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大分のさだまさしファンの独り言

大分に住んでいるさだまさしさんのファンです。所有のアルバムなどを紹介しながら不定期に思い出などを書いていこうと思います。

のちのおもひに

2009-02-19 01:48:12 | ライブアルバム

この国には納税の義務というものがありまして、そこはそれ、非合法集団や、自分の部屋を会社とのたまう振り込め詐欺グループであれば、納税?何それ?ってな感じでいけるのでしょうが、そこまでのアナーキーさと犯罪意欲は持ち合わせておらず、・・・・と何が言いたいかというと・・・・確定申告で忙しいので更新できませんでした、すみませんでした。ということです。
おそらくさだー1企画が終わらないうちにニューアルバムが出ちゃうな、と、予想が確信に変わる今日この頃です。

さて、そんなわけで、2月の更新は下手するとこれが最初で最後かもしれないと、おもったりもします。ごめんなさい。

で、さだー1のほうをやるほど時間もとれませんので、今日は通勤の車で地道に聴いたライブ盤のご紹介です。もうこれを逃すと聴く機会もないかな、という超大作を聴きました。

のちのおもひに  (94.4.25)



いつもの曲紹介は何しろ12枚組で大量ですのでさださんのHPにてご確認ください。

さだファンならご存知の20周年記念コンサートの模様を4夜分収録した巨大アルバムです。前回の10周年記念の書簡集の10枚組で引いていた自分が恥ずかしいです。しかし次の30周年記念アルバムの月虹では24枚組(12枚組が二つ)という大変なことになります。もちろん出ては消えるこの芸能界でコンサートメインで30年(昨年で35周年)やっていくのは並大抵ではありません。ですので、次回40周年では36枚あたりは覚悟してます。ってか3333回記念と30周年記念、35周年記念は買ってないし(汗)。いえ、いずれ買う予定ですよ。いずれ。

さて、このアルバム、豪華な箱に厚手のライナー(画像左)と3枚組のライブ(ちょうど1回分)が4セット入ってます。つまり四夜分ですね。

それぞれ、第一夜(エレクトリックナイト「愛」)、第二夜(ソロナイト「時」)、第三夜(アコーステックナイト「生命」)、第四夜(クラッシックナイト「夢」)と別れています。

最初がエレクトリックナイトなんで「破」から始まりびっくりは、いたします(笑)。

アルバム的には「逢ひみての」から「おもひで泥棒」あたりのさださんの歌声です。歌い方というか声が若いです。まあ十五年前ですから当たり前ですね。
どの夜が好きかは好みが分かれると思います。

で、このアルバムで特別なのはトークだと思っています。

ひとつめはその内容。有名な「妖怪かっとびじじい」も収録されていますし、特に第四夜の一番最後のトーク「親父の一番長い日」のあたりは、個人的にはさださんの数ある話の中では秀逸だと思っています。話の中身、いわゆるネタとしてはそうでもありません。いわゆる間の取り方、話の運びが最も優れていると思います。ネタばれになるのでぜひ聞いてみてください。第四夜の三枚目です。

また、二つ目は編集上やむ終えなかったのかはわかりませんが、ひとつのトークが2枚のCDにまたがっている。(Disk1の最後とDisk2の冒頭のように)
私の持っているライブアルバムでは初めてではないかと思います。(前述のようにそれ以降発売の3333回、30周年、35周年はもっていないので未確認)
最初聞いたときは車のカーステはCDの最後が終わるとまた最初から演奏するんで急に話が終わって演奏になったように感じてびっくりしました。

要するに、曲も多いがトークも多い、と。

あ~、あと、きみのふるさとをライブ版で久しぶりに聴いたので新鮮でした。

オークションで出ていますがやはり少しお高いですね。(ビデオの方が安かったりします。ビデオは収録内容がCDと違うかもしれませんので、あしからず)

ちなみに私のCDの外箱、ボロボロです(滝汗)。画像でわかるくらいですね。


では、次はいつになるかわかりませんが、また!
皆さんお元気で!

