庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

郵政民営化の失敗

2006-12-30 19:55:40 | Weblog
郵政民営化を何故、小泉氏が実施したのか?いかにも民営化すれば公費負担が減少するかのような世論誘導によって郵政は民営化してしまった。
教育改革のタウンミーティングのように世論誘導の産物である。
郵便局を民営化してもサービスは変わらないと言っていたが、簡易郵便局が10%程度削減されるという。都市に住む人たちにはあまり問題はないが、山間部に住む年金暮らしの老人にとっては死活問題である。いままでは近くの郵便局に行っていたのに廃止により数キロ離れた金融機関に行かなければならない事態があるという。何故、何故、小泉氏は郵政民営化を実施したのか?これは私怨である。角福戦争(田中角栄と福田赳夫の主導権争い)当時、小泉氏は福田氏の秘書、田中角栄の強力な支持母体である「大樹会(特定郵便局長会)」支持母体をただただ潰したかったのである。国民の為ではない。道路公団の民営化にしても、総て旧田中派憎しから始まった私怨であるみとを我々は感ずるべきである。
悲しいことであるが小泉前総理は、その程度の人間であることを理解すべきである