庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

ホワイトカラー・エグゼンプション

2006-12-28 08:59:16 | Weblog
来年の国会でホワイトカラー・エグゼンプション(労働時間制の適用除外)が成立する可能性がある。一定の年収(800~900万円と言われているが・・)のあるホワイトカラー労働者の残業手当を支払わなくても良いという「悪法」である。
この法律が成立。施行されると、ただでさえ「過労死」が数多く発生しているのに、その過労死を増やそうとする「過労死促進法」といえるのではないだろうか?
政府はなぜ、この法律(悪法)を通過させようとするのか?これはアメリカの日本に対する政策要求と財界からの要望である。自民党政府は財界からの政治献金が欲しくて、財界の言うことはなんでも聞く、まさに自民党は財界のイヌである。
経営者にとっては一人当たり年間140万円の節約になるという。ただでさえサラリーマンの年収は低下しているのに・・・逆に会社役員の年収は増加しているのに・・・経団連会長の御手洗氏の出身会社「キャノン」も政治献金を開始するという。自民党のみなさん財界のイヌになるより国民に奉仕して下さい。