追伸)見捨てないでね。


交響詩~シンフォニックフォークコンサート

2008-08-09 18:20:08 | ライブアルバム

暑いですね~。
と、さりげなく始めてみましたが、しらじらしいほど間隔が開いてしまいました。
夏は仕事が忙しいんで、仕方ないんですが、個人的にブログをあと二つやってまして、先日買った「茨の木」も読めない状況です。
今日から夏季休暇に入りますので、何とか更新できました。
連日覘いていただいた方、申し訳ございません。
9月になったら平常更新に戻る(・・・・かな?)予定です。

さて、せっかく夏季休暇ですからライブ盤を聴き直してみました。
とはいえ、思い入れのあるものは紹介済みですので、とりあえず一番最初に見つけたアルバムをご紹介します。

交響詩~シンフォニックフォークコンサート  (95.12.21)



携帯で撮影したので画像が小さくなりました。(まだ使いこなせません・・・)。

Disk1
1、北の国から(Overture) 2、主人公 3、トーク① 4、桜散る 5、惜春 6、つゆのあとさき 7、線香花火 8、風の篝火 9、浜千鳥 10、浜辺の歌

Disk2
1、フレディもしくは三教街 2、秋桜 3、秋の虹 4、烈 5、トーク② 6、親父の一番長い日 7、トーク③ 8、防人の詩 9、風に立つライオン

タイトル通り、TOKYOフィルハーモニックオーケストラを後ろに従えて指揮がおなじみ渡辺俊幸さんという豪華メンバーで、95年の7月15、16日に行われました。
考えてみればこのコンサートからもう一回り12年たってるんですね。
つい先日ご紹介した、DVDの風の交響楽と同様のコンセプトでしょうね。後ろにいつものコンサートメンバーがいないので当時は新鮮でした。

このアルバムは、選曲が非常に好きなんです。桜散る、惜春、線香花火などもそうですし、秋桜と秋の虹を連続で演奏するなど、良い意味で実験的だと思いました。しかし、やはり特筆すべきは親父の一番長い日を編曲された生前の山本直純さんがこの曲だけ指揮をされるという、ある意味さだまさしファンにとっては衝撃的なアルバムなのです。当時の感動(?)秘話もトークで語られています。目立たないのに話題性の高いアルバム、そんな感じでしょうか。

ちなみに、二枚組のせいか、おなじみのトークが少なめの感じはします。(とくに1枚めは)
いろんな意味で贅沢な1枚という気がします。

では、またしばらくお休みさせていただきます。皆様暑さにご注意ください。


三年坂~完全版

2008-06-11 23:48:11 | ライブアルバム

はい、おっしゃりたいことはよ~く分かってます。
今回は何の言い訳もいたしません。こんなブログにも数少ないお客様がいらっしゃって毎日のように見ていただいているのに、この更新頻度。
後期高齢者医療制度がなかったら、こっちに批判の目が向いても仕方がございません。
今後ともよろしくお願いいたします。

で、今日は久しぶりなんで、ライブ版をやりますよ。
こんなこともあろうかと、昨日今日と車の中で聴いておりました。

三年坂~完全版~  (初版76.2.25、完全版は05.2.23)



Disk1
1、オープニング~精霊流し 2、交響楽 3、哀しみの白い影 4、殺風景 5、風と空 6、朝刊 7、ほおずき 8、縁切寺 9、笑顔同封 10、追伸 11、島原の子守唄 12、雪の朝 13、Question 14、告悔 15、紫陽花の詩
Disk2
1、バンコ 2、絵踊り 3、第一印象 4、さよならコンサート 5、僕にまかせてください 6、フレディもしくは三教街 7、無縁坂 8、あこがれ 9、精霊流し 10、掌

赤文字の曲は完全版で初収録

先日、グレープラストコンサート伝説の神田共立ライブが出されるまで、グレープの唯一のライブ版であり、このコンサートでもう解散を決めていたこともあって事実上の解散ライブアルバムとも思われてきたアルバムです。
このライブアルバムは最初に出された時、曲順が異なり、なおかつ数曲のカットがあったので2005年に完全版と言うことで出されました。

ちなみにコンサートではなく正確にはリサイタル。(何が違うといわれても困るんですが・・・・)後ろに弦があるようでゴージャス(死語?)になっております。また、お世話になったお礼もこめてアレンジを服部克久さんがやっています。(出典、ライナーノート)

