Sing Listen Travel 〜歌って、聴いて、旅をして〜

リタイアしてから鬱憤を晴らすようにできなかったことをやってきた。でもマンネリ化してる。まだやり残してることをやろう。

プラハ・エステート劇場の魔笛

2016-11-21 09:46:18 | Central Europe Travel 2016

 カフェで疲れがとれたので、Tescoや書店を覗きながら再びナ・プシーコピェ通りを歩きました。仕事が終わった人たちで通りには活気がでてきます。
 開場時間になったのでエステート劇場に入りました。初めてのヨーロッパのオペラハウス、感無量です。感じの良い係の人が開演前は撮影していいですよと教えてくれました。
 この劇場は18世紀の後半に新古典様式で建てられ、ヨーロッパ中で唯一、その様式を今日まで元来の状態で保っている建築物です。モーツァルトも何度もステージに立ちました。1787年10月29日には自信の指揮で「ドン・ジョヴァンニ」を初演。また「フィガロの結婚」を指揮したこともあるそうです。
 席は最前列から3列目。オーケストラの人たちの表情までよく見えましたが、その中には日本人演奏者の顔もありました。そしてなんとパミラを演じているのも日本人、金城由起子さんでした。
 2008年インターナショナルドボザークコンクール3位、最優秀ドボルザーク賞、最優秀モーツアルト賞等を受賞され、2012年からプラハ国民劇場専属歌手として歌っていらっしゃるとのことです。 http://www.yukikokinjo.com/jp/
 あっという間に時間が過ぎました。素晴らしい内容で感激しました。チケットは劇場のサイトで直接とったのですが、こんな席が2人で1万円を超えませんでした。いつかプラハに1ヶ月くらい滞在してオペラやコンサートを満喫したいものです。劇場をでても余韻覚めやらず、プラハの夜をもう少し徘徊したい気分でしたが、明日の出発も早いのでタクシーでホテルに戻りました。それにしても今日はホントに忘れがたい1日でした。

 

 


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