微妙な感情を持ったことだけは白状しなければならない。それがこの企画を進める上でフェアな立場だろうと思う。
とはいえ、このアルバムの曲が気にくわないのか?というと全くそういうことではなく、とりわけ、2曲目の「名画座の恋」はやばいくらいによくできている。特に1番の歌詞の最後「仕送りが遅れると詫びる故郷の母の手紙 負けるなとは書いてないけれど 負けたくないと思った」の部分は今でもことあるごとに思い出す個人的満塁ホームランである。さらに実質的最後の曲「泣クモヨシ笑フモヨシ」はいつものバラードではないが、個人的大感激の曲である。前々作美しい朝の「一期一会」のようなさりげなさが心を打つ。
反面、「強い夢は叶う」の副題にプロゴルファーの石川遼さんの名前を入れたのは蛇足だったと思う。いや、さださんのアルバムに何を書こうが入れようが勝手といえばそれまでだけれども(汗)。曲も詩も良かったのにそれが残念だった。ちなみにゴルフにさほど興味がないので石川さんを嫌いだから、と言うわけではない。誤解を生まないようにそれは書いておく(まあ受けても仕方ないけど:涙)。
全体的に昔どこかで聞いたことのある「まさしんぐタウン」を意識して作られたものだろうことは分る。しかしそれと同時にもう一つの重みのあるテーマを内包してしまい、実質的テーマが広がり過ぎた感じがする。尤もそれは私の思い過ごしかもしれないけれども。出来ればSada Cityとは別のアルバムで震災やその周辺の出来事を歌った方が良かったかなあと思う。
と言うことで、いつものランキング。
1位「風見鶏」
2位「夢ばかりみていた」
3位「夢の吹く頃」
4位「ADVANTAGE」
5位「夢回帰線Ⅱ」
6位「私花集」
7位「風待ち通りの人々」
8位「自分症候群」
9位「おもひで泥棒」
10位「あの頃について」
変わりませんでした。ただ上記二曲だけはぜひとも聴いてもらいたい。そう思います。
では、また、近い?うちに!