今では考えられないのですが、客席からなにやらプレゼントが贈られております。さらにライブアルバムになると最初に公言したためか「さださぁ~ん」とか「よしださぁ~ん」などの黄色い声が頻発しております。
どう考えても私よりは年上のはずですから、今ご存命なら(失礼?)50~60歳くらいではないかと思います。
こういったのを聴くと、当時グレープがアイドルだったのが嘘ではないと実感させられます。

さらに、ステージトークも有名な大ネタが無く、吉田さんとの短い掛け合いも随所に見られます。完全版と言うだけあってステージ始まりのウグイス嬢のアナウンスも収録されており、そこになつかしの「バードコーポレーション」の名前が出てきます。
さださんの声も若く、解散コンサートではないために変に感情的になることも無く、1本のコンサートとして楽しめます。ただ少し緊張してる感じはあります。
昔からのファンにとっては当時を思い出すアルバムではないかと思います。

でも・・・・客層女性が多いんですね~(笑)。


響の森

2008-04-15 00:36:35 | ライブアルバム
ライブアルバムの紹介は結構聴くと大変なんですよ。2枚組み、3枚組み。聴けば2時間3時間。
ですから頻繁に聴いたライブアルバムからご紹介するわけで、と言うことは、持っているけれども聴いた回数が少ないライブアルバムが最後に来ますね。なにかがばれるな(汗)。

今日ご紹介するのは、大分出身、郷土の英雄(言いすぎ)が共演しております。

響の森~さだまさし25周年記念ライブ  (99.9.22)



Disk1  
1、多情仏心 2、主人公 ① 3、雪の朝 4、19才 ② 5、精霊流し 6、長崎小夜曲 ③ 7、あなたを愛したいくつかの理由(さだまさし・佐田玲子) 8、ひまわり(佐田玲子)

Disk2
④ 1、北の国から ⑤ 2、僕の胸でおやすみ(さだまさし・南こうせつ) ⑥ 3、歌紡ぎの小夜曲(さだまさし・南こうせつ)  ⑦ 4、ムギ  ⑧ 5、JONAH 6、前夜

Disk3
⑨ 1、天然色の化石 2、まほろば 3、修二会 ⑩ 4、桜月夜 5、夢の夢 6、秋桜 ⑪ 7、風に立つライオン

インデックス中の○の数字はトークが入っていることを示しています。

ちなみにいつもと写真のサイズが違うのは携帯を買い換えたので試し撮りをしました(汗)。最近の携帯は凄いですね。値段は高いんですけど(滝汗)。

閑話休題(汗)

このライブアルバムは25周年記念で、1999年6月29日、東京厚生年金会館で行われてすぐに発売になりました。折りしもコンサートの数日前に25周年記念アルバム「季節の栖」が発売されていますので、その収録曲がたくさん収録されています。

おなじみの佐田玲子さんとの共演もそうですし、オーケストラ形式で弦が充実しているようです。ですから、内容ももちろん音も豪華になっています。
また指揮者として渡辺俊幸さんがおり、その二人の絡みも収録されています。

さて、先ほど申し上げましたように、我が大分が生んだ巨匠、南こうせつさんがゲストとして二曲歌われています。1曲はさださんがこうせつさんの曲(途中でこうせつさんと共演)を、もう1曲は先のアルバムにこうせつさんが提供された曲を二人で。
二人の絡みも短いながら面白いです。さださんと谷村さんも面白いんですが、やはり徹子の部屋などでもこうせつさんとのからみが一番好きです。
まあ、地元出身の身びいきもあるわけですが(汗)。


さださんの声も現在に近く、コンサートメンバーも今に近いため、最近聴きはじめた方にも違和感はないでしょう。

ただ、逆に凄いのは、コンサートの終盤、もしくはアンコールでかかるはずの「主人公」が2曲目にいきなりきていることですかね。
1枚目はコンサートでおなじみの曲、2枚目は先の記念アルバムの曲、3枚目はそれらの曲がアンコールまでバランスよく配置されています。

