今夜はサー・サイモン・ラトル指揮ロンドン交響楽団の東京公演で東京芸術劇場。
ベルリオーズ/序曲『海賊』、ドビュッシー/リア王、ラヴェル/ラ・ヴァルス
ブルックナー/7番
すごい。
海賊がはじまってすぐ、すごい弦に身体の中に戦慄が走った。
素晴らしい。これまで聴いたどのオーケストラよりも。どのコンサートよりも。
こんなすごい海賊もリア王もラ・ヴァルスも7番も聴いたことはない。
N響でも読響でもこんな演奏は聴いたことがない。
ベルリンフィルに飽きたマエストロが選んだオーケストラだからか。
マエストロが振ったらN響や読響もこんなブルックナーになるんだろうか。
楽団員が退場しても帰ることができなかった。
カーテンコールは鳴り止まず、マエストロは再びぼくらの前に姿を見せてくれた。
嬉しかった。
マエストロ、最高の夜をありがとう。