江口昇次 名大名誉教授Shoji Eguchi, Nagoya Univ., Prof.em., Today!

思うままに<日記、化学学術誌H.C.紹介、科学トピックスなど>

ふるさとは今もかわらず に元気をもらう

2015-06-29 | 日記
平成27年度前期岩倉市生涯学習講座(全4回)「懐かしい歌を歌いましょう」講師 声楽家・名古屋二期会 手塚淑子 が今日で修了した。昨年後期にも同様の講座に参加して大いに元気をもらったので今回も参加しました。曲目は♪みかんの花咲く丘、♪鈴懸の径、♪いつでも夢を、♪花の街、♪下町の太陽、♪青い山脈、♪夜明けの歌、♪故郷、♪夜明けのスキャット、♪真夜中のギター、♪青葉城恋歌、♪ハブの港、♪琵琶湖周航の歌、♪少年時代、♪ふるさとは今もかわらず で古くは大正時代(大正3年)から昭和、平成と懐かしい歌が選ばれていて、それぞれについて有名なエピソードの紹介と曲の歌い方の注意点(強弱や発声発音など)の解説があり、普段歌わない歌えない者にとっても声を出して歌いやすい。中には学生時代に口ずさんだ鈴懸けの径(立教大学池袋キャンパスに記念碑)や琵琶湖周航の歌(旧制三高(現)京大寮歌)もあって懐かしく思い出された。しかし最も印象的で元気をもらった歌は新沼謙治さん作詞・作曲の「ふるさとは今もかわらず」である。この歌については2011年の東北大震災での博江夫人の死を乗り越えて新沼謙治さん自身が作詞作曲されて歌われて多くの人々を励ましていることで知られている。この講座でもこの歌については1回目から丁寧に手塚講師が歌唱指導されて何とか歌える(口ずさむ)ようになった。内容も非常に感動的であった。勿論、故郷に関する歌は他の名曲も多くありまた有名な室生犀星(1889年・明治22年~1962年・昭和37年)の
「ふるさとは遠きにありて思うもの
そして悲しくうたうもの
よしや・・・」 の詩も望郷を歌った詩として思い出される。
実は昨日も岩倉市6月のロビーコンサートでアンサンブルジョカーレ(ホルン吉藤光二・フルート安藤よしの・ピアノ伊藤さおり):初夏の風によせて を楽しんだがその中で元名フィルホルン奏者吉藤氏がドイツ留学時代の望郷の念を語られていたのも印象的であった。


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