CDも淡い金色(シャンパンゴールド?)で豪華さが際立っております。

ただ、ショックなのはこのアルバム、私の中では最近のアルバムという印象ですが実際はもうすぐ10年たとうとしていることです。悲しいやら、こわいやら。
思わず聴きながらこの10年のことを思い返していました(滝汗)。

夏・長崎から’89

2008-04-11 01:22:43 | ライブアルバム

いくら仕事で忙しいとはいえ、間隔が開きすぎではないか、と(汗)。
4月になってもうすぐ二週間なのに初更新ってのはどうなのか、と(滝汗)。
私と仕事とどっちが大切なの、と(寒)。
様々なご意見が交錯する中、久しぶりの更新です。

何しろ久しぶりですので、何にしようかと。
実はオリジナルアルバムのご紹介はあと1枚で終わります。バランス的に考えてそろそろライブアルバムを集中的にご紹介しないといけないかな、と。
ただ、私はこれを書くときは原則書いているアルバムを聴きながら書くわけです。その点さださんのライブアルバムは2~3枚組み、へたすりゃ10枚組、12枚組・・・・とあるわけで。おいそれとは聴けないわけですよ。だからどうしてもライブ版が後手後手になるわけですね。はい、言い訳終了!

今日、選んだのはこれです。

夏・長崎から’89  (89.11.10)



<Disk1>
1、きみのふるさと 2、女郎花 3、星屑倶楽部 4、長崎小夜曲 5、Yes,We Can 6、いつまでも 7、叱られて~Stop To Love 8、True Colors 9、Up Where We Belong

<Disk2>
1、交響楽 2、指定券 3、驛舎 4、初夏 5、あなたを愛したいくつかの理由 6、Amazing Grace~風に立つライオン 7、夢と呼んではいけない~Bye Bye Guitar 8、しあわせについて 9、長崎小夜曲 10、デイジー 11、祈り

さださんが8月6日の広島の原爆投下の日に長崎で平和記念コンサートをはじめたのは1987年でした。それから20年の間、2007年まで続けていくわけですがその間、無料コンサートを貫くわけです。個人だけでやるならともかく、毎回それなりのゲストも呼びます。もちろん協賛するスポンサーもあるのでしょうが、決して楽なことではないだろうと思います。
ネットの世界では様々な賛否、非難、賞賛を見かけることになります。私などはとうとう一回も参加できませんでしたから、それらを後で見るしかないのですが、しかし性格的に私はとにかく行動する人が好き。たとえ意見が正論であっても、行動しない人の意見は余り賛同できないわけで。
経緯はどうであれ、20年間、平和目的のコンサートをしかも無料で続けたことは事実です。その事実だけは今後いかなることがあっても覆すことは出来ないのでしょう。

さて、あれだけ長く続けてきたコンサートでありながら、しかもNHKで毎年のように放映されているにもかかわらず、CD化されているのはこの年(89年)の分だけです。
DVDBOXでは発売中のようですね。

時期は37歳。油の乗り切った時期です。
第一回目からこの年まで会場は長崎市営松山ラグビー・サッカー場。
声の感じがやはり若いですね。
アルバム的には「風待通りの人々」くらいだと思うんですが、選曲が良い感じです。

出だしのきみのふるさとは昔のコンサートの1曲目の定番だったらしく、コンサートが始まる期待感があります。女郎花は個人的に大好きな曲ですし、4曲目の長崎小夜曲はこういったコンサートでは文句なく合いますしね。
またDisk2でも交響楽、指定券、しあわせについて、祈りなどとにかくさださんを知っている人も余り知らない人も楽しめる選曲だと思います。
かつ、それほどベタでもない、と。

ゲストのロン・リチャードソンが日本語であいさつするところも含めて優しい雰囲気の漂うライブアルバムです。
いろんな意味で80年代の雰囲気が残るアルバムだと思いました。

今は廃盤でオークションなどでしか手に入れられませんが、お買い得なら買ってみてはいかがでしょう。
あ~、買った後での苦情は受け付けません(笑)。
一応さださん特有のなが~いトークはそんなにありませんので念のため(笑)。


