ねじれ国会の功罪

マスコミや政治家たちが「ねじれ国会・ねじね国会」と騒いでいるが、このねじれ国会の功罪を検証してみたい・・
まず「罪」から・・衆議院で通過した法案等が参議院で否決され、法案等の成立が大幅に遅れている。早急の対応には不向きの国会になってしまった・・・「罪」はこれだけだろう。そして「功」である。功はたくさんある。今まで官僚支配の国会が、昨年夏の参議院選挙で民主党が勝利し、議員中心の国会運営が少しではあるが進展し始めた。これにより、年金問題、暫定税率問題、暫定税率に絡む、国土交通省の無駄使い問題、もちろん社会保険庁の無駄使いを含めて・・・
そして、アメリカ駐留軍への「おもいやり予算」等々、今までは、野党が質問しようとしても時間切れ⇒強行採決で運営されてきた国会が、政治家の不正や公務員の不正などが暴かれてきた。われわれ国民が始めて知る内容ばかりである・・・このねじれ国会を解消するには、解散・総選挙。そして、政権交代しかないのかも・・・