Sing Listen Travel 〜歌って、聴いて、旅をして〜

リタイアしてから鬱憤を晴らすようにできなかったことをやってきた。でもマンネリ化してる。まだやり残してることをやろう。

METライブビューイング「トゥーランドット」

2019-11-22 21:55:45 | METライブビューイング

今日は東劇でMETライブビューイングの「トゥーランドット」。
MET2009-10シーズンのグレギーナとジョルダーニは観てるし、今年は新国立のイレーネ・テオリンが自害しちゃう超新演出のと、町田イタリア歌劇団で薮田瑞穂さんが素敵だったのも観てるので。
正直そんなに期待感いっぱいってわけじゃなかったんだけど、やっぱりMETはすごいね。特にこんな目も眩むような豪華舞台のオペラ、生で観たらたまんないでしょう。MET行くんなら演目はボエームなんかじゃなく、こういう豪華絢爛なものがいいだろうって思いました。

ガーキーはワルキューレがすごかったけど、トゥ姫って感じかなぁ、なんてちょっと思ってたんだけど。すごい歌唱力に完全脱帽。
でもけっこうデブなんだね。顔は美形なのに惜しい。しかしこの人アメリカ人だよね。幕間のインタビューで、いきなりのアリアで大変でしょうに対して。ぜんぜん平気よ、準備してるからね。これじゃ聞き役のエンジェル・ブルーも二の句が告げず笑。
ワルキューレのときも、ヴォイトが大変だったでしょうっていっても、ぜんぜん平気よ、楽しいわって。ヴィイト内心こいつって思ったろう笑。

カラフ役のエイヴァゾフがネトレプコの夫とは知らなかった。頑張ってたし、声援も大きかった。でも大スターにはまだもうひとつかな。
リューのエレオノーラ・ブラットの方が強い印象受けました。
他の歌手もみんな達者だし、合唱はホントにすごい。セガンも溌剌としててかっこ良い。話も興味深い。でもなんといっても故ゼフィレッリの演出、舞台美術は比類のないものでしょう。
生でトゥラン観るんなら、絶対にニューヨークだなぁ。いつか行けるのかしらん。













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