谷村新司・さだまさし 夢ライブ

2008-02-19 00:11:21 | ライブアルバム
昔、私が中学のとき、やっとカセットのウォークマンが新発売で出た頃です。皆がそんなにお金持ちではありませんでした。時代的には初代の金八先生がいわゆるたのきんトリオでブームで、アイドルも松田聖子さんをはじめそうそうたるラインナップでして、演歌も元気があり、ユーミン、オフコースなどを初めとするニューミュージックも全盛期でした。
その時代はラジオが私たちの友達でした。深夜放送を聴きながら勉強をして、次の日のネタにする、なんて時代でした。
今はどうだか知りませんが、当時はラジオの深夜放送にものすごい人たちが出演していたのです。
有名なのは、今もあるのでしょうが、ニッポン放送のオールナイトニッポン。
中島みゆきさん、タモリさん、そして男性には忘れられない土曜日の笑福亭鶴光さん(笑)。深夜の一時から三時が1部。三時から五時までが二部。当時大分県のOBSラジオでは、ネット曲の関係でしょうか、二部は歌うヘッドライトの方になりましたから、三時になると四国の南海放送にあわせて二部を聴いていました。

時期を前後して文化放送でも、セイ・ヤング!という深夜放送をやっておりました。そのパーソナリティに谷村新司さんとグレープがいたのです。あいにく私はオールナイトニッポン派でしたし、当時の地元のラジオ局がそうでしたから仕方がありません。尤も、私がラジオに夢中になった頃、お二人はもうパーソナリテイではなかったのですが。
しかし、当時アリスとしても人気が高かった谷村さんを起用し(コンサート時には解散しておりました)、文化放送が夜の11時頃だと思いますが、短い(確か30分)番組をやっていたのです。
花王の提供で「青春キャンパス」という番組でした。これがかなり人気がありました。時間が比較的早かったこともあり、中学生も聞きやすかったこともあるのでしょうか。
経緯はくわしく知りませんが、この番組全盛期の1982年8月12日に日本武道館で、花王と文化放送が主催して谷村新司さんとさだまさしさんの競演が実現したのです。くしくも双方が山口百恵さんにヒット曲を提供していた、というのが理由ではないのでしょうが(汗)。

前フリが異常に長くなりましたが、そのコンサートをレコード化したのが今日ご紹介するアルバムです。



谷村新司・さだまさし 夢ライブ (82.10.6)



1、天までとどけ 2、防人の詩 3、セロ弾きのゴーシュ 4、精霊流し 5、長崎小夜曲~バイオリンのおけいこ(精霊流し)~小唄のおけいこ(さのさ) 6、雨昂-雨やどり・昂 7、RESISTANCE(ピアニストは撃たないで) 8、喝采(思い出のライト) 9、ライザ(LIZA) 10、陽はまた昇る 11、昂 12、秋桜 13、いい日旅立ち

※当時はレコードでしたのでAB面がございましたがあいにく失念いたしましたので、CDのインデックスをご紹介しておきます。
※CDには「夢ライブ」の表記はなく「谷村新司・さだまさし スペシャルライブ」となっておりますが、さださんのホームページが「夢ライブ」になっておりますので曲名を含めて転載させていただいております。

さださんと谷村さんは今でも仲がよいようで、少し前のNHKの例の深夜番組でも確か電話ゲストで出演していた気がします。

構成としては前半さださんの代表曲、ちょっと息抜き的なオリエンテーション?があり、谷村さんの代表曲、最後に山口百恵さんに提供した「秋桜」「いい日旅立ち」を一緒に歌います。最後は、ばんばひろふみさん、白鳥座など出演者全員が一緒になりますので、結構盛り上がります。
最後のいい日旅立ちはかなりいいですよ!
特筆すべきはさださんが歌うときに客席から黄色い声がかなり飛ぶところでしょうか。当時の人気を物語りますね。
ちなみに観客は1万人。先日のTVでの小田和正さんとの競演もそうですが、一夜限りでもいいので是非フォーク・ニューミュージックの祭典を企画してくれないかな、と切に願っています。

