おもしろかった本(その18)は、かとうちあきさんの「バスにのってどこまでも(安くても楽しい旅のすすめ)」です。
バイク旅も はじめての北海道 で一区切りついたはずなのに、図書館に行くと紀行書コーナーに立ち寄ってしまうのですよね。
そして、今回見つけたのが ↓↓↓ この一冊。
「バス」ってところがちょっと引っ掛かるけど、サブタイトルの「安くても楽しい旅のすすめ」が気になって手に取ると
北は秋田から西は岡山まで。
東京を夜出れば、翌朝には日本全国だいたいのところに行けてしまう。
高速バスを使って、宿泊は野宿。
1万円あれば旅はこんなに楽しめる!
野宿なんてできない、というあなたにもきっと役立つ
お金をかけない旅のノウハウ満載(のはず・・・・・)。
と裏表紙に書かれていて、しかも著者は若いおねえちゃんらしい。 これは読むしかないでしょう。
読みだすと、一人旅かと思いきや編集者のYさんという男性の方と一緒で、本を書くのが目的の旅行だったりで、わくわく感が半減。
それに、"美術館に荷物を取りにゆきました"などの文体や、嫌いなタレントの鈴木奈々さんみたいに同じ言葉を3回繰り返したりと、
プロの作家とは思えない書き方やウケを狙った文章が気になったりで、がっかり。
でも、最後まで読んでしまいました。 なぜって、野宿ものの紀行本は貴重で、なにか得るものがあると思ったから
本の内容は、タイトル通り 高速バスを使って全国を旅するお話で、予算1万円以内、必ず1泊の野宿をすることが条件。
2011年2月から月刊誌「増刊大衆」に連載されたものに加筆し、2014年9月に出版された本でした。
著者の かとうちあき さんは、
1980年神奈川県生まれ。法政大学社会学部卒。 在学中、就職活動はせずに旅を続けることを決意。
2004年、旅ミニコミ誌『野宿野郎』を創刊、編集長にして発行人を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
とのこと
軽自動車と同じ料金を払って苦行の高速移動を考えると、夜行高速バスは有効だとは思うけど、たぶん利用することはないでしょう。
興味がある方は読んでみてはいかがでしょうか。 得るものはあります。
では、では、
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