ちなみに、DVD化もされております。持っていますのでCD紹介が終わったらまたご紹介したいと思います。

今思えば、私の青春ど真ん中。全てが楽しくて仕方がなかった時代を思い出す、貴重な材料になっている大切な一枚です。

1000回記念コンサート・ライブ

2007-12-20 23:30:53 | ライブアルバム

さださんの数あるライブアルバム。
私が勝手に分けると、4種類に分けられると思います。
①ベスト型:随想録、親展、ライブベスト、トーク集など
②周年記念型:書簡集(10周年)、15少年漂流記(15周年)、のちのおもひに(20周年)、響の森(25周年)、月虹(30周年)
③回数記念型:1000回記念、LIVE二千一夜(2000回?2001回?)、燦然會(3000回)、3333回記念
④単発記念コンサート型:夢ライブ、夏長崎から、交響詩、瑠璃光など

所有していないものも少しあります。特に最新の月虹や3333回などは手が出にくい感じです(笑)。
ただ、まあ大体のライブアルバムを聴いた結果として、お勧めの一枚はダントツでこれです。

1000回記念コンサートライブ  (85.9.25)



Disk1:1、きみのふるさと 2、トーク① 3、哀しきマリオネット 4、縁切寺 5、僕にまかせてください 6、トーク② 7、軽井沢ホテル 8、夢 9、トーク③ 10、桐の花
Disk2:1、渚にて 2、Close Your Eyes 3、トーク④ 4、坂のある町 5、掌 6、トーク⑤ 7、まんまる
Disk3:1、トーク⑥ 2、恋愛症候群 3、春雷 4、セロ弾きのゴーシュ 5、トーク⑦ 6、つゆのあとさき 7、O.K! 8、長崎小夜曲 9、トーク⑧ 10、主人公 11、トーク⑨ 12、道の途中で

※このアルバムは最初は二本組みのカセットのみの発売でした。当時は持ってましたが人に貸して帰ってきてません(涙)。
それがCD版になって3枚になりましたので、いわゆるカセット時のA面B面の記憶が曖昧ですので今回もCD版のインデックスとさせていただきます。

この年の5月に初めてさださんのコンサートに行って(大学一年)感動して(また雑談で書きます)すぐの発売でした。

何がいいって
その1、曲がいい(グレープ時代から当時の最新アルバムまでバランスよく、しかもベタな曲ばかりでもない)
その2、話がいい(お勧めはDisk2のトーク④、今聞いても笑います)
その3、熱気がいい(コンサートの臨場感が伝わります。長すぎるアンコール:笑、千回記念の曲の発表とライブ録音、そうあの曲です)

これだけたくさんライブアルバムはもっているのに、何回も聴きたくなるのはこのアルバムくらいかもしれません。
また10周年や20周年のようにものすごい数でないのも聴きやすさの秘密かもしれません。

オークションでも時々出ます。大体高いので無理して買うのはどうかと思いますが、もしお近くにあれば、是非聴いてみてください。
あ~ちなみに高値で買って聴いたのに大したことなかった!責任取れ!ってクレームは一切受け付けませんので(爆)。
あくまでも個人の評価ですからね。

ちなみにこの年(1985年)はオリジナルアルバムも2枚出し、このライブで録音したあの曲もヒットし(13万枚以上)、さださんにとっては充実した年だったと思います。
私にとっても若い頃を思い出す、懐かしい一枚になっています。


随想録(エッセイ)

2007-12-15 00:32:21 | ライブアルバム

今週は仕事が忙しくて二回しか更新できませんでした。年末に向けていつ更新できるかわかりませんがこれからもよろしくお願いします(汗)。

さて、久しぶりのライブアルバム。
今でこそさださんのライブアルバムはたくさんでています。(廃盤も多いのですが)
先日ライブベストも出ましたし、やはり、さださんのライブには人気があります。

しかし意外にもソロ初のライブアルバムはソロになって4年後、フリーフライト設立後でした。しかし、このアルバム、初期のさだファンにはライブアルバムの代名詞のようなアルバムです。

随想録(エッセイ) (79.11.10)



Disk1
1、OVERTURE~交響楽 2、きみのふるさと 3、トーク① 4、案山子 5、秋桜 6、最終案内 7、トーク② 8、敗戦投手 9、トーク③ 10、第三病棟 11、晩鐘

Disk2
1、休憩~雨どりや 2、関白宣言 3、トーク④ 4、木根川橋 5、療養所 6、トーク⑤ 7、転宅 8、掌 9、飛梅 10、トーク⑥ 11、つゆのあとさき 12、ひき潮 13、天までとどけ~EPILOGUE

※発売時はレコードでしたので、AB面がありましたが今回は記憶が曖昧ですのでCDのインデックスを載せています。また最後のひき潮と天までとどけは付録のEPレコードだったと思います。

このライブアルバムは現在の3333回記念アルバムのような、ひとつのライブの収録ではなく、色々な場所のライブをつなぎ合わせた形になっています。ライナーノートに場所、日付が書いてあります。

しかし、その自然さ、そして何よりさださんが若く、初々しい。
逆にいわゆるさださんのライブの特徴でもあるなが~~~~~い話を期待すると裏切られます。一応トークは挟まれていますが、それぞれは1分~2分と短いものです。
※(追記)後で聴いてみて訂正します。B面のほうのトーク⑥は結構長いです(8:41)。
現在このアルバムは廃盤になっていて、オークションでも結構お高い値段になっているようです。ですのでステージトークを期待される方にはお勧めできません。

見所としては、①1曲目の交響楽が良すぎる。交響楽のアレンジで一番好きです。
②掌はスタジオ録音の物よりいい!(と思います。)
③CD未収録の曲がある。伝説の「雨どりや」(もちろん誤植ではありません)。
ちなみに敗戦投手も未収録でしたが、最近発売された、ライブベストに収録されているようです。
④つゆのあとさきのライブらしい終わり方が良い。
などでしょうか。

古くからのファンに人気のあるこのアルバム。見かけたら聴いてみてください。

あ~、あと声が若い(笑)。


書簡集

2007-11-07 22:48:10 | ライブアルバム
さださんの醍醐味の一つにコンサートの面白さがあります。
このブログでもそろそろ、ライブアルバムをご紹介しないと、と思いまして、何からご紹介しようか迷いました。
先日3333回のコンサートのCDが出ましたが、今までのライブ版で最もお祭り感が強かったと思うのは、やはり10枚組20000円(当時のLPレコードで)という設定をしたこのライブアルバムではないでしょうか?

書簡集 (84.6.25)



いつもの曲の紹介ですが・・・・何しろ曲の数が多いので(苦笑)、さださんのホームページでご確認下さい。

ちなみに画像はCD版ですが、当時私は(高校生)下宿していたので、月々のお小遣いをやりくりして、さらにお年玉の残りを投入してやっと買いました。
実は当時顔見知りのレコード屋さんに予約にしに行ったとき「止めといた方がいいよ」といわれたのです。買いに行って止められる(笑)。
今考えると、もしも私がキャンセルした時、20000円もするアルバムは売れないから困る、とでも思ったのかもしれません。今なら同情できます。

LPレコードですから、A面B面合わせてもせいぜい1時間。ですから、コンサート全てと言うわけではなく、あちこちで実施したの10周年記念ライブから集めたものでした。
しかし、これが出来が良かったと今でも思います。

とりわけ、トークと曲のバランスが大変良かったな、と。
その前に出した、ソロになって始めてのライブアルバム「随想録」は曲中心でトークが少なかったのです。そういった意味では、さださんのライブ感をより実感させてくれる構成だったと思います。
とりわけ、私が好きなのは8~10までの最後の三枚。有名なバイトのトークも収録されています。(「うぶかた~~~~~!うぶかた~~~~~~!」の奴です:笑)
またCDでは10枚全て別売りのためありませんが、LP(10枚組み)についていた、豪華な歌詞集、そして写真をふんだんに使った10周年の軌跡。また豪華な外箱。まさに記念アルバムにふさわしい豪華さでした。
CDが中心の生活になって、LPを全て手放したあと、願わくば、是非あの豪華セットで復刻を待っていましたが出ないようなので、ネットオークションでそろえてしまいました。
今でも、時折聴くと、20000円を払って買ったあと、プレーヤーのある知り合いのKさんの家に行って針を落とす時の緊張感がよみがえります。



でも、やはり高いですね(苦笑)。

いつもの時代紹介はオリジナルアルバムのGlassAgeの時に書きます。